バルベルデ監督の「降格発言」は計算された心理戦だった

アスレティック・クラブのエルネスト・バルベルデ監督が、オサスナ戦を前にした記者会見で突如として「降格」という言葉を口にし、周囲をざわつかせた。チームは決して降格の危機にあるわけではないにもかかわらず、なぜそのようなネガティブな言葉を使ったのか。

ラジオMARCAのAdrián Blanco記者は、これがバルベルデの完璧に計算された「逆心理(リバースサイコロジー)」であったと解説した。数ヶ月にわたって不安定なパフォーマンスが続き、監督自身の退任発表すらカンフル剤にならなかったチームに対し、バルベルデはメディアという拡声器を使って、あえて極端な危機感を煽ることでロッカールームの意識を揺さぶったのだという。

結果としてこの心理戦は見事に的中し、アスレティックはオサスナ相手にインテンシティの高い試合を披露して1-0で勝利。ウナイ・シモンのPKストップやニコ・ウィリアムズの躍動など、かつての強さを取り戻して欧州カップ戦出場権争いに再び名乗りを上げた。(via MARCA)