バレンシア戦は1-3の逆転負け 消化試合も課題を残す最終戦
⚽️ラ・リーガ最終節のメスタージャでのバレンシア戦は、バルセロナが1-3で逆転負けを喫した。すでにクラシコでの勝利によりリーグ優勝を決めていたバルセロナにとっては消化試合であり、勝ち点97を目指す戦いであったが、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権を懸けて死に物狂いで挑むバレンシアの激しいインテンシティの前に屈した。
試合は前半、バレンシアが前線からのハイプレスでペースを握り、ウーゴ・ドゥロの決定的なヘディングシュートなどバルセロナのゴールを脅かした。バルセロナもバルデの抜け出しなどでチャンスを作ったものの、前半は0-0で折り返した。
後半に入り61分、フェラン・トーレスのミスショット気味のクロスにロベルト・レヴァンドフスキが合わせ、バルセロナが先制する。しかしその直後、後半から投入されたカンテラーノのシャビ・エスパルトからクリステンセンへのパスミスをハビ・ゲラに奪われ、シュチェスニーとの1対1を冷静に決められて同点に追いつかれた。さらに71分、ハビ・ゲラのシュートがブロックされたこぼれ球をルイス・リオハが押し込み、バレンシアが逆転。試合終了間際の97分には、ペナルティエリア内のルーズボールをギド・ロドリゲスが蹴り込み、3-1と突き放された。
バルセロナは最終的に勝ち点94、95得点36失点でシーズンを終え、目標としていた勝ち点100および100ゴールの大台には届かなかった。(via SPORT)
レヴァンドフスキが涙の別れ クラブ歴代トップ10入りを果たす
😢このバレンシア戦は、ロベルト・レヴァンドフスキにとってFCバルセロナの選手としてプレーする最後の試合となった。先制点を挙げたことで、バルセロナでの通算得点数を120ゴールに伸ばし、191試合で120ゴールを記録したジョゼップ・エスコラに並んでクラブ歴代トップ10のゴールスコアラーに名を連ねた。バルセロナでの4シーズンで、193試合に出場し、ラ・リーガ3回、スーペルコパ・デ・エスパーニャ3回、コパ・デル・レイ1回の計7タイトルを獲得し、2022/23シーズンにはピチーチ賞にも輝いた。
最後のシーズンは46試合、2546分に出場し、19ゴール4アシストを記録。平均55分に1ゴールの驚異的なペースを維持した。
試合終了後、メスタージャの観客からバレンシアのカルロス・コルベラン監督やピーター・リム・オーナーへの辞任要求のブーイングが飛ぶ中、レヴァンドフスキはアウェイスタンドに駆けつけた400人以上のバルサファンの元へ向かった。チームメイトたちは彼を一人にし、彼だけの特別な時間を作った。胸に手を当て、涙を流しながらファンに感謝の意を示す彼に対し、バレンシアのファンからも拍手が送られ、『ロベルト、残って』という声援も響き渡った。ドレッシングルームに戻った後もポーランド人ファンたちが彼の名前を呼び続けたが、彼が再びピッチに戻ることはなく、最後まで一人で別れの時間を噛み締めていた。(via SPORT)
フリック監督が苦言を呈す 来季に向けた100パーセントの集中を要求
🗣ハンジ・フリック監督は試合後の記者会見で、敗戦に対して厳しい評価を下した。『バレンシアの勝利は妥当だ。我々は0-1とした後にいくつかの小さな、どこか幼稚なミスを犯し、相手はそれを利用して勝利に繋がるゴールを決めた。彼らの方が我々よりもハングリーだった。私にとって、将来に向けて改善すべき点を分析するためにこのような試合があることは良いことだ。今日は多くのことが機能しなかった』と振り返った。
さらに、選手たちの精神状態についても言及した。『ワールドカップが控えており、それがどのサッカー選手にとっても夢であることは理解しなければならない。選手たちがその重要な目標に少し焦点を合わせていたのは論理的であり、私もそれを理解しなければならない。だが、選手たちは100パーセント完全に集中していなかった。それに気付いたが、それは普通のことだとも思う。我々は2週間お祝いを続けてきたが、我々はバルサであり、このようなことは起こってはならない。彼らには休んでワールドカップで幸運を掴んでほしいが、戻ってきた時には来シーズンに向けて100パーセントの集中とコミットメントを要求する。チャンピオンは決してチャンピオンであることをやめない。私にはその飢えがある』と警告を発した。
