フレレンツヴァーロシュとの親善試合は1-2で勝利

ハンガリーのブダペストにあるフェレンツヴァーロシュ・スタディオン(グループアマ・アレーナ)にて、観客約20,000人を動員してフェレンツヴァーロシュとのプレシーズン親善試合が行われ、1-2でレアル・マドリードが勝利しました。

前半41分、アレクシス・シリアの右サイドからのクロスに反応した若手DFマリオ・リバスが、頭で合わせて先制ゴールを決めました。

後半開始直後の49分には、エンドリック、アルダ・ギュレル、フェデ・バルベルデによる見事なパス連携から、バルベルデのマイナスの折り返しを受けた新加入のカルロス・エスピが、1タッチの確実なシュートを流し込み、リードを2点に広げました。

しかし57分、守備陣がヘイス・ハイセンとアントニオ・リュディガーに代わった後の連係ミスから、元オサスナ等に所属したケナン・コドロにボレーシュートを決められて1点差に迫られました。

プレシーズン親善試合を通じた選手たちの評価や採点は以下の通りです。

ルニン[評価6]:失点場面では防ぎようがなかったが、それ以外の局面では危なげなく対応し職務を果たしました。

ダンフリース[評価5]:攻撃参加は不発で、守備でも目立った活躍はありませんでした。

マリオ・リバス[評価7]:値千金のヘディングシュートで先制点をマークし、守備でも完璧に相手を抑えて存在感を発揮しました。

ジョアン・マルティネス[評価6]:自信と確信に満ちた守備を見せ、監督の要求に十分に応えました。

アルバロ・カレラス[評価4]:インテンシティは見せたものの、失点につながるクロスへの対応に甘さが見られました。

バルベルデ[評価6]:立ち上がりこそ苦しんだものの時間とともにパフォーマンスを上げ、エスピへのアシストを供給しました。

カマヴィンガ[評価4]:プレーのペース配分に失敗し、ピッチ上で焦りが見られました。

アルダ・ギュレル[評価8]:前半からスピードと想像力に溢れるプレーを連発した、試合のベストプレイヤーです。

ブラヒム・ディアス[評価4]:意欲的に動き回ったものの、相手の強固な守備ブロックに阻まれ決定的な仕事はできませんでした。

アレクシス・シリア[評価6]:豊かな才能と献身的な走りを見せ、マリオ・リバスのゴールをアシストしました。

エンドリック[評価5]:前半は1トップ、後半は右サイドで奮闘したものの、得点には至りませんでした。

ベルナルド・シウバ[評価5]:中盤からトップ下へとポジションを移しながら連係を試みましたが、合流間もなくフィジカル不足で時間が必要です。自身のデビュー戦について『デビューできたことは非常に嬉しいが、改善すべき点は多い。何よりも勝利を掴めたことが重要だ。チームがその瞬間に必要とする役割を提供したい。ビルドアップを助けることもあれば、前線でのプレス、ラストサードでの崩しに参加することもある。様々なポジションでチームを助けたい。プレシーズンは非常にタフだが、こうしてチームに合流できて本当に幸せだ。まず仲間のプレースタイルや好みをしっかりと理解することが大切なので、開幕に向けて最高の準備をしていきたい』と述べました。

ヴィニシウス[評価5]:合流間もなく体力的な厳しさが残り、持ち前の突破力を欠きました。

リュディガー[評価4]:失点場面で相手マークを見失う痛恨のミスを犯しました。

ハイセン[評価5]:大きなミスはなく、ビルドアップや守備を無難にこなしました。

カルロス・エスピ[評価7]:最初の決定機を確実にゴールに結びつけました。エスピは『この素晴らしいユニフォームを着て初ゴールを決め、チームに貢献できたことはまるで魔法のようで本当に感動的だ。体が軽くなり、リラックスしてプレーできた。アルダやフェデのアシスト、そしてこのようなスター選手たちと一緒にプレーできるのは信じられない体験だ。非常に嬉しく、さらに高みを目指したい。まだ始まったばかりだが、監督の教えを守ってチームは前に進んでいる』と喜びを語りました。

