キアット・リム会長がバレンシアに電撃到着!フロント首脳陣と選手たちの緊迫する会合
バレンシアCFの会長であるキアット・リム氏が、バルセロナとのビッグマッチを数時間後に控えた今朝、バレンシアの地に降り立ちました。ピーター・リム筆頭株主の息子であるキアット会長は、元クラブ幹部で彼の右腕でもあるジョエリー・リム氏を伴ってバレンシアの空港に到着。空港ではハビエル・ソリスGMが出迎え、そのまま選手やスタッフが前日から決戦に向けて集中しているチームホテルへと直行しました。
このバルセロナ戦は、治安当局(反暴力委員会)によって「高リスク試合」に指定されており、スタジアム内外の緊張は極限に達しています。さらに、クラブの今夏の移籍市場での消極的な動きやフロントの姿勢に不満を募らせる複数のサポーターグループが、キックオフから19分間は入場せず外で抗議の声をあげるボイコット運動を呼びかけています。
そんな緊迫した状況下での会長の訪問となりましたが、前回の滞在時、キアット会長は選手たちに直接声をかけてクラブの方向性を伝えていました。クラブのCEOであるロン・グーレイ氏は、今週木曜日の記者会見で、その際に会長が伝えた明確な方針を以下のように振り返っています。
『監督や選手たちに伝えた目標は非常にシンプルです。それは前を向き、向上し、進み続けること。昨シーズン、チームは9位に終わり、あと一歩でヨーロッパカップ戦の出場権を逃しました。今シーズンもその目標は変わらず、さらに良く、さらに前へと進むことです。一歩一歩着実に歩みを進め、最終的な評価はシーズンが終わるその時に下しましょう。』
キアット会長のバレンシア訪問は8月初旬以来であり、その際は会長として初めてメスタージャのロイヤルボックスに姿を現したほか、新メスタージャの建設現場視察や地元の聖堂を訪問していました。ピーター・リム氏が7月末に7年ぶりにバレンシアを訪れたことに続き、息子のキアット氏もわずか1ヶ月の間に2度も街を訪れるなど、フロントの動きが慌ただしくなっています。スタンドからの激しい抗議が予想される中で、会長はどのような眼差しでこの大一番を見つめるのでしょうか。(via ElDesmarque)