退団するレヴァンドフスキについては、『キャリアを通じて常に適切なタイミングで適切な場所にいる。それが彼のクオリティであり、だからこそ多くのゴールを決めてきた。この試合に出場し、ファンから見送られるのにふさわしかった』と称賛した。また、マルク・ベルナルやガビの復帰を喜ぶとともに、ベルナルについて『バルサに必要なメンタリティを持っており、準備ができている。来シーズンはさらに一歩前進しなければならない』と評価した。(via ElDesmarque)
出場選手たちの詳細評価 ジョアン・ガルシアはサモラ賞確定で欠場
📋バレンシア戦に出場した選手たちのパフォーマンスは以下の通りである。
シュチェスニー:ジョアン・ガルシアのサモラ賞を確保するために先発。3失点を喫したが、守備陣の崩壊の犠牲となった。
エリック・ガルシア:クンデの不在により右ラテラルで先発。エスパルトの投入後はセンターバックに移動。彼がいなければ守備はさらに混乱していた。
アラウホ:W杯を控える中で先発し、攻守に奮闘。青く染めた髪でプレーし、ハーフタイムに交代。
ジェラール・マルティン:ルイス・リオハのスパイクが頭に当たり出血したが、ホチキスで止めてプレーを続行。『痛かったが何を怪我したか分からなかった。強度が落ちてしまったのは残念だ。良いシーズンだったと思うし、ワールドカップに行けたら嬉しい』と語った。
バルデ:先発出場し、攻撃面でも決定的なチャンスを作ったがシュートはサイドネット。
ガビ:気迫あふれるプレーで、ルイス・リオハの決定的なシュートをブロックするなど守備でチームを救った。
マルク・ベルナル:落ち着いたプレーを見せ、ミスなくバランスを保った。
ダニ・オルモ:ボールを持つと質の違いを見せ、見事な壁パスでバルデのチャンスを演出。彼がベンチに下がった後、チームの機能は低下した。
フェラン・トーレス:右サイドから何度も仕掛け、サラ賞獲得のためにゴールを狙った。彼のミスキックがレヴァンドフスキのゴールのアシストとなった。
マーカス・ラッシュフォード:イングランド代表としてのW杯招集を祝うように運動量は多かったが、決定的な仕事はできず。
ロベルト・レヴァンドフスキ:バルサでの最後の試合をゴールという形で締めくくった。
シャビ・エスパルト:後半から出場したが、クリステンセンへの危険なパスミスが同点弾のきっかけとなった。
クリステンセン:見事なヘディングシュートを放ったが、ディミトリエフスキの驚異的なセーブに阻まれた。
フレンキー・デ・ヨング:後半に出場したが、バレンシアの勢いに飲まれ、試合の流れを変えられなかった。
ジョアン・カンセロ:遅い時間に出場。
マルク・カサド:最後の数分間のみのプレー。(via SPORT)
サモラ賞とサラ賞を獲得 ヤマルとフェランがスペイン人最多得点者に
🏆ジョアン・ガルシアはバレンシア戦を欠場したことで、自身初となるサモラ賞(最小失点GK賞)の獲得を確定させた。今シーズンのラ・リーガで30試合に出場し21失点。15試合でクリーンシートを達成し、係数0.70という素晴らしい成績を残した。ライバルのティボー・クルトワ(レアル・マドリード)は31試合で26失点(係数0.84)であり、最終節のアスレティック・クラブ戦で4失点以上を喫したため、ガルシアの受賞が決定した。フリック監督の配慮によりベンチで見守ったガルシアは、アントニ・ラマレッツやビクトル・バルデスに続くバルサの偉大なGKの系譜に名を連ねた。
また、スペイン人最多得点者に贈られるサラ賞は、ラミネ・ヤマルとフェラン・トーレスが共に16ゴールで分け合う形となった。ヤマルは負傷により最終節を欠場し、フェラン・トーレスは単独受賞を狙ってプレーしたがゴールを奪うことはできなかった。彼らを追っていたミケル・オヤルサバル(15ゴール)とボルハ・イグレシアス(14ゴール)も最終節で無得点に終わった。(via Mundo Deportivo)
試合前のメスタージャ周辺で警察が介入する騒動が発生
🚨試合前のメスタージャ周辺では、バレンシアのファンによるピーター・リムやクラブ経営陣に対する大規模な抗議デモが行われた。午後5時から市庁舎広場で始まったデモには数千人が参加し、スタジアムへと行進した。
両チームのバスが到着する直前、アベニーダ・デ・スエシアとプラサ・デ・ラ・アフィシオンの交差点付近で緊張が頂点に達した。バルセロナのバスはトラブルを避けるために迂回を余儀なくされた。バレンシアのバスが到着すると、黒とオレンジの発煙筒が焚かれ、警察が介入。ファンへの突撃を3回行い、現場は椅子やガラス瓶、プラスチックボトルが飛び交う混乱状態となった。警察は騎馬隊を含めて約50名体制で対応し、ファンを通りから排除した。この衝突で1名が身元確認され、逮捕者も出た模様である。クルバ・ノルドはSNSで警察の対応を『権力の乱用』と非難し、子供と父親が巻き込まれたと主張している。(via SPORT)
