ウルグアイ代表DFホセ・ヒメネス獲得の失敗!減給要求が仇となりデポル奪取を許す裏事情
バレンシアの補強を巡る失策は、右サイドバックだけにとどまりません。移籍市場の最終盤、バレンシアのスポーツ部門は、現在アトレティコ・マドリードでシメオネ監督の構想外となっていた31歳のウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネス選手の獲得に向け、緊急の交渉を行っていました。
バレンシアのセンターバック陣は悲惨な状況です。デ・ハース選手やコペテ選手が負傷で離脱し、ディアカビ選手は常にケガの不安と隣り合わせ、さらに期待されたタレガ選手もパフォーマンスを落としているため、守備陣を統率できる「格上のセンターバック」が是が非でも必要でした。国際経験豊かなウルグアイ代表として99キャップを誇るヒメネス選手は、まさに理想的なターゲットでした。
アトレティコ側もレンタル移籍を容認し、交渉の席につきました。しかし、ここで大きな障害となったのがバレンシア側の「資金力不足」です。バレンシアのフロントは、契約をまとめるためにヒメネス選手に対して高額な年俸を大幅に引き下げるよう要求したのです。
全盛期の輝きを知り、欧州でも高い価値を持つヒメネス選手が、この理不尽な減給要求を受け入れるはずもありませんでした。結果として、同じくレンタルでの獲得を狙っていた昇格組デポルティーボ・ラ・コルーニャが、好条件を提示してヒメネス選手をほぼ手中に収めることに成功しました。戦力不足が明白な守備陣を補強する絶好の機会は、お粗末な減給要求によって完全に泡と消えてしまいました。(via Superdeporte)