敵地メスタージャでの開幕戦は0-0ドロー!決定機に精彩を欠くもアウェイで貴重な勝ち点1を確保

ラ・リーガ第2節、セルタ・デ・ヴィーゴは敵地メスタージャでバレンシアとの開幕戦に臨み、0-0の引き分けで今シーズン最初の勝ち点1を分け合いました。第1節のホーム・バライードスでのオサスナ戦が延期となったため、チームにとってはこれが待望の今シーズン最初の公式戦となりました。また、2027年夏に「ヌエボ・メスタージャ」への移転を控えるバレンシアにとって、歴史ある現メスタージャでの最後のシーズンにおける最初の対決となり、スタジアムには独特の緊張感が漂っていました。

試合は序盤から、両チームともシーズン序盤特有の失点を恐れる手堅い立ち上がりとなりました。セルタは高い守備のインテンシティを維持しながらボールを支配したものの、ファイナルサードでのスピードと創造性を欠き、相手の堅固な守備ブロックを崩しきることができません。

前半には、Javi Rodríguez の鋭いシュートが相手GKディミトリエフスキのファインセーブに阻まれる場面があり、後半には途中出場の Williot Swedberg からのパスを受けた Marcos Alonso がペナルティエリア外から狙い澄ましたシュートを放ちましたが、ボールは惜しくもポストをかすめて外れました。守備面では、Javi Rodríguez、Marcos Alonso、そして若手の Yoel Lago の3センターバックが安定感を示し、相手フォワードの Arnaut Danjuma らの個の打開を未然に防いで Radu の守るゴールを死守しました。

決定力に課題を残したものの、アウェイの地で無失点に抑え、確実に勝ち点1を持ち帰るという手堅い船出となりました。(via SPORT / ElDesmarque)

3シーズンぶりに復帰したハビ・ガランが即スタメン!左サイドで躍動し古巣戦へ意気込み

今夏、3シーズンぶりにセルタへと復帰を果たした左サイドバックの Javi Galán(ハビ・ガラン)が、開幕戦からいきなり先発メンバーに名を連ね、ピッチを大いに駆け回りました。

ガランは昨シーズンに怪我を抱え、十分な調整期間を経ていない状況であったものの、左サイドのウイングバックとして抜群の推進力を発揮。持ち前の攻撃的な姿勢で何度もサイドを突破してチャンスを演出しました。

復帰戦でのパフォーマンスと今後に向けて、ガランは喜びを語っています。

『再びこのセルタのユニフォームを着てピッチに立つことを、本当に心待ちにしていました。今回の復帰デビューには非常にワクワクしていましたし、これからのシーズンでチームに最大限の貢献をしたいと強く願っています。今日の試合では勝ち点3が欲しかったところですが、シーズン開幕当初に良いチームイメージを示すことができたのは収穫です。私たちは自分たちのアイデンティティと進むべき明確な道を示すことができましたし、チームが良い方向に進んでいると確信しています。みんなで団結すれば、今シーズンは本当に素晴らしいことを成し遂げられるはずです』

また、早くも木曜日に控えている次の公式戦、探して昨シーズンをレンタル移籍で過ごした古巣でもあるオサスナとの一戦に向けて、次のように決意を口にしました。

『今日からすぐに次の試合への準備を開始します。ここから短い期間に多くの過酷な試合が立て続けにやってくるため、しっかりとフィジカルと戦術を整える必要があります。オサスナは非常に手強いライバルですが、必ず難しい戦いを制したいと思います』(via MARCA)

筋肉の怪我を乗り越えたミゲル・ロマン!中盤の強固な土台を証明

ミッドフィールダーの Miguel Román(ミゲル・ロマン)が、昨シーズンの最終盤を完全に棒に振る原因となった筋肉の怪我を完全に克服し、公式戦のピッチへと帰ってきました。

ロマンは中盤の底で新戦力のアレイクス・フェバスとコンビを組み、抜群のボール回収能力と安定したパスワークを披露。チームが90分間を通してバレンシアを中盤で圧倒する原動力となりました。

