【新天地で闘志を燃やす若き獅子たち
アスレティック・ビルバオの選手層スリム化に伴い、急展開で新天地へと旅立っていった選手たちが、それぞれのクラブで第一歩を踏出し、熱い決意を語っています。
特に大きな衝撃を与えたのが、移籍最終日に急転直下でイングランド2部チャンピオンシップのウエストハムへのローン移籍が決定した左サイドバックのアダマ・ボイロです。
背番号18を背負うことになった24歳のセネガル生まれパンプローナ育ちの若武者は、入団発表の場で、
『私はここにいられることに本当に興奮しており、とても幸せです!素晴らしい名門クラブに加わることができたので、早く試合に出たくてたまりません。目の前にある挑戦をとても楽しみにしています。ウエストハムはプレミアリーグへの昇格を本気で狙う素晴らしい野心的なチームであり、私の強いメンタリティ、燃え盛る闘志、そして懸命なハードワークが、チームメイトを助け、クラブの目標達成に大きく貢献できると信じています』
と、並々ならぬ情熱を語っています。ウエストハム側も、
『我々は彼の動向を以前から非常に注意深くスカウティングしており、チームの守備構造に完璧にフィットする才能だと確信している』
と、大きな期待を寄せています。
また、同じくエスパニョールへのローン移籍(一定の条件達成で義務化される買取オプション付き)が発表されたDFアンドニ・ゴロサベルは、
『とにかく早くエスパニョールのユニフォームを着てデビューを飾りたい。新天地のために自分の持てる力すべてをピッチに捧げるつもりだ』
と意気込みを口にしており、彼自身の挑戦に向けた姿勢を見せています。
さらに、2部エイバルへとローン移籍した20歳の快速左ウイング、エリヤ・ギフトは、
『エイバルはとても健全で大きく、強烈な野心を持ったクラブだ。その野心に一人のフットボーラーとして非常に強く惹きつけられた。それがここを選ぶ決定打になった。エイバルでは、自分のスピードと力強さを生かし、試合の流れを一人で変えられるような決定的な仕事をする選手になりたい』
と、力強く意欲を語りました。ギフトにとっては、昨季までビルバオ・アスレティックで信頼を寄せていたジョキン・アランバリ監督と再会できたことも、新天地で輝く大きな後押しとなっています。
なお、ウナイ・ベンセドールについては、他メンバーのようなローンではなく、「アスレティックとの契約を双方合意で正式に解除」した上で、ブルゴスへと完全移籍していることが明らかになっています。
(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
移籍市場の閉幕に伴い、テルジッチ監督率いる25名の戦闘スカッドが完全に確定した一方で、ウリアテ会長への選手会の不満や、歴代会長によるスタジアム招待席廃止への反発など、クラブの根幹を揺るがす制度改革や対話不足からくる「ピッチ外の確執」が急速に表面化しています。アトレティコ戦での勝利に集中するためにも、今週の会長と選手、そして元会長たちとの話し合いの行方が、クラブの未来と一枚岩の連帯感を大きく左右することになりそうです。