次期監督人事と夏の大型補強計画

来季の監督人事については、ジョゼ・モウリーニョの13年ぶりの復帰が確実視されている。ベンフィカとの契約解除金は、最終戦から10営業日が経過したことで700万ユーロから1500万ユーロ(2026-27シーズンの契約全額に相当)に上昇したものの、ペレス会長はこれを支払うことを受け入れた。モウリーニョの代理人であるジョルジュ・メンデスが主導したこの契約は、2029年6月までの2シーズン+成績に応じたオプションの3シーズン目という条件で、ペレスが選挙で勝利した場合にのみ有効となり、選挙プロセス終了後に公式発表される。ベンフィカは後任としてマルコ・シウバを第一候補に挙げている。

一方、リケルメ候補はモウリーニョ以外のスペイン人監督と接触しているとされ、ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が浮上している。ラジオ番組でレアル・マドリードの監督就任について問われたマルティネス監督は数秒の沈黙の後、『ポルトガルは電波がありません』と冗談で返し、明言を避けた。

夏の移籍市場の補強計画も両陣営で熱を帯びている。ペレス会長のリストには、PSGのジョアン・ネヴィス、インテルのアレッサンドロ・バストーニ、そしてオサスナで活躍しスペイン代表にも選出されたビクトル・ムニョス(800万ユーロの買い戻しオプションあり)の3人が含まれている。さらに、「2300万ユーロの革命」として、下部組織出身の若手を買い戻す計画も進行中である。コモをチャンピオンズリーグ出場に導いたニコ・パスは、1000万ユーロ未満の900万ユーロで買い戻されることが決定しており、6月30日の期限を前に、選挙結果に関わらず復帰が確定している。同じくコモで活躍したハコボ・ラモン(600万ユーロ)の復帰も計画されている。なお、コモは引き続きレアル・マドリードの若手獲得を狙っており、ジャニェスやフォルテアの動向を追って今季もバルデベバスに何度も視察に訪れている。シュトゥットガルトのチェマ・アンドレスも計画に入っているが、彼のポジションにはロドリの獲得を優先しているため復帰は遠い。

対するリケルメ候補は『土曜日から話したい。その質問には答える』とバルセロナの選手獲得の可能性について沈黙を守りつつ、『私が会長になれば、レアル・マドリードの選手がスペイン代表としてW杯に出場する』と宣言。マンチェスター・シティのロドリやPSGのファビアン・ルイスの獲得を匂わせている。また、マンチェスター・シティを退団しフリーになったベルナルド・シウバの名前も挙がったが、彼はバルセロナ移籍が濃厚となっている。リケルメはさらに、ビセンテ・デル・ボスケを理事会に迎え入れる意向も示している。(via AS / SPORT / MARCA / ElDesmarque)