デイヴィッド・ワシントン:チェルシーの怪物FW獲得へ超変則スキームで交渉中!

セビージャが、チェルシーに所属する21歳のブラジル人FWデイヴィッド・ワシントンの獲得に動いています。この交渉は極めて異例で複雑なスキームとなっています。まず、同じブルーコ・グループの傘下にあるフランスのストラスブールが、チェルシーからワシントンの権利を1600万ユーロで買い取ります。そして、買い取り直後にそのままセビージャへ1年間の期限付き移籍で送り出すという形です。

この背景には、ストラスブールがセビージャも狙っていたデンマーク人FWコンラッド・ハルダーを獲得したことで、同クラブのFW枠が埋まってしまったことがあります。ワシントン自身はフランスへの移籍を好んでおらず、ラ・リーガでの挑戦を強く望んでおり、自らセビージャ行きをプッシュしています。

現在、両クラブの間で交渉の最大の障壁となっているのは給与負担の割合です。ストラスブールは給与の全額負担を求めているのに対し、セビージャは一部のみを負担したい意向です。

かつてサントスでペレやネイマールに続く神童として期待され、1600万ユーロでチェルシーへ渡ったワシントンですが、イングランドではトップチームでわずか3試合の出場に留まり、昨季はU-21チームで9試合に出場したのみでした。最近は子供の誕生のためにブラジルに一時帰国していましたが、新天地としてセビージャでの再起を熱望しています。(via ESTADIO Deportivo)

ルーカス・スタッシン:ベルギー代表FW獲得も秒読み?サンテティエンヌで招集外の最新情報

セビージャはデイヴィッド・ワシントンと並行して、フランスのサンテティエンヌに所属する21歳のベルギー代表FWルーカス・スタッシンの獲得に向けても非常に進んだ交渉を行っています。こちらの取引は、買い取りオプション付きの期限付き移籍をベースとしており、すでに大筋で合意に近い状況です。

スタッシンは、今週月曜日に行われたディジョンとの試合でチームの招集メンバーから外れており、これはセビージャへの移籍に向けた具体的な動きの表れとみられています。ベルギーのウェステルローから1000万ユーロでサンテティエンヌへ加入した彼は、これまで通算66試合で23ゴールをマークし、昨季はフランス1部で12ゴール、2部で11ゴールと実績は申し分ありません。

ベルギー代表のA代表経験も持っており、その実力は折り紙付きです。デイヴィッド・ワシントンがやや未知数な若手であるのに対し、スタッシンはより即戦力として期待できる計算の立つ選択肢となります。セビージャはこの2人の若手アタッカーを同時に、しかも有利な条件で獲得できれば、攻撃陣の大幅な補強が一度に叶うことになります。(via Sacha Tavolieri)

カルロス・ビセンテ:極秘の恩師ラブコールも資金難で無念の完全破談

セビージャが今夏の移籍市場の裏で、最も慎重に、そして大きな期待を寄せて極秘に進めていた交渉が完全に破綻しました。そのターゲットは、バーミンガム・シティに所属する27歳のウインガー、カルロス・ビセンテでした。

月曜日の朝に交渉は完全に決裂。破談の理由は、セビージャのサラリー上限が超過しているという極めて深刻な経済的制約です。バーミンガムはわずか7ヶ月前にビセンテを800万ユーロで獲得したばかりで、今やチームの絶対的な主力として23試合で2ゴール3アシストを記録しており、バーミンガム側の要求額は1000万ユーロを上回るものでした。

ルイス・ガルシア・プラサ監督はアラベス時代にビセンテを育て上げた恩師であり、本人も恩師との再会に非常に前向きで、バーミンガム側を説得して交渉のテーブルに着かせるほどでした。元セビージャのハビエル・カスケロ氏も以前、ABCのインタビューで『オソはルイス・ガルシア監督の下で多くの出番を得ることになるだろう。デポルティーボ・アラベスにおけるカルロス・ビセンテのように、チームに深い突破力をもたらす存在になるはずだ』と予言し、さらに『監督は、前線までしっかり走り切るサイドの選手を好む。そして、守備の堅いチームを作りたいはずだ。今の状況で最も重要なのは失点しないことであり、守備の安定さえ確保できれば、セビージャは必ずチャンスを作り出せるようになる』と戦術的展望を述べていました。しかし、クラブの資金力不足がすべてを台無しにしました。もしルーベン・バルガスの売却が急転直下で決まれば再燃する可能性がゼロではないものの、現時点では交渉の席は完全に畳まれています。(via ESTADIO Deportivo)