トレント・アレクサンダー=アーノルド[評価6]:中盤のサポートとして機能し、攻撃でも良い貢献を見せました。

ハビエル・セステロ[評価5]:中盤に入りゲームメイクをサポートしました。

ラミニ・ファティ[評価なし]、ディエゴ・ラコスタ[評価なし]:それぞれ試合終盤に投入されましたが、アピールする時間は不足していました。

前半5分には、ダンフリースが明らかなハンドを犯しましたが主審が見落とし、フェレンツヴァーロシュ側のPK主張は認められませんでした。

モウリーニョ監督は試合後に『素晴らしい練習マッチを提供してくれたフェレンツヴァーロシュに感謝したい。すでにヨーロッパリーグを5試合こなしている彼らの強度は高かった。我々の前半の戦いは、これまで共に取り組んできたメンバーが多く、素晴らしいゲームコントロールと連携が見られたため非常に満足している。後半は練習量の少ないヴィニやベルナルドが入り、エンドリックの配置を変えたことで少し組織が緩んだ。完璧にやるよりも、いくつかの失敗を犯すことの方が私にとっては有意義だ。これらを選手たちと分析し、改善することができるからだ。リーグ戦の終盤に2-1で勝っている状況で、無謀な縦パスを入れてロストし、危険なファウルで終わるようなミスは本番では許されない。こうした小さなミスの積み重ねがプレシーズンにおける収穫だ。ベルナルドは非常に重要だが、休暇を終えたばかりだ。完全に何もしない休暇は脳に良いことだが、フィジカル面は非常に低い状態で戻ってきたので成長が必要だ。しかし、彼は低い位置でプレーすれば素晴らしいボール供給をしてくれる素晴らしい選手だ。途中で体力が切れたのを見て、10番に上げて安定感を持たせるためにセステロを中盤に入れた。10番は彼が心地よくプレーできるポジションの一つだ。最も重要なニュースはヴィニシウスの契約延長だ。彼自身にとっても我々全員にとってもこの上ない喜びだ。彼もベルナルドも練習日数が少なく、足に重さを感じたまま試合に入った。だから今日、彼がボールを持って50メートルを駆け抜け、ゴールを奪うようなプレーは期待していなかった。これはプロセスであり、次の水曜日、そして日曜日のゲルゼンキルヒェンではより良くなっているだろう。20名と長期負傷者だけで構成する少数精鋭のチームにしたいと考えており、その中で複数のポジションをこなせるベルナルドのような多才な選手が必要不可欠だ』と語りました。

(via Mundo Deportivo)

ヤン・ディオマンデ獲得の全容と契約の詳細

RBライプツィヒから、19歳のコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデを完全移籍で獲得したことが発表されました。

移籍金は固定1億2500万ユーロ、さらに比較的簡単な条件の出来高1000万ユーロと、難易度が高い出来高500万ユーロが設定されており、総額で最大1億4000万ユーロに達するクラブ史上最高額の大型契約です。なお、固定額の5%にあたる625万ユーロは古巣のレガネスに支払われます。

契約期間は2033年までの7年間です。

ただし、UEFAが2023年夏に導入した財務持続可能性規則(減価償却の最大契約年数を5年に制限するルール)により、帳簿上は5年間で毎シーズン2500万ユーロずつ償却される必要があります。

獲得発表は木曜日の16時頃に急遽行われましたが、これはロドリの獲得失敗に伴うサポーターの不満を和らげるための広報戦略だったとみられています。実際、公式発表時点ではメディカルチェックを通過しておらず、翌金曜日にHospital Blua Sanitas Valdebebasで受診されました。

金曜日にはバルデベバスで可動性向上トレーニングやボールタッチを行い、土曜日のブダペスト遠征には同行しませんでした。

モウリーニョ監督は彼の「予測不可能性」と両ウイングをこなせる柔軟性を高く評価しており、右ウイングに配置する構想です。

(via SPORT)

ロドリ獲得失敗の激震とモウリーニョ監督の激怒

マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ(30歳)の獲得が、土壇場での交渉決裂により失敗に終わりました。

レアル・マドリードはワールドカップ終了直後から3週間にわたり交渉を続け、選手代理人のパブロ・バルケーロ氏が『本当に良く、断ることができない条件』と評するほどのオファーを提示していましたが、ロドリ自身がスタイルの親和性を理由にバルセロナへの移籍を選択しました。

フローレンティノ・ペレス会長は、ロドリがかつて会長選挙のライバル候補者であるエンリケ・リケルメ氏の公約であったことや、バロンドール授賞式時の経緯から獲得に消極的でした。また、ペレスの右腕であるアナス・ラグラーリ氏も「30歳という年齢と膝の怪我の履歴」を理由に強く反対していましたが、ホセ・アンヘル・サンチェスやJuniカラファトの説得、およびW杯での大活躍を受けて最終的にペレス会長は獲得を承諾していました。

