UDアルメリア

ルビ監督率いるチームは、クリスティアーノ・ロナウドの資本参加後、猛烈な追い上げを見せ勝ち点64でデポルティーボと並ぶ自動昇格圏争いを展開している。最大の武器は、今季32試合に出場し20ゴールを記録してピチチ争いを牽引しているセルヒオ・アリバスの存在だ。彼の活躍にはスポルティング・デ・ポルトガルやアヤックスなど欧州の強豪クラブが熱視線を送っており、2029年までの契約と4000万ユーロ以上の解除金が設定されているものの、移籍の噂が絶えない。また、カメルーン人アタッカーのパトリック・ソコは、父親の逝去という悲しみを乗り越えてチームに献身的なプレーをもたらしている。チームはホームで圧倒的な強さ(6連勝など)を誇る一方で、ディオン・ロピの出場停止やイドリス・ババ、ニコ・メラメドの負傷欠場という不安要素も抱えている。直近の試合では、サンセに5-1で大勝し、マラガとのアンダルシアダービーでは後半アディショナルタイム91分にレオ・バプチスタンのヘディングで3-2の劇的勝利を収めた。しかし、カステリョン戦では5バックシステムが不発に終わり、GKアンドレス・フェルナンデスのスリップという痛恨のミスもあって0-2で敗北。リーグ最多となる被PK(11回)という守備の課題を抱えながら、次節のウエスカ戦(ホーム)を「決勝戦」と位置づけて臨む。(via Estadio Deportivo)

マラガCF

フアン・フランシスコ・フネス監督とロレン・フアロスSDが2028年まで契約を延長したマラガは、勝ち点60を獲得し昇格プレーオフ圏内(4位〜7位)で激しい争いを繰り広げている。チームの快進撃を支えているのは14人の若手カンテラーノたちだ。その筆頭が、22歳未満ながら16ゴールを記録し3月の月間MVPに輝いたカルロス・ルイス・ルビオ(チュペ)である。彼はウエスカ戦(5-3)の90分以降のアディショナルタイムに2ゴールを奪い、今世紀のセグンダにおいてダビド・ビジャ、ジェラール・デウロフェウに次ぐ3人目となる「22歳未満での6度目のドブレテ」という歴史的快挙を達成した。ダニ・ロレンソ、イサン・メリーノ、ムリージョといった若手も躍動し、本拠地ラ・ロサレダでは202日間無敗の要塞を築き上げた。しかし、昇格への道は平坦ではない。今季34試合で9ゴール3アシストを記録していた絶対的エースのダビド・ラルビアが左足舟状骨の骨折で長期離脱となり、中盤の要フアンペ・ヒメネスも左脚ハムストリング総腱の負傷で今季絶望となった。大雪と雨の悪天候で行われたアンドラ戦では、ムリージョの先制弾とエネコ・ハウレギのPKでリードしながらも逆転を許し、最終的にハビ・モンテロの同点ヘディング弾で3-3のドローに持ち込むなど、苦しい戦いが続いている。アルメリア戦の前後にはウルトラス「Frente Bokerón」のメンバー4名が暴動で逮捕される事件も発生している。(via MARCA)

CDカステリョン

パブロ・エルナンデス監督とボブ・ヴルガリス会長に率いられたカステリョンは、勝ち点61を獲得してプレーオフ圏内を死守している。クラブの最大の強みは、会長主導のデータ分析に基づき徹底的に作り込まれたセットプレーだ。驚異的な跳躍力を誇るウスマヌ・カマラ(今季10ゴール)や、ロナルド・ポンペウ、ディエゴ・バリス、カルロス・ブリニャーニらがセットプレーから猛威を振るい、ブルゴス戦(3-1の逆転勝利)やグラナダ戦(3-2の勝利)でその威力を証明した。しかし、シーズン終盤に来て代表招集と負傷による「野戦病院化」が深刻な問題となっている。オーストラリア代表のアウェル・マビルと、2月の月間MVPでコンゴ民主共和国代表のブライアン・チペンガがワールドカップ予選およびプレーオフのためにチームを離脱し、昇格プレーオフ欠場の危機に瀕している。さらに、ジェレミー・メロやカラトラバが退場や累積警告で出場停止となり、Bチームからイスマエル・ファデルらを緊急招集せざるを得ない状況だ。平日ホームゲームが連続して組まれたことで、サポーターからは「カスタリアへ行くことが時間との戦いになっている」とLaLigaへの怒りが爆発している。(via AS)