カルロス・アルバレス:まさかの臨時収入?海外移籍決定ならセビージャに数百万ユーロの恩恵

セビージャの下部組織出身で、現在はレバンテで活躍する21歳のカルロス・アルバレスが、海外のクラブへ移籍する可能性が極めて高まっています。この取引は、金欠に喘ぐセビージャに思いがけない恵みの雨をもたらす可能性があります。

アルバレスは2023年にフリーでレバンテに移籍しましたが、セビージャは将来の移籍の際に、最初の2年間は40%、3年目は30%の売却金を受け取れる権利を留保していました。現在は3年目に当たり、少なくとも30%の権利が有効です。レバンテは現在、最低でも1000万ユーロ以上のオファーに耳を傾けており、彼の市場価値は1500万ユーロに達しています。

仮に1500万ユーロでの移籍が成立した場合、セビージャには約450万ユーロが転がり込む計算になります。ラ・リーガの財務規定により、この金額の20%にあたる約90万ユーロが即座にサラリーキャップの枠として加算されるため、デッドロックに陥っている現在の補強交渉を一気に押し進める重要な資金源になります。

レバンテのロヘル・ブルゲ選手も『カルロスはレバンテそのものだ。彼は子供の頃からここにいて、難しい時期に僕たちを昇格に導いてくれた。もし移籍するなら、これまでの功績に見合う素晴らしい形で旅立つべき最高の男だ』と惜別のコメントを残しており、移籍のカウントダウンが始まっています。(via ElDesmarque)

イサク・ビェルケボ:PSV撤退でセビージャが単独リード!相棒との再会に本人もやる気十分

スウェーデン1部シリウスに所属する23歳のスウェーデン人ウインガー、イサク・ビェルケボの獲得レースにおいて、セビージャにとって非常に明るいニュースが入りました。これまで獲得の最大のライバルと目されていたオランダの名門PSVアイントホーフェンが、この争奪戦から正式に撤退しました。

PSVは他のターゲットの獲得に注力することを決め、ビェルケボへの興味を失ったことを明らかにしました。これにより、セビージャはビェルケボ獲得を狙う唯一のクラブとして完全に単独リードを奪いました。

ビェルケボはセビージャの新戦力であるロビー・ウレとスウェーデンで素晴らしいコンビを組んでおり、直近の公式戦18試合で13ゴール5アシストという抜群の成績を残しています。市場価値は350万ユーロで、2029年までの契約を残していますが、本人はセビージャのような名門クラブから関心を持たれていることに非常に興奮しており、キャリアアップに向けてスペイン行きを熱望しています。(via ESTADIO Deportivo)

カルロス・マルティン:アトレティコが貸し出しを模索、指揮官の愛弟子が第3の候補へ浮上

セビージャは攻撃陣の補強候補として、アトレティコ・マドリードの24歳FWカルロス・マルティンの獲得交渉にもアプローチを行いました。マルティンは184センチのサイズを持ち、本職はセンターフォワードですが、左右のウイングもこなすことができる極めてポリバレントな選手です。

アトレティコは彼の出場機会を増やすためのローン先を急ピッチで探しており、セビージャに対して打診が行われました。

マルティンにとって最大の強みは、かつてデポルティーボ・アラベスへの期限付き移籍時代に、現セビージャのルイス・ガルシア・プラサ監督の下で指導を受けており、監督の戦術や規律を誰よりも熟知している点です。アラベスでは27試合で2ゴール2アシストを記録し、その前のミランデス時代には15ゴール3アシストを挙げていました。指揮官も彼の実力を高く評価しており、セビージャの現在の窮地を救う即戦力としてこれ以上ない人材です。彼の代理人は、セビージャのナバロSDが今夏初めに別の交渉で会談したアントニオ・ロペス氏であり、良好な関係が交渉をスムーズに進める可能性があります。(via ESTADIO Deportivo)