ペナルティエリア内での交錯とVAR判定を巡る議論
⚖️前半の終盤、ペナルティエリア内でバルセロナのアラウホとバレンシアのヘスス・バスケスが交錯し、バレンシア側が強くPKを主張する場面があった。選手たちが審判を取り囲み、数秒間エリア内で小競り合いが起きたが、コルデロ・ベガ主審はPKを与えず、VARも介入しなかった。
元審判のイトゥラルデ・ゴンサレスは中継内で『アラウホがクリアした後の残りの接触であり、PKではない』と解説。ジャーナリストのダニ・ガリードも『サッカーにおける単なる衝突だ。どちらにも取れる典型的なプレーだが、PKを吹くには要素が足りない』と同意した。
また、後半にはマルク・ベルナルの遅れたタックルに対して主審が一度はPKを宣告したが、VARの介入によってファウルがペナルティエリア外であったことが確認され、フリーキックへと判定が覆る場面もあった。(via SPORT)
フベニールAがコパ・デ・カンペオネスでレアル・マドリードを撃破し優勝
🥇アルカラ・デ・エナレスのムニシパル・エル・バル競技場で、ディビシオン・デ・オノールの王者決定戦であるコパ・デ・カンペオネスの決勝が行われ、FCバルセロナのフベニールAがレアル・マドリードを1-0で下し、2021/22シーズン以来通算4度目の優勝を果たした。
バルセロナのスタメンは以下の通り。
フォーメーション:4-3-3
GK:イケル・ロドリゲス
DF:ギジェム・ビクトル、アレックス・カンポス、ガリバ・ハフィズ、ババ・クルマ
MF:ペドロ・ビジャル、イウ・マルティネス、キム・ジュニェント
FW:ペドロ・ロドリゲス、ハムザ・アブデルカリム、アレックス・ゴンサレス
ベンチメンバー:パウ・ベルジェス、マックス・ボンフィル、マルシパル、ポル、ロヴロ・チェルフィ、オリアン、アドリアン、クライファート、フォファナ、ジスタウ、出場停止明けのニル・ビセンス。
試合は前半25分(または26分)、キム・ジュニェントからイウ・マルティネスへと繋ぎ、最後はギジェム・ビクトルの落としを受けたペドロ・ビジャルが、今季11ゴール目となる鋭いグラウンダーのクロスシュートを突き刺してバルセロナが先制した。
ポル・プラナス監督率いるチームは、エジプト代表として2026年W杯のメンバーにも選出されているハムザ・アブデルカリム(アル・アハリからレンタル加入中で、バルサが買取オプションを行使予定)を起点に攻撃を展開。後半にはレアル・マドリードの猛攻を受けたが、アレックス・カンポスの決定的なブロックや、GKイケル・ロドリゲスの好セーブによって最後までリードを守り抜いた。レアル・マドリードはカルロス・ディエスやアレクシス・シリアを中心に反撃を試みたが、バルサの堅い守備を崩すことはできなかった。(via AS)
シーズン終了とプレシーズンの計画 イングランドやアフリカでのキャンプへ
🗓FCバルセロナのトップチームはバレンシア戦をもって2025/26シーズンの活動を公式に終了した。クラブは、7月までチームの全体練習を行わず、今後の活動は負傷選手の回復と個人のメンテナンストレーニングのみに縮小すると発表した。
2026/27シーズンに向けたプレシーズンの具体的な日程は近日中に発表される予定だが、ワールドカップに出場しない選手たちは7月中旬にシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールでのメディカルチェックから始動する。一方、アメリカ、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップに出場する選手たちには、AFE(スペインサッカー選手協会)の協定に基づく3週間の休暇が与えられ、フリック監督の判断で最大4週間まで延長される可能性もある。ワールドカップの決勝は7月19日に行われるため、合流は遅れる見込みである。
来季のプレシーズンは、ここ数年のツアー形式から大きく変更される。7月の最終週から、イングランド代表の拠点であるセント・ジョージズ・パークで2週間のトレーニングキャンプを行う計画が有力である。この施設は素晴らしい設備と競争力の高い環境が評価されている。7月30日にはバーミンガムで親善試合を行う予定であり、イングランド内でさらにもう1試合を行う可能性も検討されている。
