トビ・オソのフランス移籍が最終局面へ!今朝の練習を欠席し本日プライベートジェットで現地へ出発
セビージャの下部組織が誇る22歳の左サイドハーフ、ホアキン・マルティネス・ガウナ・オソのフランス・リーグ・アンのストラスブールへの完全移籍が、いよいよ最終段階に入りました。
アトレティコ・マドリード戦を控えた金曜日の午前、本拠地サンチェス・ピスフアンで行われた前日全体練習にオソの姿はありませんでした。彼の不在こそが、この日のトレーニングにおける最大のニュースとなりました。オソは金曜日の昼、プライベートジェットでフランスのストラスブールへ向けて出発する予定です。現地でメディカルチェックを受け、何事もなければ正式に新契約に署名することになります。
ストラスブールはイングランドの強豪チェルシーと同じ親会社であるブルーコが所有するクラブであり、若きオソにとっては将来的にチェルシーのようなビッグクラブの視野に入るための大きなステップアップとなります。選手自身もこの挑戦を非常に好意的に捉えています。
この移籍において、セビージャとストラスブールは移籍金1000万ユーロ(約16億円)で合意に達しました。オソはアカデミー出身の生え抜き選手であるため、この移籍金はクラブにとって100%純粋な売却益(プラスバリア)となります。また、将来彼が他クラブへ移籍した際の売却益の10%をセビージャが受け取る条項も盛り込まれました。
現行契約が2027年までだったオソに対し、クラブは契約延長交渉を長らく続けていましたが、交渉は難航を極め、行き詰まっていました。この夏、彼には国内外から多くの関心が寄せられており、7月にはルベン・バルガスの移籍先としても交渉中のギリシャ・オリンピアコスへの移籍が確実視されていた時期もありました。さらにイタリアのフィオレンティーナが追っていたほか、シャビ・アロンソ監督率いるドイツのレバークーゼンが左サイドバックの補強を模索していた際、最終的に別の選手に決定する前に、チェルシーを介してオソの名前が獲得リストのテーブルに載っていたという裏話も明かされています。
オソは今季開幕からガルシア・プラサ監督の信頼を掴み、サン・マメスでの開幕戦アスレティック・ビルバオ戦で値千金の先制ゴールを決め、最初の2試合でスタメンとして素晴らしいパフォーマンスを披露していました。そのため、アトレティコ戦での彼の離脱は大きな戦力低下となります。
今回の売却によって得られる1000万ユーロの売却益は、選手の登録年俸制限を直接的に劇的に引き上げるものではないものの(オソの年俸が低かったため)、移籍市場の最終盤において、ガルシア・プラサ監督が求める中盤、フォワード、センターバック、そしてオソの退団によって手薄になる左ウイングの補強資金として大きな推進力となることは間違いありません。(via ElDesmarque / MARCA / Mundo Deportivo)
左サイドの緊急補強として下部組織出身のレフティー、ブライアン・ヒルに再アプローチ
左サイドの主力であるオソのストラスブール移籍が秒読み段階となり、さらにスイス代表ルベン・バルガスのオリンピアコスへの移籍交渉も並行して進められているため、セビージャは急ピッチで左ウイング(左サイドハーフ)の補強に動く必要に迫られています。
そこでセビージャのスポーツディレクターであるホセ・イグナシオ・ナバロは、かつてクラブの下部組織で育った25歳のレフティー、ブライアン・ヒルの獲得に向けて再調査を開始しました。すでに所属先のジローナ、および選手の代理人に連絡を取り、獲得に必要な詳細条件を問い合わせています。
バルバテ出身のブライアン・ヒルは、2021年にセビージャからトッテナムへ完全移籍した後、2023年1月に半年間の期限付き移籍でセビージャに復帰してプレーした経験があります。その後、2年前に期限付き移籍でジローナに加入し、昨夏に600万ユーロで完全移籍。しかし昨季は29試合に出場(出場時間は1641分)したものの、0ゴール3アシストと本領を発揮できませんでした。今季はジローナの降格に伴い、2部リーグでの開幕2試合(レガネス戦、コルドバ戦)でスタメン出場し、計144分間プレーしています。