復活を果たしたロマンは、離脱期間の苦悩とこれからの挑戦について、インタビューで次のように心境を明かしました。

『これまでのプロキャリアの中で筋肉の怪我を経験したことが一度もなかったので、長期離脱の期間は本当に辛く、精神的にも苦しいものでした。ですが、その苦難のおかげで、日々のトレーニングに励むことの尊さや、毎週末にホームのバライードスでサポーターの前でプレーできることがどれほど特別な幸せであるかを改めて身に沁みて理解することができました。この過酷な経験は、フットボール選手としてさらに成長するための素晴らしい糧になりました』

また、試合結果について悔しさをにじませつつも、手応えを語っています。

『非常に複雑で悔しい気持ちが残っています。特に後半は相手のエリア内に何度も侵入し、完全に主導権を握っていました。開幕戦でのアウェイ引き分けという結果自体は決して悪くありませんが、今日のゲーム展開を考えれば、私たちが勝ち点3を持ち帰るにふわしい内容だったと感じています』(via MARCA / SPORT)

驚異の108試合連続別スタメン!ジラルデス監督が語る最高の開幕戦とアルメイダ獲得の噂

セルタを率いる Claudio Giráldez(クラウディオ・ジラルデス)監督は、この試合でも驚くべき奇策を見せました。彼はセルタのトップチームおよびリザーブチームを率いて以来、これで実に108試合連続で全く異なるスターティングメンバーを起用し、一度として同じイレブンを並べたことがないという、欧州サッカー界でも極めて稀な記録を継続しています。

メスタージャでの戦いを終えたジラルデス監督は、アウェイでのドローという結果に対して、確かなチームの進化を感じ取っています。

『私たちは常に勝利を求め、勝ち点3を目標に戦っています。私たちの側にも試合を決定づけるチャンスがあり、同時に相手にもそれを決める場面があったことを考えれば、引き分けという結果は非常に妥当なものだと言えます。ですが、私がセルタの監督に就任してからの過去3シーズンにおいて、今回の開幕戦が最も内容的に素晴らしいファーストゲームだったと断言できます』

さらに、獲得の噂が非常に熱烈に報じられている対戦相手バレンシアのミッドフィールダー、André Almeida(アンドレ・アルメイダ)の動向について質問が及ぶと、指揮官は次のように静かに噂をかわしました。

『彼についての具体的な新しい報告は受けていません。私が把握している限りでは、彼は今もバレンシアの選手です。試合後に彼と軽く挨拶を交わしましたが、それは私がよく知っている対戦相手の他の選手たちと挨拶を交わしたのと何ら変わりありません。現在は移籍市場の時期ですが、私たちは相手クラブの状況や立場、そして手続きのプロセスをしっかりと尊重する必要があります』(via Estadio Deportivo)

新戦力アレイクス・フェバスがスタメンデビュー!戦術的適応力と高い志を語る

今夏エルチェCFから加入したミッドフィールダーの Aleix Febas(アレイクス・フェバス)が、バレンシアとの開幕戦で先発としてピッチに立ち、完璧なデビューを飾りました。

フェバスは中盤のハブとして驚異的な適応力を見せ、スムーズにチームにフィット。彼がピッチを支配したことで、セルタはボールを快適に保持し続けることができました。

試合後、フェバスは笑顔で自身のデビューとこれからの意気込みを語りました。

『リーグ戦のスタートとしては非常に良い感触を得られましたし、何よりチーム全体が素晴らしい手応えを感じてヴィーゴに戻ることができます。試合にはいくつかの異なるフェーズがあり、相手が激しく圧力をかけてくる時間帯もありましたが、私たちは精神的に崩れることなく、常に冷静で安定した戦いを見せることができました。後半の最初の15分から20分間は、私たちが完全にピッチを支配して優位に進めていましたが、最後の深い位置での推進力やフィニッシュの形が少し足りなかったのも事実です』

