ラ・リーガ第37節の試合位置づけと1部残留へのシナリオ

⚽️デポルティーボ・アラベスは現在勝ち点40を獲得しており、1部残留をかけた熾烈なサバイバルの中にいる。日曜日19時にカルロス・タルティエレで行われるレアル・オビエド戦は、チームにとって今週3試合目となる過酷で重要な一戦である。このアウェイゲームに勝利し、かつ残留を争うレバンテ、マジョルカ、エルチェのいずれかが敗れれば、その瞬間にアラベスの1部残留が数学的に確定する。直近の木曜日には本拠地メンディソロサで王者FCバルセロナを相手にディアバテのゴールで1-0の歴史的勝利を収め、相手の勝ち点100到達の野望を完全に打ち砕いたばかりである。バレンシアとの直接対決の成績では下回っている状況にあるものの、最終節のラージョ・バジェカーノ戦を前に、このオビエド戦で大きなミッションの完遂を狙っている。(via SPORT / Estadio Deportivo)

キケ・サンチェス・フローレス監督が求める完全なる集中とオビエドへの警戒

🗣️すでに降格が決定しているレアル・オビエドとの対戦に向けて、キケ・サンチェス・フローレス監督は一切の油断を許さない姿勢を貫いている。指揮官は選手たちに対し、ピッチ上で何が起きているかを賢く読み取るよう要求し、次のように強い言葉で引き締めている。

『しばらく前から我々が勝ち点を積み重ねてきた試合はすべて、極めて重要なものだ。ピッチで起こっていることを正しく読み取ることができれば素晴らしい。この試合で得られる報酬は並外れたものになり得るため、非常に真剣に取り組まなければならない』

対戦相手のオビエドについても、単なる消化試合にはならないと警戒を強め、相手のサポーターや退団するサンティ・カソルラへの感情的な背景も考慮に入れた上で、こう分析している。

『最初の1分から相手に向かっていき、両ペナルティエリア内で堅実かつ的確なプレーを試みなければならない。非常にシビアな試合をする必要がある。彼らは後半戦で非常に素晴らしい競争力を見せてきたチームであり、勝ち点の積み重ね方は以前とは全く異なるものだった。カソルラ、レイナ、ビニャスのような選手を擁し、優れたサッカーを展開するチームだ。さらにスキルに長けたウイングもいるため、非常に厄介な相手になり得る』

『私は常に、最も敵意に満ちたシナリオを想定している。間違いなくオビエドは反骨心を示そうとしてくるだろう。また、非常に重要な選手に別れを告げる場でもあるため、それが感情的なポイントを生み出すはずだ。我々にとっては、そうした不快な状況を乗り越えなければならない舞台へ向かうことを意味する。すでにエルチェ戦でも同じような経験をしており、今回もそのようなタイプの試合になることを予想している』(via SPORT / Estadio Deportivo)

バルセロナ撃破後のチーム状態と選手たちの経験値への絶対的な信頼

🔥過密日程による疲労は残っているものの、FCバルセロナから金星を挙げたことでチームの雰囲気は非常にポジティブな状態にある。キケ・サンチェス・フローレス監督は、サッカー界におけるチームのメンタルダイナミクスについて独自の哲学を語っている。

『各試合を最大限の重要性を持って扱うという点において、我々のアプローチは何も変わらない。常に全力を尽くして競争しなければならない。しかし、結果によってチームの精神状態が変化するのは事実だ。今日のチームは、勢いが増せば4試合連続で勝つことができる一方で、気が滅入ってしまえば4試合連続で負ける可能性も秘めている。その中間を保つことこそが適切であり、結果がどうであれ、同じように選手たちを刺激し続けるための十分な正気を持つことが必要だ』

そして、残留争いという極限のプレッシャーがかかる舞台において、これまでの数々の修羅場をくぐり抜けてきた選手たちの経験とキャラクターに対して、指揮官は絶対的な信頼を寄せている。

『我々はこのことについて少し前に話し合った。彼らには、自分たちがすでにこうした戦いを経験してきた戦士であるということを何度も繰り返して伝えている。彼らがこの状況のエキスパートであり、過去の感覚を再び呼び起こすだろうと思い出させるのは良いことだ。監督として介入しなければならない場面もあるが、時には介入を最小限に抑えるべき時もある。我々は彼らの力に頼ることになるし、私は彼らを完全に信頼している』(via Estadio Deportivo)

気になるルーカス・ボジェの負傷状況と遠征メンバー入り

🚑チームの攻撃の要であるルーカス・ボジェの状態について、直前まで慎重な判断が下されることになっている。指揮官は前日会見で彼のエントリー状況について次のように現状を報告した。

『今日、彼はトレーニングに合流し、いくつかのフェーズをこなした。彼は遠征に帯同し、ユニフォームを着て試合に出場するかどうかは当日の日中に決定される予定だ。疲労が目に見えてわかる状態ではあるが、我々は良い状態で試合に臨めると思っている。選手たちは順調に回復してきている。唯一の懸念は、誰か少しでも違和感を抱えている選手がいれば、それが我々の条件になってしまうということだ』(via Estadio Deportivo)

運命の同時刻キックオフと他会場の経過に対する指揮官のスタンス

⏱️ラ・リーガの終盤戦特有の同時刻開催(日曜日19時キックオフ)により、試合中は常に他会場のスコアが変動し、残留を巡る状況が刻一刻と変わることになる。しかし、キケ・サンチェス・フローレス監督は、外部の雑音を完全にシャットアウトし、目の前の試合だけに集中するようチームに求めている。

『情報が入ってくるのを食い止めることは不可能だ。選手たちがそれを知らないはずはないし、影響を受けないわけがない。しかし、私自身は他会場の状況について考えることに半秒たりとも時間を費やすつもりはない。すべてのエネルギーは我々自身の試合に向けられるべきだ。他のチームの計算など我々には関係のないことだ。我々は自分たち自身の力に依存している。選手たちが再びインテリジェントな状況の読み取りをしてくれることを願っている』(via SPORT / Estadio Deportivo)

【本日の総括】

バルセロナ撃破の勢いそのままに、オビエドの地で1部残留の完全確定を狙うデポルティーボ・アラベス。同時刻開催のプレッシャーやボジェの負傷など不確定要素はあるものの、キケ・サンチェス・フローレス監督は戦士たちの経験値を信じ、目の前の勝利だけを確固たる決意で見据えている。