その後、バルセロナはケニアのナイロビへ移動し、8月8日にリヴァプールと親善試合を行う。さらに、ラ・リーガ開幕前にモロッコへ移動してもう1試合アフリカでの親善試合を行い、最後にジョアン・ガンペール杯(アヤックスとの対戦が有力)を戦うという、非常に異例のスケジュールが組まれている。(via SPORT)
スペイン代表W杯メンバーの動向 フェルミンは負傷で無念の欠場
🇪🇸ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が25日に発表するスペイン代表のワールドカップメンバーには、多くのバルセロナの選手が名を連ねることが予想されている。
ペドリ、パウ・クバルシ、ダニ・オルモ、フェラン・トーレス、そして復帰を果たしたガビは確実視されている。また、GKにはサモラ賞を獲得したジョアン・ガルシアが、ウナイ・シモン、ダビド・ラヤに次ぐ第3GKとして選出される見込みである。ディフェンスラインでは、エリック・ガルシアも代表入りのチャンスをうかがっている。しかし、フェルミン・ロペスは足の負傷による手術のため、残念ながらワールドカップを欠場することが決まっている。彼の不在により、デ・ラ・フエンテ監督は中盤のクリエイティブな役割を担う選手の選定に頭を悩ませており、パブロ・フォルナルスやアレックス・バエナらが代役として有力視されている。(via SPORT)
ラポルタ会長の正式な新任期スタートはクラブ定款により7月1日から
👔満場一致で再選を果たしたジョアン・ラポルタ会長だが、彼が正式に新任期の職務に就くのは7月1日からとなる。これはFCバルセロナのクラブ定款第54条に明確に定められている。
定款第54条には『選挙のプロセスが、前任の理事会の任期の自然な終了によるものであった場合、新たに選出された理事会は、選挙の次の7月1日に就任し、同時に前の理事会の残りのメンバーは退任する』と記載されている。今回の選挙は任期満了に伴うものであり、3月15日に実施されたため、この規定が適用される。
また、定款第34.1条には『理事会の任期はすべてのメンバーで同時であり、その期間は暦年で5年間とし、7月1日に始まり6月30日に終了する』とある。ラポルタ会長は退任する理事会のメンバーの少なくとも3分の1を維持するため、管理委員会を設置する必要はなく、自然な形での移行が行われる。それまでの間は、ラファ・ユステが会長代行として職務を遂行する。(via SPORT)
バッド・バニーのコンサートに選手たちが集結 レヴァンドフスキへの残留コールも
🎶バルセロナのエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで開催されたプエルトリコ出身の世界的アーティスト、バッド・バニーのヨーロッパツアー初日となるコンサートに、FCバルセロナの選手たちが多数駆けつけた。
VIPエリアやアーティストが特別ゲストのために用意した「小さな家」のエリアには、ラミネ・ヤマル、ペドリ、フェラン・トーレス、バルデ、クバルシ、シュチェスニー、ジョアン・ガルシア、ダニ・オルモ、そしてロベルト・レヴァンドフスキと妻のアンナ・レヴァンドフスカの姿があった。
コンサート中、観客からレヴァンドフスキに向けて『レヴァンドフスキ…』『ロベルト、残って…』というチャントが巻き起こった。これにはペドリらチームメイトも同調して盛り上がりを見せた。リネンパンツに白いベーシックなシャツ、青のオーバーシャツにサングラスという完璧なコーディネートで現れたレヴァンドフスキは、チームメイトと共に音楽に合わせて踊り、大いに楽しんでいた。バッド・バニー自身もカタルーニャ語で挨拶し、「パン・コントマテ」などの伝統的な話題に触れてファンを喜ばせた。(via SPORT)
バイエルン名誉会長がケインの移籍を一蹴 財政面への厳しい指摘も
🚫バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス名誉会長が、ハリー・ケインのFCバルセロナ移籍の噂を完全に一蹴した。バルセロナのスポーツディレクターであるデコは、退団するレヴァンドフスキの後釜として、フリアン・アルバレスやジョアン・ペドロと共にハリー・ケインもリストアップしていたと報じられていた。
しかし、シュトゥットガルトとのDFBポカール決勝でケインがハットトリックを決め、バイエルンが3-0で勝利してタイトルを獲得した後、ヘーネス名誉会長はメディアに対して『ケインは我々がこれまでに獲得した最高の選手だ。バイエルン・ミュンヘンは買うクラブであり、売るクラブではない。彼が残るか? イエスだ。それに、バルセロナにはどうせお金がない』と、バルサの財政難を皮肉りながら断言した。