また、新しいクラブへの早期の適応の裏にあったサポートについて、感謝を口にしました。

『チームの仲間たちも、監督をはじめとする技術スタッフも、私の合流を心から温かく歓迎してくれました。私がセルタの目指す戦術やコンセプトに少しでも早く慣れることができるよう、多くの時間を割いて戦術ビデオなどを使って熱心に助けてくれたのです。そのおかげで、プレシーズンからピッチ上で非常に快適に、自信を持ってプレーできています。私がセルタに加入することを決めたのは、ここ数シーズンにわたってヨーロッパリーグなどの国際大会への出場権を本気で争っている、この素晴らしいクラブのプロジェクトに深く魅せられたからです。ここで自分のレベルをさらに引き上げていきたいです』(via SPORT)

25歳の生え抜きDFマヌ・フェルナンデスがカディスCFへ完全移籍!買い戻しオプションなどを設定

セルタの下部組織マドロアで2016年から10年間にわたって育った純血の生え抜きセンターバック、Manu Fernández(マヌ・フェルナンデス)が、ラ・リーガ2部のカディスCFへ完全移籍することが正式に決定しました。

昨シーズンは公式戦14試合に出場(うち9試合に先発)し、ヨーロッパリーグでもデビューを飾るなど確かな成長を見せていましたが、今シーズンのジラルデス監督の構想からは外れる形となりました。

セルタは国内のレンタル枠がすでに上限に達していたため完全移籍という形を選択したものの、彼の持つ高い将来性を考慮し、今回の移籍合意にいくつかの重要な条項を設定しました。カディス移籍後の最初の2シーズンにおいて有効な「買い戻しオプション」を確保したほか、将来的にマヌがカディスから他のクラブへ移籍した際に、その移籍金の一定割合がセルタへと支払われる条項が含まれています。

クラブは長年尽くしてくれた生え抜きのディフェンダーに対し、これまでの多大なる貢献とプロフェッショナルとしての見事な姿勢に深い感謝を伝える声明を発表し、新天地での幸運を祈っています。(via ElDesmarque)

功労者マティアス・ベシーノが電撃退団!双方合意の上で契約解除へ

ウルグアイ代表のベテランミッドフィールダー、Matías Vecino(マティアス・ベシーノ)が、セルタとの契約を解除して電撃的にクラブを去ることが公式に発表されました。

ベシーノは加入初日からその豊富な経験とリーダーシップでチームに素晴らしい影響をもたらしていましたが、双方合意のうえでそれぞれの別の道を歩むこととなりました。

クラブは公式X(旧Twitter)のアカウントにおいて、次のように簡潔ながらも愛の込もった声明を投稿し、功労者との別れを告げました。

『セルタとマティアス・ベシーノは、双方合意のもとでそれぞれの別の道を進むことになりました。これまで見せてくれた素晴らしいプロ意識と献身に、心から感謝の意を表します。マティ、あなたの新しいチャプターに最高の幸運が訪れることをお祈りしています』(via ElDesmarque)

バレンシアのMFアンドレ・アルメイダ獲得へ完全合意!移籍金300万ユーロで週明けにも正式発表か

セルタのスポーツ部門は、中盤の攻撃に圧倒的なクオリティをもたらす新戦力として、バレンシアに所属する24歳のポルトガル人ミッドフィールダー、André Almeida(アンドレ・アルメイダ)の獲得に向けて最終手続きを進めています。

選手本人との間では、セルタが提示したスポーツプロジェクトの方向性も含めて、すでに完全な個人合意が成立しています。クラブ間の交渉に関しても、移籍金300万ユーロ(約3億円)にいくつかの成績に応じた変動ボーナスを上乗せする内容で、すでにバレンシア側とほぼ合意に達しています。

しかし、この取引にはひとつのユニークな「制限」がありました。両チームが開幕戦で直接対決することが決まっていたため、バレンシア側は対戦相手を事前に強化することを頑なに嫌い、土曜日の試合が終わるまでアルメイダを放出することを拒否したのです。