しかし、この獲得失敗にペレス会長は激怒。さらに、中盤のゲームメーカーの補強を最優先に求めていたジョゼ・モウリーニョ監督も大激怒し、幹部との面談で激しい不満をぶつけました。

クラブ側は、これ以上の補強は行わず、ベルナルド・シウバに中盤のゲームメイクの役割を委ねる方針を明らかにしました。

(via Estadio Deportivo)

ヴィニシウス・ジュニオールが2032年まで契約延長

ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(25歳)との間で、2032年までの契約延長が正式合意に達しました。

年俸はこれまでの提案から大幅に改善され、2400万ユーロ(ネット、あるいは一部で2500万ユーロとも)に設定されました。これはチーム内でキリアン・エムバペに次ぐ高額給与となります。

さらに、交渉の難所であった「忠誠ボーナス」の即時支払いの代わりに、肖像権の70%をヴィニシウス自身に譲渡する解決策をクラブ側が受け入れました。

交渉は数ヶ月間にわたり完全に停滞しており、選手側はアーセナルからの巨額のオファーを提示してマドリー側にプレッシャーをかけ、契約満了後にフリーで移籍すると警告していました。

この危機において、ジョゼ・モウリーニョ監督がワールドカップ期間中にヴィニシウスへ直接電話をかけ、プロジェクトの中心として据えることを約束して信頼関係を再構築したことが交渉成立 of 鍵となりました。

ペレス会長はこれまでロナウドやラモスなどとの交渉で自らの条件を崩しませんでしたが、今回は初めてスター選手に屈して要求を受け入れた形になりました。

ヴィニシウスは自身のSNSに『ベルナベウでの8年は短すぎる…あと6年、そして永遠に!』と綴り、一時アカウントの投稿を全て削除しました。

(via ElDesmarque)

フランコ・マスタントゥオーノがフィオレンティーナへレンタル移籍

アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノが、セリエAのフィオレンティーナへ1シーズンのレンタル移籍をすることで合意しました。

契約は買取オプションなしの単純レンタルで、マドリーが選手年俸の50%を負担します。

マスタントゥオーノは木曜日にフィレンツェ入りし、金曜日にはメディカルチェックを通過してフィオレンティーナのユニフォーム姿を披露しました。

マドリーは昨年、PSG等との争奪戦の末に約6000万ユーロを投じて獲得しました。シャビ・アロンソ体制では35試合に出場し3得点を記録しましたが、その後の体制変更で出場機会が減少し、モウリーニョ新監督からも戦力外通告を受けていました。

(via SPORT)

前線過密によるエンドリックのレンタル移籍画策

カルロス・エスピやヤン・ディオマンデの加入に伴い、フォワードとしての出場時間が制限されることが懸念されているブラジル代表FWエンドリックについて、代理人のRoc Nationがレンタル移籍による出場機会の確保を模索しています。

エージェント側は、最高峰のリーグで経験を積ませるため、プレミアリーグへの買取オプションなしのレンタルを優先させています。

一方、セリエAのASローマも状況を注視しており、かつてコモがニコ・パスの獲得で用いたようなシステムでの一時的な加入を視野に入れてアプローチを試めています。

エンドリック自身は二度目のレンタル移籍を望んでいませんが、前線の飽和状態からこの夏の移籍が現実味を帯びています。

(via SPORT)

モウリーニョ監督が導入した厳格なバルデベバス新ルール

ジョゼ・モウリーニョ監督は、チームの規律と連帯感を高めるため、シャビ・アロンソやアルベロアの時代に行われていた習慣を完全に刷新しました。

新ルールとして以下の4項目が導入されました。

1つ目は、選手が自由に選ぶ食事を禁止し、専門の栄養士が決定した厳格な固定メニューのみを提供すること。

2つ目は、一体感を持たせるため、練習場であるバルデベバスで選手全員が昼食を共にすることを義務付け、各自の自宅へ戻って個別に食べることを禁止したこと。

3つ目は、金銭的な罰金制度を廃止し、遅刻した選手は全体練習から完全に隔離してジムでの個別トレーニングを課すこと。

4つ目は、昨シーズンのキリアン・エムバペのように負傷治療のためにフランスへ帰国することを禁止し、すべてのリハビリを午前と午後にバルデベバスの施設でクラブの医療チームの下で行わせることです。

