パチューカ・グループ会長が降格の責任を痛感し自己批判
👤パチューカ・グループの会長であるヘスス・マルティネスが、メキシコから長時間のビデオ会議を通じてメディアに対応し、レアル・オビエドの現状と今後について語り尽くした。降格という結果について、自らが最高責任者であることを認め、すべての責任を負う姿勢を示している。12月の時点ではチームの降格は全く予想しておらず、セルタ戦などで希望の持てる結果が出ており、12ポイント中9ポイントを獲得するなど良い勢いがあったと振り返った。しかし、結果的に降格が決定し、クラブやファンにとってふさわしい場所で戦うための厳しい人生の教訓になったと真摯に受け止めている。ファンやクラブはこのカテゴリーにいるべきではなく、常に1部リーグにいなければならないと力強く強調し、そのために日々24時間体制で働き続けている。降格の翌日には、カルロス・スリムやアルトゥーロから全面的な支援を続ける旨の連絡があったことも明かし、メキシコ史上最も成功を収めている自身のやり方で、再び昇格を目指す決意を語った。6ヶ月前には救世主や神のように扱われて信じられない思いだったが、今は最悪の存在になったわけではないと冷静に状況を分析しており、数千人の反対者がいても、何千万ユーロもの多額の投資を行ってきたプロジェクトを前に進める意志に変わりはないと断言した。(via AS)
ルイス・カリオン監督の招聘は最悪の決断だったと後悔
👔ヘスス・マルティネス会長は、ルイス・カリオン前監督を招聘したことについて明確な後悔の念を口にした。周囲のスタッフから説得されて契約に同意したものの、最終的な決定権は自分にあったとして、責任から逃げることはなかった。解任に伴う多額の違約金の支払いについても言及し、クラブにとって重荷になっていると嘆いている。
『ルイス・カリオンと契約したのは大きな間違いでした。私が間違っていましたし、私が責任者です。すべてにおいて私がトップなのです。私の周りの人々は私を支え、助けてくれますし、決定は合意に基づくこともあります。今回彼らはルイス・カリオンを監督に据えるよう私を説得し、私はそれを受け入れました。最悪の決断でした。もういない監督に給料を払うのは心が痛みます。そのユーロを投資に回すことはできません。ミスは我々のものですが、彼の契約を支払わなければならないのです』(via ElDesmarque)
アルマダ前監督の仕事ぶりを称賛しつつ補強の質不足を指摘
📋前監督のギジェルモ・アルマダについては、深い愛情と敬意を示した。パチューカをチャンピオンに導き、メキシコ史上最高額となる8000万ドルから9000万ドルもの選手売却益をもたらした手腕を高く評価している。オビエドでの給与はメキシコ時代の20パーセントにも満たなかったにもかかわらず、毎朝7時から夕方5時まで働くという強いコミットメントを見せていた。彼のチームのプレースタイルは好ましかったものの、補強選手の質が足りなかったことが結果に響いたと分析している。降格はクラブ全体の責任であるとしつつ、アルマダにもその一端はあると指摘した。それでも、将来的にパチューカ・グループのチームで再び彼を雇う意思があることを明言している。(via AS)
スポーツディレクターより新監督の決定を優先へ
⏱️クラブは当初、新しいスポーツディレクターを先に決める意向を持っていた。非常に経験豊富な人物と面接を行ったものの契約には至らず、現在はアグスティン・ジェイダ、ロベルト・スアレス、マルティン・ペラエス、モンヘ、セサルらの既存のスタッフの働きを信頼している。そのため、時間的な猶予がない状況を鑑み、緊急性を要する新監督の決定を優先させる方針に変更された。遅くとも2週間以内、できればもっと早く新監督を発表し、競争力のあるチーム作りを進めたいとしている。求める新監督のプロファイルについては、情熱的で個性が強く、ピッチ内外で規律があり、自身と同じようにサッカーに執着するほどのハードワーカーであることを挙げた。また、スペインの1部または2部リーグでの指導経験があるなど、スペインサッカーを熟知していることが必須条件となっている。(via ElDesmarque)
主力3選手の去就について契約解除金満額の支払いを要求
🏃アルベルト・レイナ、イリアス・チャイラ、アロン・エスカンデルの3選手は、クラブの降格に伴い契約条項が発動する可能性があるため、移籍市場での去就が注目されている。ヘスス・マルティネス会長は、彼らがクラブを深く愛し、ファンにも根付いている素晴らしいプロフェッショナルであると称賛し、全員残留してほしいという強い希望を持っている。しかし、他クラブからの関心があり、選手自身やその家族にとって魅力的なオファーであれば、彼らの夢を妨げるような利己的な振る舞いはしないと明言した。ただし、移籍を認める条件として、獲得を希望するクラブに対しては契約解除金を満額、あるいはそれに非常に近い額を支払うことを厳格に求めている。
『私としては3人とも残ってほしいのですが、契約解除条項があることを忘れないでください。もしここで活躍して他のチームが興味を持っているなら、その夢を制限することはできません。彼らは契約解除条項を満たす必要があります。もしアプローチがあり、選手がとても熱心で、彼と家族にとってとても良いチームなら、我々も利己的にはなれません。第一段階としては3人とも残したいですし、彼らは解除金を支払いに来なければならないのです。彼らはオビエドをとても愛している素晴らしいプロフェッショナルです』(via ElDesmarque)
