ローマ教皇レオ14世がクラブ最高栄誉の名誉ソシオに就任

レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が率いる理事会は、ローマ教皇レオ14世をクラブの最高栄誉である「名誉ソシオ」に任命することを全会一致で決定した。クラブは公式声明で『何十億もの人々を代表し、世界に平和、連帯、正義を促進する普遍的な人物への称賛と認識を示すもの』とその理由を説明している。

教皇レオ14世(本名ロバート・プレボスト)はアメリカのシカゴ出身で、元々は熱狂的な野球(ホワイトソックス)のファンだった。彼がレアル・マドリードのファンになった背景には、あるスペイン人神父の存在がある。2001年から2013年までローマでアウグスチノ会の総長を務めていた際、事務局長だったバリャドリード出身のミゲル・アンヘル・マルティン神父と12年間にわたって苦楽を共にした。

ローマでは多くの修道士が地元のASローマのファンになる中、ミゲル・アンヘル神父は『ここではローマを応援してもいいが、スペインでは絶対にレアル・マドリードを応援するように』とプレボストに教え込み、夜な夜なテレビでチャンピオンズリーグの試合を一緒に観戦しながら「マドリディスタ教育」を施したのだ。その結果、プレボストは『私がレアル・マドリードのファンなのは、完全にミゲル・アンヘルのせいだ』と笑顔で語るほどの熱狂的なファンに変貌した。

教皇はスペインへ向かう飛行機の中でジャーナリストに対し、『教皇はすべてのチームの味方ですが、プレボストはレアル・マドリードのファンです』という有名な言葉を残している。6月8日に行われたマドリード訪問の際、サンティアゴ・ベルナベウに7万人以上の信者を集めた集会で、ペレス会長から『ロバート・F・プレボスト』と背番号1がプリントされた特製ユニフォームとスタジアムの模型を直接贈呈された。教皇は返礼としてメダルを贈り、ステージ上から『マドリードの教会は永遠の素晴らしいゴールを決めました』と語りかけた。クラブはこの訪問を『名誉』であり、『クラブの歴史において最も感動的な光景のひとつとして永遠に記憶されるだろう』と最大級の賛辞を送っている。(via MARCA)

※小ネタ:マドリード時代を振り返るモラタとクリスティアーノ・ロナウド

アルバロ・モラタが自身のキャリアを振り返るインタビューの中で、マドリード時代のチームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドについて言及した。『彼はものすごいクラックだ。僕が若くて、彼ほどの選手が求める要求に慣れていなかった頃、彼がメッシと75ゴールを争っているときに若手が自分でシュートを打ってしまうことがあったので、要求が信じられないほど高くなるのは当然だった。でも、僕に対する態度は常に格別だった』と語り、『若い頃、プレシーズンに行くと「何が必要だ?」と声をかけてくれたり、一緒に買い物に行ったりして、iPadや電話、香水などをプレゼントしてくれた。本当に素晴らしかった』と、ピッチ外でのロナウドの寛大な素顔を明かしている。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

ペレス会長の2030年までの続投と、モウリーニョ監督の13年ぶりの復帰が正式決定。プレシーズンに向けたチーム再建が急ピッチで進む中、ベルナルド・シウバの獲得競争で優位に立ち、教皇レオ14世が名誉ソシオに就任するなど、ピッチ内外でレアル・マドリードの歴史が大きく動いた一日となった。