現在32歳のケインは、移籍専門サイト「Transfermarkt」による市場価値が6500万ユーロとされており、バイエルンとは2027年6月30日までの契約を残している。ケイン本人もミックスゾーンで『今その話をする時ではないが、パニックになる必要はない。状況は落ち着いている』と語り、移籍を否定した。また、レアル・マドリードが関心を寄せているとされるマイケル・オリーズについても、ヘーネスは『彼を見るのは構わない。5つの目でオリーズを見たとしても、彼を獲得することはできない』と放出したくない姿勢を強調した。(via SPORT)
エズ・アブデの活躍と売却の可能性 バルサが保有する移籍金の権利
💰レアル・ベティスでプレーするエズ・アブデは、今シーズン43試合に出場して15ゴール13アシストというキャリアハイの成績を残し、ラ・リーガで最も注目される選手の一人となっている。Transfermarktでの市場価値は3000万ユーロと評価されているが、ベティスは夏の移籍市場で彼が目玉商品になると確信しており、それ以上の移籍金を要求する構えである。
FCバルセロナは、このモロッコ代表ウインガーの将来の売却に対して一定の権利を保有している。ベティスはアブデのパスの50%を750万ユーロで獲得したが、バルセロナがビトール・ロッキのレンタルを打ち切り、彼をブラジルに送り返そうとした際に、その割合は80%に上昇したとされている。
もしアブデが他クラブへ移籍した場合、バルセロナが受け取る金額は生じた利益(プラスヴァリア)に基づく。利益の最大27%、あるいは非常に実現が困難な特定のケースでは16%に達する可能性がある。論理的には、ベティスが利益の75%を確保し、残りをバルセロナが受け取る形となる。アブデはモロッコ代表としてワールドカップに出場する予定であり、さらなる価値上昇が期待されている。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
バレンシアでの最終戦は敗戦となりましたが、サモラ賞とサラ賞を獲得し、レヴァンドフスキが感動的な別れを告げました。フベニールAの優勝という明るいニュースがある一方、フリック監督からは来季へ向けた厳しい要求も出されています。プレシーズンのイングランド・アフリカツアーや、W杯での選手たちの活躍、そして新体制でのクラブのさらなる飛躍に期待です!




デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
最終戦の敗戦は、消化試合特有の集中力の欠如と、バレンシアの必死なインテンシティの差が如実に表れた結果です。特に後半、シャビ・エスパルトのパスミスから失点した場面は、若手起用に伴うリスク管理の甘さが露呈しました。フリック監督が指摘した『幼稚なミス』は、個人の技術以前に、試合の局面に応じたリスク許容度の判断ミスに起因します。来季に向け、W杯という大きな目標を抱える選手たちをどうマネジメントし、戦術的な規律を維持させるか。この敗戦は、チームの成熟度を測る上で、非常に示唆に富む教訓となりました。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
レヴァンドフスキの涙の別れは、彼がこのクラブで築いた絆の深さを物語っています。一方で、フリック監督が公の場で選手たちに『100パーセントの集中』を求めたことは、クラブの規律を再構築しようとする強い意志の表れです。ラポルタ会長の正式な新任期が7月から始まる中、クラブは過渡期にあります。ピッチ外での騒動や財政面への厳しい視線があるからこそ、監督が求める『チャンピオンの飢え』を、フロントから選手まで組織全体で共有できるかが、来季の浮沈を分ける鍵となるでしょう。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
レヴァンドフスキの退団により、バルサはストライカーの補強という喫緊の課題に直面しています。ハリー・ケイン獲得の噂はバイエルン側から一蹴されましたが、これはバルサの財政状況に対する厳しい現実を突きつけられた形です。一方で、エズ・アブデの活躍による売却益の権利保有は、限られた予算を補うための重要な資産管理です。今後は、高額な即戦力獲得だけでなく、保有権の整理や若手の育成・売却益の最大化といった、より緻密な編成戦略が求められることになるでしょう。