ハビ ルエダ売却報道に対するヒラルデス監督の公然の怒り

移籍市場が閉幕したものの、セルタの内部では衝撃的な不満が漏れ聞こえている。クラウディオ・ヒラルデス監督は、クラブが進めている若手ディフェンダー、ハビ・ルエダの売却オペレーションについて、公の場で驚くほどストレートに反対の意思を表明した。ヒラルデス監督は、今回の移籍の動きに対して一切の妥協を排し、『私はハビ・ルエダの売却には納得していない。ましてや世間で話されているような安い金額で手放すなど、到底受け入れられるものではない』と、濁すことなくきっぱりと不満を口にしている。移籍最終日を過ぎてなお残るこのフロントとの不協和音は、今後のチームマネジメントに影響を与える可能性がある。しかし、ハビ・ルエダ自身は今節の公式招集メンバーに通常通り名を連ねており、アノエタでの一戦に向けて準備を進めている。 (via Estadio Deportivo)

ソシエダ戦の公式招集メンバー発表と新戦力カセレスの合流遅れ

レアル・ソシエダ戦に向けて、セルタの公式招集メンバー23名が正式に発表された。守護神イバン・ビジャールの緊急離脱に伴うゴールキーパーの構成や、故障者の最新ステータスが確定している。

先日2030年までの長期契約で獲得が合意したウルグアイ代表のセバスティアン・カセレスは、現時点でまだビゴのペイナドール空港に到着すらしていない。当然、今回のソシエダ戦のメンバーからは外れており、デビューはお預けとなっている。また、アレイス・フェバスは脇腹の打撲による離脱がクラブから公式に発表され、左足ヒラメ筋の負傷から回復中のボルハ・イグレシアスもリハビリ継続のためメンバー外となった。

注目すべきは、カンテラ(育成組織)の若きミッドフィールダーであるアンドレス・アンタニョンとウゴ・ブルシオの2名が引き続きリスト入りしたことだ。クラブのスポーツ計画によると、この若きカンテラーノたちは、その若さや経験不足を問わず、最初からトップチームの戦力として貢献することが期待されている。彼らは今後数ヶ月の間に、チームの重要な一員として大きな一歩を踏み出すことを求められている。

ソシエダ戦に招集された全23名のメンバーは以下の通り。

ゴールキーパー:アルタイ・バインディル、イオヌツ・ラドゥ、コケ・カリージョ。

ディフェンダー:カール・スターフェルト、マルコス・アロンソ、アブドゥライ・フェイ、ヨエル・ラゴ、セルヒオ・カレイラ、アルバロ・ヌニェス、ハビ・ルエダ、ハビ・ガラン。

ミッドフィールダー:イライクス・モリバ、ミゲル・ロマン、アンドレス・アンタニョン、ウゴ・ブルシオ。

フォワード:フェラン・ジュトグラ、イアゴ・アスパス、パブロ・ドゥラン、ウゴ・ゴンサレス、ウィリオット・スウェドベリ、ウゴ・アルバレス、コハブ・ドリウエシュ、ヨネス・エル=アブデラウィ。 (via ElDesmarque)

ユース新監督フアン レコンドの挑戦と一貫されたクラブの戦術哲学

セルタの輝かしい未来を担う下部組織において、新たな指揮官が情熱的に歩みを始めている。12年間にわたりセルタの育成組織(カンテラ)を支え続けてきた地元ビゴ出身のフアン・レコンド(1989年生まれ)が、フベニールA(ユースチーム)の新監督に就任した。チームはディビシオン・デ・オノールの開幕戦となる日曜日、ホームのア・マドロアにソラレスを迎えてリーグ戦をスタートさせる。

レコンド監督は就任にあたり、『結果が良く転ぼうが悪く転ぼうが、自分を信じて自分のやり方を貫いてみせる』と、強い意志を語っている。

セルタの誇る「ア・マドロア」の健康状態は極めて健全だ。外部からはカンテラの素晴らしさが際立っているように見えるが、内部の実態はそれ以上に素晴らしい。監督は『外部の人間を羨む文化が一部にあるが、私たちの手元には、もし他クラブにいたら大金を払ってでも獲得したいと思うような極めて優れたタレントたちがゴロゴロいる。最も重要なのは、彼ら自身が自らの成長のために他ではなくセルタを選んでくれていることだ。私たちはこれを誇りに思うべきだ』と、下部組織への絶対的な自信と誇りを熱く語っている。

