死闘ベオグラード!激戦を耐え抜き4度目の欧州本戦切符を獲得
ヘタフェはベオグラードの過酷なアウェイゲームで、パルティザンの凄まじい反撃にさらされながらも、なんとか耐え抜きました。試合は1-2で敗れたものの、ホームでの第1戦を3-1で制していたため、2戦合計4-3でUEFAカンファレンスリーグ本戦(リーグフェーズ)進出を決めました。
スタジアムはまさに火の海のような熱狂に包まれ、2万5000人ものパルティザンサポーターが大声援を送る中、ヘタフェは防戦一方の苦しい展開を強いられました。前半には、相手のシュートがポストを直撃したり、VARによるミリ単位のオフサイド判定で得点が取り消されるなど、幾度も失点のピンチを迎えました。
後半に入ると、ミスから相手に先制を許し、一時的にパルティザンが勢いづく展開となりました。それでも、後半半ばに同点ゴールを決めたことで息を吹き返します。その後再び勝ち越され、試合終了直前の後半93分には、相手の決定的なヘディングシュートがゴールをわずかに外れるという九死に一生を得る場面もありました。それでも粘り強い守備で耐え抜き、クラブ史上4度目となる欧州カップ戦の本戦出場という歴史的な切符を掴み取りました。(via ElDesmarque / SPORT / Mundo Deportivo / AS)
エースのエネス・ウナルが覚醒!3試合連続弾で救世主に
昨シーズンから怪我に苦しんでいたエースのトルコ代表FWエネス・ウナルが、完全復活を遂げました。このパルティザンとの第2戦でも、1点ビハインドでスタジアムが最高潮に達していた後半69分、キコ・フェメニアのコーナーキックを太ももで見事にコントロールし、左足で値千金の同点ゴールをねじ込みました。
ウナルはこれで、パルティザンとの第1戦、ラ・リーガ第2節のレーシング・サンタンデール戦、そして今回の第2戦と、公式戦3試合連続でゴールを奪う驚異的な勝負強さを発揮しています。彼の圧倒的な決定力は、薄い選手層に悩むボルダラス監督にとって最大の強みであり、コリセウムのサポーターの間でもその存在は完全にカリスマ的なものとなっています。(via MARCA / ElDesmarque)
トレス会長が明かす補強の内幕!本戦決定で2選手を即座に補強へ
ヘタフェのアンヘル・トレス会長から、チームの未来を左右する極めて重要な発表がありました。会長は、今回のカンファレンスリーグ本戦(リーグフェーズ)進出が確定したことを受け、すでに移籍交渉が合意(クローズ)していた2名の新戦力を即座に獲得したことを公表しました。
ヘタフェは現在、非常に手薄な選手層で過酷な日程を戦うことを余宜なくされており、ボルダラス監督も頭を抱えていました。今回のヨーロッパ本戦決定により、この2名の新戦力が加わることが確実となり、これからの長いシーズン、そしてヨーロッパでの戦いに向けて大きなブーストとなることは間違いありません。(via MARCA)
約300万ユーロの財政潤沢化!欧州参入がもたらす超ビッグボーナス
今回のカンファレンスリーグ本戦進出は、ピッチ上の栄光だけでなく、クラブの台所事情にとっても決定的な恩恵をもたらします。リーグフェーズへ進出したことにより、ヘタフェはUEFAから約300万ユーロ(約3億円)に上る分配金を獲得することが確定しました。
この莫大な臨時収入は、財政面での制限が多いヘタフェにとって、選手登録やさらなる補強のための極めて貴重な資金源となります。また、ベオグラードの過酷な地には約50名の熱狂的なヘタフェサポーターが駆けつけており、選手たちとともに歴史的な快挙とクラブの未来を切り拓くこの経済的な成功を喜び合いました。(via MARCA)
名将ボルダラスが語る苦悩と歓喜『過度に苦しみ、多くの修正が必要』
死闘を終えたホセ・ボルダラス監督は、記者会見の場で厳しい表情を見せつつも、本戦進出の喜びを語りました。