ジローナ側はブライアン・ヒルの移籍金として800万〜1000万ユーロを要求しているとされています。しかし、財政的に厳しいセビージャにこの額を支払う余裕はなく、完全移籍での獲得は事実上不可能です。セビージャが狙うのは買取オプション付きのレンタル移籍のみです。
ただし、セビージャにとって有利な要素がいくつか存在します。現在、ジローナのクラブ内部は非常に不安定な混沌とした状況に陥っており、移籍市場の閉幕が迫る中で多くの主力選手たちが脱出を求めて移籍を志願しています。そのため、ジローナ側が要求額を引き下げて妥協する可能性があります。
さらに、ブライアン・ヒル自身がセビージャへの深い愛着を公に隠しておらず、自らのプロとしての故郷であるセビージャに戻って再び主力として輝きを取り戻したいと強く望んでいることも、クラブにとっては大きな追い風となっています。(via Estadio Deportivo)
首位キープを狙うアトレティコ戦プレビューと最新の予想スタメン
セビージャは今週土曜日の21:30から、本拠地ラモン・サンチェス・ピスフアンに強豪アトレティコ・マドリードを迎え、ラ・リーガ第3節を戦います。
開幕2連勝で勝点6を獲得し首位タイに並ぶセビージャに対し、アトレティコは1勝1分の勝点4。市場閉幕直前の喧騒の中、ルイス・ガルシア・プラサ監督とディエゴ・シメオネ監督による高度な戦術戦が展開されます。
セビージャのメンバー状況ですが、移籍手続き中のオソ、および移籍交渉が続いているルベン・バルガスはアトレティコ戦を欠場します。一方で、アルフォンがチームに復帰し、DFマルカンの復帰も視野に入っています。右サイドバックのフアン・イグレシアスは今週全体練習に復帰したばかりで、まだわずか2セッションしか消化していませんが、出場に向けてギリギリまで調整が行われています。
セビージャの予想スターティングメンバー:
GK: オディッセアス・ヴラホディモス
DF: カルモナ、サンガンテ、キケ・サラス、ガブリエル・スアソ
MF: アグメ、コチョラシュヴィリ
MF(2列目): ミゲル・シエラ、グリディ、フリオ・ディアス
FW: Robbie Ure
対するアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は金曜日の前日会見に臨みました。
アトレティコ側の最大のニュースは、エース候補であるフリアン・アルバレスが3日連続で全体練習を欠席していることです。シメオネ監督は会見で、エースの状況について『フリアンはまだ個別で調整しており、土曜日の試合に向けては起用が非常に難しい状況だ』と言及しており、欠場がほぼ確実となっています。
しかしアトレティコは、負傷から回復したルックマンが復帰し、前線でジュリアーノとコンビを組むと予想されています。中盤ではパブロ・バリオスに加え、コケ、あるいは今夏ベティスから移籍したカルドーゾが起用される可能性があります。カルドーゾにとって、セビリアの宿敵ベティスに在籍していた過去があるため、サンチェス・ピスフアンの一戦は並々ならぬモチベーションとなります。
アトレティコの予想スターティングメンバー:
GK: ヤン・オブラク
DF: マルコス・ジョレンテ、プビル、ハンツォ、グリマルド
MF: イ・ガンイン、バリオス、コケ(またはカルドーゾ)、アレックス・バエナ
FW: ジュリアーノ、ルックマン(via Sport / ElDesmarque)
【本日の総括】
オソの1000万ユーロでのフランス移籍決定は財政再建中のセビージャにとって大きな前進ですが、左サイドの主力2人を同時に失う危機でもあります。クラブはすぐさま生え抜きのブライアン・ヒルの再獲得へと動き、市場最終盤の動きから目が離せません。まずは土曜日のアトレティコとの首位決戦で、開幕3連勝の偉業に挑みます。