メスタージャでの戦いが0-0のドローで終了したため、週明けの月曜日以降、保留されていたクラブ間の最終的な公式手続きが急ピッチで再開される予定であり、来週中にはアルメイダがセルタの新しい10番として正式に紹介される見通しとなっています。(via ElDesmarque)

ハビ・ルエダを狙うプレミアの巨額オファー!クラブが掲げる徹底的な売却条件

セルタの右サイドバックを主戦場とする俊英、Javi Rueda(ハビ・ルエダ)に対し、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストが極めて熱烈なアプローチを行っています。彼らはルエダが現在セルタで受け取っている給与を「2倍」にするという極めて魅力的な条件を提示し、引き抜きを画策しています。

しかし、セルタのマルコ・ガルセスSDはこの逸材を簡単に手放すつもりはありません。ルエダの保有権はセルタが100%持っているわけではなく、50%の権利を古巣であるレアル・マドリードが保持しているため、安易な金額で売却した場合、得られる実質的な利益が半分になってしまうという財務上の理由があります。

このため、クラブ側は『提示される金額が、私たちの今後のスポーツ計画を根底から変更するのに値する、極めて巨額なものでない限り、交渉に応じることは絶対にない』という強硬な売却基準を設定しています。

ジラルデス監督は、移籍市場閉幕直前の去就の噂を払拭し、彼が依然として自身の戦術において重要な位置を占めていることをファンやメディアに示すため、今回のバレンシア戦でも後半の終盤に彼をピッチに投入しました。ルエダ自身も現在のヴィーゴでの役割や生活に深く満足しており、自ら移籍を強く志願するような動きは見せていません。(via ElDesmarque / SPORT)

プレシーズン大爆発の新星ウーゴ・ゴンサレス!凱旋試合でのデビューはお預けに

昨シーズン、下部組織であるセルタ・フォルトゥーナを力強く牽引し、プレシーズンマッチでも5試合で6ゴールという驚異的な大爆発を見せてジラルデス監督から高い評価を獲得した、23歳の才能あふれるアタッカー、Hugo González(ウーゴ・ゴンサレス)。

年齢が23歳に達したため、規定により下部組織登録のままトップチームを行き来することができなくなった彼は、プレシーズンでの素晴らしい活躍によって自らの力でトップチームの正規の背番号(ファーストチームの登録)を勝ち取りました。

生まれ育った地元のクラブであるバレンシアとの今回の対戦は、彼にとって特別な凱旋試合となるはずであり、メスタージャを訪れたファンもその出場を期待していました。しかし、ジラルデス監督は試合の極めてタイトで緊迫した戦術的状況を考慮し、この試合においてウーゴ・ゴンサレスを最後までベンチに残し、出場機会を与えませんでした。新星アタッカーにとって地元でのデビューは次節以降へのお預けとなりましたが、彼の持つ攻撃の才能はこれからの長いシーズンで必ず重要な役割を果たすはずです。(via ElDesmarque / SPORT)

【本日の総括】

アウェイのメスタージャで行われたバレンシアとのシーズン最初の戦いは、0-0の緊迫した引き分けに終わりましたが、復帰したガランの躍動、怪我から戻ったロマンの中盤での素晴らしい存在感、そして新戦力フェバスの極めてスムーズなフィットなど、セルタ・デ・ヴィーゴが見せたフットボールはジラルデス監督が自負する通り、過去3シーズンで最高の開幕戦と呼ぶにふさわしい大きな手応えを残しました。人員整理のためにマヌ・フェルナンデスやベシーノとの別れがあった一方、バレンシアMFアンドレ・アルメイダの獲得合意や、ハビ・ルエダに対する確固たる残留方針など、移籍市場最終盤におけるチーム強化の輪郭も極めて明確になっています。木曜日の延期分オサスナ戦に向け、この確かな歩みから今季初勝利への期待が高まります。