21年ぶり夢の舞台へ!リール戦の最新予想スタメンとペジェリーニ監督が描く戦術プラン

いよいよ迎えるUEFAチャンピオンズリーグの開幕戦、リール戦。ベティスにとって21年ぶりとなる、この最高峰の舞台に臨む最新の予想スタメンと、ペジェリーニ監督が目論む戦術アプローチが明らかになりました。

マドリード戦での輝かしいクリーンシートを経て、守護神には神懸かり的なセーブを見せているアルバロ・バジェスが引き続き起用されることが確実視されています。

ディフェンスラインの選択肢として、右サイドバックは経験豊富なエクトル・ベジェリンと、カンテラ育ちの若手アンヘル・オルティスの二者択一となっていますが、現時点ではベジェリンが先発し、オルティスはベンチから出番をうかがう形になりそうです。センターバックは、マルク・バルトラナタンのコンビが守備の心臓部を担うことが決定的。左サイドバックでは、ジュニアとフラン・ガルシアが激しくポジションを争っており、カンテラ出身のジュニアがやや有利と見られています。

中盤の底には、若いながらも卓越したフィジカルと運動量を誇るウルグアイ代表ファクンド・ベルナルが、コンスタントに試合に出場できるタフさを買われてスタメン起用される可能性が急浮上しています。これにより、獅子奮迅の活躍を見せるパブロ・フォルナルスは、自身が最もその能力を存分に発揮できる本来のポジションである「8番」の位置に復帰する見込みです。右ウイングにはアントニーが不動の存在として君臨し、ウイルスの影響でアブデが無念の遠征除外となった左ウイングには、ロロ・リケルメが先発起用される見通しとなっています。

注目されるのが、エースのイスコ・アラルコンの状況です。イスコは復帰後、日々調子を上げており、すでに45分以上のプレーが可能なレベルに達しているため、トップ下としてスタメン復帰する可能性があります。もしイスコが先発する場合、強行出場のために急ピッチでコンディションを上げたダニ・セバジョスや、予定より一週間早く復帰を果たしたジオヴァニ・ロ・チェルソ、さらにアルバロ・フィダルゴやデイベル・デオッサらは、ベンチから後半の切り札として待機することになります。

そして最前線のワントップには、前節マドリード戦で見事な決勝ゴールを決め、AZアルクマールから加入したアイルランド代表のトロイ・パロットが、クチョ・エルナンデスを抑えて先発する見込みです。パロットは、かつてバレンシア戦やレバンテ戦で、オフサイドポジションにいると思い込んで決定機を逃したシーンがありましたが、マドリード戦での決勝ゴールによってその呪縛を完全に解き放ち、得点への自信を取り戻しました。パロットの最大の武器である、ロングボールを前線で力強く収め、味方の押し上がりを助けるポストプレーは、リールのホームであるピエール=モーロワ・スタジアムの激しいプレッシャーを回避するための生命線となるでしょう。

なお、今回対戦するリールには、昨季までベティスに所属していたロマン・ペローや、元セビージャのタンギ・ニャンズが在籍しており、激しい戦いが予想されます。この重要な初戦をコントロールするのは、判定に議論が起こりやすいことで知られるジョルジ・カバコフ主審です。

(via SPORT / Estadio Deportivo / ElDesmarque)

【本日の総括】

21年ぶりのチャンピオンズリーグ復帰という歴史的な夜を控え、ベティスはマドリード戦の勝利の余韻を断ち切り、決戦の地リールへ飛び立ちました。ダニ・セバジョスやロ・チェルソといった主力の復帰という追い風を受け、ペジェリーニ監督のもと、ベティスがヨーロッパ最高の舞台でどのような輝きを放つのか、今から期待が止まりません。