特に注目を集めているのが、フベニールAの1年生ながら早くもBチーム(セグンダに所属するフォルトゥナ)のプレシーズンに同行したデイビッド・スエイロだ。アレビン(ジュニア)時代から彼をよく知るレコンド監督は『彼はここ数年で爆発的な進化を遂げた。底知れない能力と成長の余地を備えており、今の姿勢で努力を続ければ、将来非常に大きな役割を担う選手になるはずだ』と評価している。

セルタの強みは、トップチーム(クラウディオ・ヒラルデス監督)、Bチーム(フレディ・アルバレス監督)、そしてフベニールAまでが完全に一本の戦術ラインで繋がっていることだ。すべてが「3-4-3」に代表される共通のモデルを共有している。レコンド監督は『上がってきた選手たちがいつでもプロの舞台で戦えるよう、共通したプレースタイルの原則を持っている。自分たちがボールを保持して主導権を握り、常に前線からアグレッシブにプレスをかけ、敵陣で長くプレーして多くの決定機を作る。チームが目指すのは、勇敢で、インテンシティが高く、競争力があり、個性に満ちあふれたアイデンティティだ。これらを徹底して追求すれば、リーグの上位争いといった結果は自ずとついてくる』と語る。

日々の練習の重要性についても『最高のフォワードに対して最高のセンターバックが守備をする。毎日練習で200%の力を出し合うからこそ、彼らは本物の競争力を身につけることができる』と説く。

昨季フベニールAを率いてリーグ優勝を飾り、今季からヒラルデス監督率いるトップチームのコーチ陣へと引き上げられたアルベルト・スアレスとは密に連絡を取り合い、多くの刺激を受けた。しかし、彼は『前任者や周りと比較されることは好まない。私は私自身のカラーでチームを引っ張る』と語り、自身のやり方でクラブのレジェンド監督たちが築き上げた遺産をさらに発展させる決意だ。 (via SPORT)

アノエタでのレアル ソシエダ戦プレビューと予想スタメン

第6節、アノエタでレアル・ソシエダとの決戦に臨むセルタ。現在勝ち点1で17位のセルタと、勝ち点3で13位のソシエダとの勝ち点差は「2」。セルタは直近3試合勝ちなし(1分2敗、前節アスレティック・クラブに0-2で敗戦)と苦しんでおり、この一戦は今後の流れを左右する極めて重要な戦いとなる。

対するレアル・ソシエダは前節エスパニョールを2-1で下し、『勝ち点3が必要だった』とアンダー・バレンネチェアが語ったように、復調の兆しを見せている。しかし、ソシエダはマタラッツォ監督が退場処分によりベンチ入り禁止となっており、代わりにジョン・マイサーノがチームを指揮する。一方で、肩の痛みが懸念されていた守護神アレックス・レミロについては、ソシエダ側が『問題なく先発出場する』と明言している。

セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督は、前節アスレティック戦で決定力不足を打開するため、ハーフタイムに一気に5枚の選手を入れ替える(イアゴ・アスパス、ミゲル・ロマン、ハビ・ルエダ、ヨエル・ラゴ、ウゴ・アルバレスを同時投入)という極端な采配を見せた。

この大胆なアプローチと最新の招集メンバーを踏まれたソシエダ戦の予想スタメンは、イオヌツ・ラドゥをゴールマウスに据え、バックラインにはハビ・ロドリゲス、スターフェルト、そして出場停止から復帰するマルコス・アロンソが入る見込み。中盤はカレイラ、ミゲル・ロマン、イライクス・モリバ、ハビ・ガランが形成し、前線にはイアゴ・アスパス、フェラン・ジュトグラ、ウィリオット・スウェドベリが並ぶ布陣が有力視されている。

なお、この伝統の一戦はMovistar Plus+のM+ LALIGA、M+ LALIGA HDRなどの各種チャンネル、そして商業用のLaLiga TV Barなどを通じて生中継される。 (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場の余波による揺らぎを見せつつも、セルタはクラブ全体でブレない戦術哲学と一貫した育成モデルを貫いている。アノエタでのソシエダ戦は、新指揮官の下で進むカンテラの台頭とチームの結束力が試される極めて重要な試金石となるだろう。