スソ・フェルナンデス:カディスでの電撃引退が決定、古巣セビージャから感謝と愛の惜別メッセージ

かつてセビージャで数々の歓喜をもたらした稀代の天才、スソが32歳という若さで電撃的に現役を引退することを決断しました。この発表を受け、セビージャはクラブの公式SNSを通じて『ドゥン・ヘスス・ホアキン・フェルナンデス・サエス・デ・ラ・トーレ・"スソ"。あなたが私たちのクラブの歴史の一部となってくれたことを誇りに思います。あなたのフットボールに感謝します!』という、深い愛と敬意に満ちた言葉を送り、彼の数々の名場面をまとめた映像を公開しました。

スソは2020年1月から2025年6月までセビージャでプレーし、173試合10ゴール20アシストを記録。2度のヨーロッパリーグ制覇に貢献しました。特に2023年の準決勝ユベントス戦での同点弾は、クラブの歴史に永遠に刻まれる伝説となっています。ACミランから総額2170万ユーロで加入した彼は、クラブ史上4番目に高額な移籍金での加入でした。

その後、地元であるカディスに復帰したスソでしたが、チームは低迷し、自身もコンディション不良に苦しみ今季はわずか20分間の出場に留まっていました。カディスは財政難からスソの高額な給与を整理する必要があり、契約解除を求めていました。スソは給与の6年分割案などを拒否した末に、現役を退いてカディスの制度的代表に就任することを受け入れました。

スソは自身のSNSで『一歩退く時が来た。これほど大きな意味を持つものに別れを告げるのは簡単ではない。どのような形であれ、これを可能にしてくれた一人ひとりに感謝したい。特に、物事がうまくいかなかったここ数ヶ月、多くの人々から本物の愛情、サポート、寄り添いを感じた。それは一生心の中に持ち続ける。いつも心で生きてきた。頭よりも心で動くことが多かったが、それが私だし後悔はない。夢を叶えられたのだから。決して忘れることのない瞬間、経験、人々をこの夢は私に与えてくれた。時には思い通りにならないこともある。人生は予期せぬ道へ導くものであり、傷ついても身を引くべき時を知らなければならない。今日、身を引くのは、貢献をやめるためではなく、別の場所、異なる視点、そして何よりも違う役割から助け続けるためだ』と綴り、静かにスパイクを脱ぎました。(via ESTADIO Deportivo)

レナト・サンチェス:超大物代理人メンデスの「お荷物」に絡む怪しい売り込みの裏事情

かつて欧州最優秀若手選手賞「ゴールデンボーイ」に輝いたポルトガル代表MFレナト・サンチェス(29歳、パリ・サンジェルマン所属)の名前が、セビージャの補強候補として急浮上しています。しかし、この話の裏にはサッカー界の闇と、代理人ジョルジュ・メンデス氏の巧妙な思惑が透けて見えています。

この話はメンデス氏からの売り込みから始まっていますが、セビージャの関係者はこの申し出を極めて警戒しています。なぜなら、昨年メンデス氏は、当時セビージャのSDだったアントニオ・コンドン氏に貸した恩を回収する形で、DFファビオ・カルドーゾを押し込みました。カルドーゾは年俸250万ユーロというセビージャにとって莫大な財政的お荷物となりながら、ガルシア・プラサ監督から一度も起用されず、今夏は追放されて単独練習を行う状態でありながら、いまだに移籍先が決まっていません。

今回、メンデス氏がPSGで構想外となりギリシャなどへのローンを繰り返しているレナト・サンチェスを売り込んできたのは、再びセビージャにリスクのある取引を飲ませようとしているのではないかという疑念を生んでいます。彼の高額な給与は、ただでさえサラリー上限を超過しているセビージャにとって極めて危険な賭けです。(via Diario de Sevilla)

ホセル:ベテランFWの売り込みを却下、クラブが貫く補強のブレない軸

カタールのアル・ガラファを退団し、現在フリーとなっている36歳のストライカー、ホセル・マトから、セビージャのスポーツ部門へ逆オファー(自らの売り込み)が届いていました。しかし、セビージャのナバロSDは、この提案を即座に却下し、検討用のファイルをお蔵入りにしました。

理由は、セビージャが定めている補強の明確な指針にあります。セビージャは現在、他のビッグクラブで出場機会を失っている、走れて将来性のある若いストライカーを求めており、36歳というベテランのホセルはクラブの未来像に全く合致しません。

今後、交渉の条件が劇的に変化しない限り、セビージャがホセルの獲得へ動くことは絶対にありません。現在の財政難の中でも、クラブとしての補強の軸をブレさせない強い意志を示しています。(via ESTADIO Deportivo)

