ブルゴスCF
ルイス・ミゲル・ラミス監督が指揮を執るブルゴスは、勝ち点60で昇格プレーオフ圏内につけている。チームの最大の武器は、セグンダの全チームの中で唯一となる「被PKゼロ」を維持している鉄壁の守備力だ(一方で獲得PKは9回を記録)。8試合無敗の記録を作り、フェル・ニーニョのロスタイム弾やクーロ・サンチェスのPK、アピン、アティエンサらの活躍で上位対決を乗り切ってきた。コルドバ戦では4-0の圧倒的な大勝を収めたものの、試合終盤の85分に守備の要であるDFグレゴ・シエラが顔面への打撃を受け、鼻骨と鼻中隔を骨折する重傷を負って緊急手術を受ける悲劇に見舞われた。今後は特注の保護マスクを着用しての強行出場が予定されている。カステリョン戦では1-3で敗れて無敗記録がストップしたが、バジャドリードとのダービーでは劇的な勝利を収めており、昇格への執念を燃やしている。(via SPORT)
UDラス・パルマス
ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督とミゲル・アンヘル・ラミレス会長が率いるラス・パルマスは、勝ち点60を獲得。失点わずか24というリーグ最高の堅守を武器に、1部からの降格組の中で唯一昇格争いに絡んでいる。チームの躍進を支えているのが、日本人FWの宮代大聖(Taisei Miyashiro)だ。3ゴール1アシストを記録してスタメンに定着し、スポルティング戦では11分に中へ切り込んでアレ・ガルシア(今季7ゴール)の決勝弾を見事にアシストした。指揮官は「日本の選手がこれほど早く我々のサッカーに適応するとは想像し難い。レベルが非常に高く、攻守に多大な貢献をしており、メンタリティも素晴らしい」と大絶賛し、昇格プレーオフ進出の絶対的キーマンに指名している。マヌ・フステルやマービン・パーク、そして中盤でゲームメイクを担うヘセ・ロドリゲスも完璧なプレーを見せている。しかし、宮代はマラガ戦のペナルティエリア内でアルフォンソ・エレーロに倒されて負傷交代を余儀なくされた。このプレーについて審判技術委員会(CTA)はPKの誤審を公式に認めたが、ガルシア監督は「VARの担当者は警告すべき明白な反則だった」と怒りを露わにしている。宮代とエンツォの負傷離脱はチームにとって大打撃だ。また、クラブの歴史的危機を救ったアグスティン・オヘダ元副会長が82歳で逝去し、グラナダ戦では選手たちが喪章を付けて黙祷を捧げた。(via Estadio Deportivo)
レアル・サラゴサ
ルベン・セジェス監督の解任後、ダビド・ナバロ監督とネストル・ペレスが就任したサラゴサは、ラロ・アランテギSDによる「アラゴン化」計画のもとで劇的なV字回復を遂げた。ナバロ監督の「君たちは特権階級だ」という魂のモチベーションスピーチがチームを団結させ、ストライカーのダニ・ゴメスが3試合連続先発ゴールを決めるなど完全に覚醒した。キャプテンのトニ・モヤ、ピニージャ、アギーレガビリア、フアン・セバスティアンらが活躍を見せ、本拠地イベルカハ・エスタディオを再び要塞化している。しかし、フランチョ・セラーノが半月板負傷で離脱するなど課題も残る。3部降格の危機に瀕しており、クラブ内では降格時にカンテラーノを除いて「スカッドを白紙化」する計画が議論されている。その中で1月に加入したマウリ・メンサーの契約事情が注目されている。歴史的なアヤックス戦のレトロユニフォームを着用して臨んだ試合では即完売の熱狂を生んだものの、直近ではミランデスに敗北し、コルドバにも0-1で敗れるなど、残留サバイバルは予断を許さない状況が続いている。(via MARCA)