元セビージャ主将グデリのヘタフェ加入が正式決定
元セビージャFCのキャプテンであり、セルビア代表でもあるネマニャ・グデリのヘタフェ加入が正式に発表されました [1-3]。契約期間は1年間です。
グデリは今年6月30日にセビージャとの契約が満了し、サウジアラビアやイタリアのウディネーゼ、ボローニャ、さらにはラ・リーガの他クラブからもオファーを受けていました。一時はセビージャに近い場所でのプレーを望んでマラガと交渉を行ったり、セグンダに降格したマジョルカからの好条件のオファーを検討したりしていましたが、最終的にサプライズと言える形でヘタフェを選択しました。
グデリは退団にあたり、自身のSNSでセビージャのクラブやファンに向けて『また会いましょう』という温かいメッセージでお別れを告げ、約2ヶ月の熟考を経てコリセウムを新たな挑戦の舞台に選びました。
ヘタフェは彼のこれまでの豊富な経験と高いユーティリティ性を絶賛しています。34歳のベテランである彼は、オランダ、ポルトガル、中国、そしてスペインでのプレー経験があります。セビージャでは公式戦261試合に出場し、クラブ史上5番目の外国人出場記録を打ち立て、2020年と2023年にはUEFAヨーロッパリーグのタイトルを掲げました。
さらに昨シーズンはリーグ戦34試合に出場(うち26試合で先発)、2347分間プレーして2ゴールを記録しました。セルビア代表としても75試合の出場実績があり、2022年のカタールワールドカップや2024年のユーロ(欧州選手権)でも活躍した実績十分のミッドフィールダーです。 (via Estadio Deportivo)
アトレティコの若手MFオベド・バルガスの獲得が合意間近
ヘタフェは、アトレティコ・マドリードに所属する21歳のメキシコ代表ミッドフィールダー、オベド・バルガスの獲得に大きく近づいています。現在、買い取りオプションのないレンタル移籍での合意に向けて最終調整に入っています。
バルガスは今年1月にMLSのシアトル・サウンダーズから300万ユーロの移籍金でアトレティコに加入しましたが、ディエゴ・シメオネ監督の構想からは外れており、開幕から3試合連続で招集メンバーから外れています。アトレティコ側は彼の才能と将来性を高く評価しており、ラ・リーガの他クラブへレンタル移籍させてスペインサッカーに適応させることを望んでいました。
これまでデポルティーボ・アラベスが獲得に最も近いとされていましたが、イタリアからの500万ユーロにボーナスを加えたオファーを拒否してアントニオ・ブランコの残留と契約延長に舵を切ったため、バルガスの獲得競争から後退しました。他にもバレンシアやマラガ、レアル・ベティスなどが関心を示していました。
しかし、ヘタフェがこの争奪戦をリードしている最大の要因は、パルチザン・ベオグラードを破ってカンファレンスリーグのリーグフェーズ進出を決めたことです。ヨーロッパの舞台でプレーできること、そしてアトレティコと同じマドリードを拠点として生活環境を変えずに済むことが、アメリカのアラスカ生まれでスペインのパスポートも持つバルガス本人にとっても魅力的な条件となっています。アトレティコの最終決定を待つのみの状況です。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
移籍市場の閉幕が迫る中、経験豊富な実力者ネマニャ・グデリの公式加入と、前途有望な若手オベド・バルガスの獲得間近という、ヘタフェの中盤強化に向けたビッグニュースが飛び込んできました。カンファレンスリーグ参戦という欧州の舞台が大きな強みとなり、新戦力の確保においてセビージャなどのライバルを圧倒する形となっています。