フェリークス・コレイア:リールと買取OP付きローン交渉中、ポルトガル人ウインガーも前向き

セビージャは左サイドの緊急補強として、フランスのリールに所属する25歳のポルトガル人ウインガー、フェリークス・コレイアの獲得にも乗り出しています。フランスの有力紙の報道によれば、すでにリールに対して買い取りオプション付きの期限付き移籍という条件で正式な交渉を開始しています。

コレイアはかつてポルトガルのジル・ヴィセンテで台頭し、リールが700万ユーロで獲得した実力派のウインガーです。選手本人はラ・リーガという新たな舞台での挑戦に非常に好意的で、スペインへの移籍を熱望していると伝えられています。オソが抜けた左サイドの穴を埋めるため、セビージャは急ピッチでこの実力派ウインガーの交渉をまとめようとしています。(via L'Équipe)

フレン・ロペテギ:元指揮官が語るイスコの真実と、現指揮官へ贈る重みのあるアドバイス

かつてセビージャに栄光をもたらしたフレン・ロペテギ監督が、当時自身が獲得を熱望したイスコのセビージャ時代について、深い思いを語りました。

イスコはロペテギのたっての希望でセビージャへ加入しましたが、ロペテギ監督が解任された後、フロントとの深刻な確執が発生し、わずか数ヶ月後に契約解除となりました。現在は宿敵リアル・ベティスで絶大な輝きを放っています。これについてロペテギ監督は『彼がセビージャにいた時、たとえコンディションが50%の段階であったとしても、私のチームの就任初期において最も重要な選手の一人だった。その後で何が起こったのか、私はもうクラブにいなかったので答えられない。しかし、今ベティスが彼を楽しんでいるのは、ベティスにとってもイスコにとっても素晴らしいこと。私はイスコという人間を愛しているし、心から最高の成功を願っている。彼は私のキャリアで最もフットボールを楽しませてくれた絶対的なトップ選手の一人だ』と、惜しみない賛辞と愛情を贈りました。

さらに、現在セビージャで数々の困難に直面している現監督ルイス・ガルシア・プラサに対しても『ガルシア・プラサがクラブから本当の信頼を感じられるかどうかが極めて重要だ。特に、結果が出なくなったり、物事が困難な方向に進んだりした時にこそね』と、過酷なセビージャのベンチを経験した男ならではの、重みのあるアドバイスを口にしました。(via ESTADIO Deportivo)

ルーベン・バルガス:ギリシャ移籍破談の財政的裏事情:フランチャイズ枠の呪いと今後のチームへの再合流プラン

スイス代表アタッカー、ルーベン・バルガスのオリンピアコスへの売却が事実上不可能となった背景には、ラ・リーガが定める複雑なフランチャイズプレーヤー(選手給与制限枠)のルールが深く関係していました。

バルガスの給与は、セビージャの総年俸額の5%を超える高額なため、規定上のフランチャイズ枠に該当していました。もし彼の売却(セビージャは1500万ユーロを要求、オリンピアコスは1200万ユーロまでしか出さず最終オファーすら届かなかった)が成立していれば、解放された給与および償却枠の70%に加え、売却益の30%をそのまま新規補強予算として使うことができました。これにより、セビージャは市場の最終盤でウイング2人、FW1人、アンカー1人の計4人を補強する大きな原動力を得るはずだったのです。

しかし、この売却が消滅したため、ナバロSDは補強の目標をFW1人と、左サイド(オソの代役)の2人へと大幅に縮小せざるを得なくなりました。さらに、中盤の守備的MFの獲得はほぼ絶望的となり、アンカーはアグメの1人体制に近い状態で臨むことになります。

売却を前提として怪我を防ぐために直近の2試合を意図的に外されていたバルガスですが、移籍市場の閉幕とともにルイス・ガルシア・プラサ監督は彼を再びチームの主力として稼働させるために、全体練習へ再合流させる軌道修正プランを立てています。(via ESTADIO Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場の最終盤を迎え、セビージャはバルガス売却の失敗という冷酷な現実を受け入れ、補強戦略の大幅な修正を余儀なくされています。ビセンテを逃した痛手は大きいものの、ワシントンやスタッシンといった若き実力者たちのダブル獲得や、元セビージャ戦士たちの移籍に伴う臨時収入など、逆境を覆すための火の手はまだ消えていません。残り数時間、奇跡の補強劇が実を結ぶかどうかに注目です。