(via AS)

カンテラ売却による資金調達モデルの実態

レアル・マドリードはカンテラ(ラ・ファブリカ)で育成した有望な選手を売却することで、スーパースター獲得のための資金を調達するビジネスモデルを推進しています。

今夏だけで11名のカンテラ選手を放出し、すでに1億7000万ユーロを超える利益を上げています。

具体的な取引として、FWゴンサロ・ガルシアをフルハムへ4000万ユーロ(保有権の70%売却、30%はマドリーが維持)で、さらにセサル・パラシオスを合わせて計5000万ユーロで放出しました。この売却は、かつてマドリーのユースを率い、現在はフルハムの監督に就任したアルベロア氏の強い要望により実現しました。

このほか、フラン・ガルシア(レアル・ベティスへ)、ビクトル・バルデペニャス、フラン・ゴンサレスらも今夏にチームを離れています。現在トップチームに残る下部組織出身者は3名のみとなっています。

(via SPORT)

負傷離脱中のラウル・アセンシオの去就

23歳のカンテラ出身DFラウル・アセンシオは、先週のトレーニング中に右太ももの大腿直筋の筋肉を負傷し、1ヶ月半の戦線離脱を余営業されています。

ジョゼ・モウリーニョ監督はセンターバックの優先順位としてヘイス・ハイセン、イブラヒマ・コナテ、アントニオ・リュディガー、エデル・ミリトンを挙げており、アセンシオは事実上の構想外となっています。

この怪我により夏の移籍は非常に難しくなりましたが、2031年まで契約を残す本人はクラブに残留し、怪我から回復したのちにモウリーニョ監督に自らの実力を証明してポジションを獲得したいと考えています。なお、アセンシオが移籍した場合のみ、クラブはセンターバックの緊急補強に動く見込みです。

(via SPORT)

チアゴ・ピタールのトップチーム残留が決定

カンテラ出身のMFチアゴ・ピタールについて、モウリーニョ監督は彼を非常に高く評価しており、カスティージャに降格させることなくトップチームの一員として残留させるようフロントに要求しました。

現在は負傷中ですが、回復後はそのままトップチームのメンバーとして今シーズンを過ごすことになります。

(via AS)

新主将フェデ・バルベルデの決意とベルナルド・シウバへの称賛

今シーズンよりファーストキャプテンに任命されたウルグアイ代表MFフェデ・バルベルデは、親善試合後に取材に応じました。

新加入のベルナルド・シウバについて、バルベルデは『ベルナルドは魔法のような、並外れた素晴らしい選手。敵としては楽しんだし苦しめられたが、今こうして同じチームで戦うことができて大きな喜びだ。非常にユーモアがあり、チームにとてもよく溶け込んでいる』と大絶賛しました。

また、モウリーニョ監督との関係については『モウは非常に距離が近く、時には厳しいが、それが選手に最も響く方法だと思う。戦術面を含め、彼から多くのことを学び、成長したい』とコメントしました。

ロドリがバルサを選択した決定については『自分は自分のクラブとチームメイトに集中しており、主将としての責任を果たし、全員が幸せでポジティブなエネルギーを持てるよう最善を尽くすだけだ』と述べ、自身の役割に徹する決意を語りました。

(via MARCA)

メッシの父ジョルジ・メッシ氏の逝去へ哀悼の意を表明

レアル・マドリードは、かつて歴史を築いたリオネル・メッシの父親であり代理人を務めていたジョルジ・メッシ氏が、アルゼンチンのロサリオの病院で金曜日の夜に68歳で亡くなったことを受け、公式サイトに追悼声明を掲載しました。

クラブはフローレンティノ・ペレス会長および理事会の名義で『ジョルジ・メッシ氏の逝去を深く哀悼し、リオネルと彼の家族、愛するすべての人々へ哀悼の意を表します。安らかに眠れ』との弔意を発信しました。

(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

レアル・マドリードは、プレシーズン第3戦のフェレンツヴァーロシュ戦で若手や新戦力が躍動し1-2で勝利を収めました。一方で、長引く中盤のゲームメーカー補強の課題は、ロドリの獲得失敗と市場閉鎖の決断により、ベルナルド・シウバの柔軟性と既存戦力のステップアップに委ねられる形となります。モウリーニョ新監督のもとで進められる規律刷新と少数精鋭のチームづくりに注目が集まります。