敵地メスタージャでの緊迫した開幕戦!決定機を活かせず0-0のドロー発進

セルタ・デ・ヴィーゴの新しいシーズンが、敵地メスタージャでのバレンシア戦というタフなアウェイゲームで幕を開けました。本来予定されていた第1節のオサスナ戦が延期となったため、チームにとってはこれが待望の今シーズン最初の公式戦となります。また、歴史的なスタジアムであるメスタージャが取り壊され、2027年夏に予定されている「ヌエボ・メスタージャ」へ移転する前の最後のシーズンにおけるアウェイ戦でもあり、ピッチには独特の緊張感が漂っていました。

試合は両チームともにイージーミスを避けることを優先する手堅い立ち上がりとなり、前半は安全なパス回しが多く、攻撃の鋭さや深みに欠ける展開が続きました。セルタは前半にマルコス・アロンソのヘディングシュートやハビ・ロドリゲスのシュートなどで相手ゴールを脅かしたものの、守備ではヨエル・ラーゴのエラーから相手のアルナウト・ダンジュマに決定的なチャンスを作られるなど、冷やりとするシーンもありましたが、守護神ラドゥを中心に粘り強く守り抜きました。

後半に入るとセルタが完全に主導権を握り、後半開始からの20分から25分間にわたって圧倒的な支配を見せました。しかし、敵陣の深い位置まで攻め込みながらもラストパスの精度や最後の局面でのアイデアを欠き、決定力を発揮できません。ジラルデス監督は交代カードを次々と切り、イアゴ・アスパス、ハビ・ルエダ、ウィリオット・スウェドベリ、イライクス・モリバを投入して活性化を図ります。特に中盤に投入されたイライクス・モリバは、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せていたアレックス・フェバスに代わって入り、チームに高いエネルギーをもたらしました。

試合終了間際、スウェドベリからのパスを受けたマルコス・アロンソが劇的な決勝ゴールを狙って鋭いシュートを放ちましたが、ボールはわずか数センチ外れて枠を捉えられず、試合は0-0の引き分けに終わりました。しかし、昨シーズンにアウェイ戦で31ポイントを積み上げたように、今シーズンもアウェイで貴重な勝ち点1を確保したことは、今後への確かな信頼を示す一歩となりました。(via SPORT)