指揮官は、試合内容について『私たちは過度に苦しんでしまいました。自分たちのミスによってパルティザンをこの戦いに引き戻してしまい、非常に厳しい時間を過ごすことになりました。苦しい試合になることは分かっていましたが、幸運にも次に進むことができました』と、選手たちのミスが招いたピンチに厳しい姿勢を示しました。
それでも、大会の意義について『これはクラブにとってもファンにとっても大きな喜びです。パルティザンは現在問題を抱えているとはいえ、非常に熱狂的なファンを持つ歴史的な大クラブであり、彼ら相手の突破は私たちにとって奇跡のようなものです。私たちはまだ発展途上の若いクラブ。経験を積み、ミスを学び、修正していくための素晴らしい機会をこのカンファレンスリーグで得られたことが何より嬉しいです』と語り、欧州での戦いを通じたチームの成長に強い期待を寄せています。(via MARCA)
電撃的な前半戦術変更!ボルダラスが敢行したサゾノフ交代の深層
この試合のターニングポイントの一つは、前半38分という極めて早い時間帯に行われたボルダラス監督の決断でした。この日、出場停止となったアブカルの代わりにセンターバックで先発したジョージア代表DFサバ・サゾノフは、立ち上がりからファウルを連発し、早い段階でイエローカードを受けていました。
その後も危ういプレーを続け、退場処分のリスクが非常に高くなったため、ボルダラス監督は前半の終了を待たずにサゾノフを交代させる決断を下しました。
代わりにアンドレス・ガルシアが投入され、チームのフォーメーションは5-3-2から4-4-2へと変更されました。この大胆かつ迅速な修正により、ヘタフェは守備の安定を取り戻し、ボールを保持してパルティザンの猛攻をいなす時間帯を作ることが可能となりました。指揮官の冷徹で的確な危機管理能力が、最悪のシナリオを未然に防いだと言えます。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)
モナコ抽選会のポット分け確定!アタランタやアヤックスら強豪と激突の可能性
本戦進出を決めたヘタフェが臨む、UEFAカンファレンスリーグ・リーグフェーズの抽選会詳細が決定しました。抽選会はモナコのグリマルディ・フォーラムで木曜日の13:00(現地時間)から開催されます。
今大会から新フォーマットが導入され、ヘタフェは「ポット3」に割り振られました。リーグフェーズでは、ポット1から6までの各ポットから均等に対戦相手が選ばれ、ホームで3試合、アウェイで3試合の合計6チームと対戦します。
ライバル候補となる各ポットの顔ぶれは以下の通りです。
ポット1にはアタランタ、ブラガ、アヤックス、フライブルク、モナコ、コペンハーゲン。
ポット2にはミッティラン、エストレージャ・ロハ、ヘント、パナシナイコス、パフォス、ブライトン。
ヘタフェと同じポット3にはルガーノ、クオピオ、トゥウェンテ、ボラツ・バニャ・ルカ、シント=トロイデン。
ポット4にはリンカーン、ブラン、ハーツ、カイラト、トラブゾンスポル、クラヨーヴァ。
ポット5にはリガ、ハイドゥク・スプリト、ヤブロネツ、AGF、ノアシェラン、インテル・エスカルデス。
ポット6にはトゥーン、CSKAソフィア、カウノ・ジャルギリス、ミャルビー、イベリア1999、エグナティア。
大会の開幕は10月15日を予定しており、かつてヨーロッパリーグでアヤックスを破るなど旋風を巻き起こした「ユーロ・ヘタ」が、再び欧州の舞台で新たな歴史を刻み始めます。(via MARCA)
【本日の総括】
過酷なベオグラードのアウェイ戦を執念の守備とウナルの決定力で乗り越え、ヘタフェは再びヨーロッパの表舞台へと帰ってきました。トレス会長による補強完了の発表や約300万ユーロの財政潤沢化など、クラブにとってこれ以上ない未来への追い風が吹いています。