クラブのレジェンド、サンティ・カソルラに去就の全権を委任
👑クラブの最大の資産であるサンティ・カソルラについては、涙を流しながら直接話し合いを持ったことが明かされた。降格という厳しい結果を受けて、カソルラには自身の将来を決める完全な自由が与えられている。
『彼と話しました。私たちは泣きました。これは厳しい教訓でした。彼は自分のやりたいことができます。もしさらに6ヶ月間プレーしたいなら、プレーします。もしスポーツ副会長になりたいなら、それも可能です。彼はクラブ最大の資産であり、家族と一緒に決断を下すでしょう。私たちはそれを尊重します』(via SPORT)
補強方針を転換し量より質と下部組織への投資を強調
🔄移籍市場での戦略については、過去の反省を踏まえた自己批判が行われた。パウノビッチ監督の意向を強く受け入れ、イリッチなど高額な投資を行って多くの選手を獲得したものの、期待通りのパフォーマンスを発揮しなかった。今後は監督に100パーセントの決定権を委ねるのではなく、会長自身が最終的な決断を下すシステムを維持する。15人もの選手を乱獲するのではなく、フェデリコ・ビニャスやアロン・エスカンデルのように違いを生み出せる質の高い選手を3、4人獲得する方針へとシフトする。また、新たなサンティ・カソルラを生み出すために下部組織への投資を強化する考えも示された。
さらに、パチューカ・グループからの支援として、コロンバットやフォンセカなどコストのかかる選手をオビエドに貸し出してきたことに触れ、移籍市場での援助を強調している。フェデリコ・ビニャスには2000万ユーロ近くのオファーがあり、600万ユーロで売却されたアレマオ(ラージョ・バジェカーノでカンファレンスリーグに出場)についても、監督の要望で放出に同意したものの、彼らの存在がオビエドへの多大な援助に繋がっていると説明した。なお、ビニャスの起用に関しては、本人が9番でのプレーを好んでいるにもかかわらず、監督が別のポジションで起用したことに対する不満もあった。(via AS)
財政の黒字化達成と他クラブをモデルにしたインフラ投資
💰クラブの財政状況については、冬の移籍市場での無駄な出費を抑え、借金や支払い不能のトラブルを避けるために極めて慎重な運営が行われた。オビエドはかつて破産と消滅の危機にあったため、クラブを守ることが道徳的な義務であると会長は語る。結果として、過去25年間で初めてとなる黒字化を達成し、クラブに安定をもたらす見通しとなっている。これまでにカルロス・スリム氏やパチューカ・グループから数千万ユーロ規模の莫大な資金が投入され、支払えなかったオペレーションは一つもない。
今後は、1部リーグに定着し、マドリードやバルセロナ、バレンシアのような大きなクラブと競争していくために、セルタ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ、アスレティック・ビルバオなどをモデルにしたインフラ開発が不可欠であるとしている。すでにスタジアムの改修に多額の投資を行っており、メキシコから訪れる人々や選手たちから高く評価されている。さらに数週間後には、スポーツシティの建設計画において天文学的な投資となる前払い金が支払われる予定である。「サッカーをもっと、ビジネスを少なく」という批判に対しては、オビエドに最も投資しているのは自分たちであると反論し、将来的にヨーロッパの大会を争うという大きな夢も決して諦めていないと強調した。(via SPORT)
会長自身の健康問題とクラブへの継続的な関与を約束
🏥ヘスス・マルティネス会長は、自身の健康状態についても言及した。背中の問題により長距離の移動が身体的に負担となっており、健康上の理由からオビエドに毎日足を運ぶことは徐々に難しくなっていると明かした。また、投資ファンドとクラブ・レオンの売却プロセスを進めており、妻と子供たちがメキシコに残っている状況もある。それでも、スポーツシティのプロジェクトのために建築家との作業を続けており、オビエドに対する愛情とコミットメントに変わりはないことをファンに約束している。(via AS)
Bチームへの賛辞とファンへの感謝のメッセージ
👏結果が伴わなかったものの、Bチーム(ベトゥスタ)の監督が果たした素晴らしい仕事を誇りに思っており、彼らの昇格を望んでいると語った。選手たちには成長のためのツールを提供していく必要があると述べている。
最後に、新聞の報道やファンからの批判に感謝しつつ、サポートのメッセージにも謝意を示した。ファンがチームを誇りに思えるよう、責任を持って強力な投資を続け、インフラを充実させていくことを誓った。(via AS)
【本日の総括】
オビエドは降格という厳しい現実を受け止め、パチューカ・グループのヘスス・マルティネス会長が全責任を負うと明言しました。ルイス・カリオン前監督の招聘を失敗と認め、量より質を重視する補強や下部組織への投資へと方針を大きく転換します。新監督の決定を急ぎつつ、クラブ史上25年ぶりとなる財政の黒字化とインフラ整備を進め、1部定着と欧州進出の夢を追い続けます。レジェンドのカソルラには去就の自由が与えられ、主力選手には解除金満額のオファーのみ応じる強気の構えを見せています。