1部リーグからの無念の降格とパチューカ・グループの再建計画
🏢 レアル・オビエドの1部リーグ復帰はわずか1シーズンで幕を閉じることになった。チームは一貫性を欠いたことの代償を高く支払い、数週間前にはすでに2部降格が決定していた。昨シーズン、チームを1部昇格に導いたヴェリコ・パウノヴィッチ監督は今季序盤に解任されており、シーズンを通して安定を保つことができなかった。しかし、オーナーであるパチューカ・グループはすでに1部リーグへの最短での復帰を目指し、大規模なチーム再建に乗り出している。(via SPORT)
新監督人事:フリアン・カレロが最有力候補に浮上、対案も準備
👔 来季に向けた新監督選びが大詰めを迎えている。カルロス・タルティエレとメキシコで作成された長い候補者リストは、現在1人の大本命と1人の代替候補にまで絞り込まれた。第一候補だったスポーツディレクターに就任を断られた後、クラブは現在フリアン・カレロを次期監督の最有力候補として交渉を進めている。55歳のカレロはレバンテを1部リーグ昇格に導いた実績があり、ブルゴスでも確かな足跡を残すなど、2部リーグを完璧に熟知している点が最大の評価材料となっている。
ただし、メキシコ人オーナーのヘスス・マルティネスからは一つの懸念点が示されている。かつてアルバロ・セルベラ監督のプレースタイルを批判したこともあるマルティネスは、勝つための「手段や内容」を非常に重視しており、カレロのプレースタイルが彼の好みに完全に合致しているわけではないという。カレロの就任にはこのオーナーからの最終承認が必要となる。なお、交渉が破談した場合のバックアップとして、フロント陣から評価の高いホセ・フアン・ロメロの名前も控えとして準備されている。(via ElDesmarque)
移籍市場動向:主力アタッカー陣の退団予想とハコボ・ゴンサレスの加入
🔄 降格に伴い、チーム内で市場価値の高い選手たちの流出が予想されている。筆頭はウルグアイ人FWのフェデ・ビニャスである。今季9ゴールを記録した同選手は、その攻撃的なアグレッシブさでラ・リーガにおいて高い評価を維持しており、退団が濃厚と見られている。さらに、極端に攻撃力が限られていた今季のオビエドにおいて、1対1で局面を打開できる数少ない存在だったウインガーのアイセム・ハッサン(ハイテム・ハッサン)も退団に向かっている。
一方で、新たな戦力としてコルドバCFからハコボ・ゴンサレスの加入が決定的となっている。同選手は今年初めに提示されたコルドバからの契約延長オファーを拒否し、レアル・オビエドへ向かう決断を下している。(via SPORT)
2026年W杯代表メンバー:ビニャスとハッサンが選出、フォンセカは落選
🌍 北中米で開催される2026年ワールドカップに向け、オビエドの選手たちにも各国の代表招集に関する動きがあった。フェデ・ビニャスはマルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイ代表の26人の最終メンバーに見事選出された。ビエルサ監督は、ビニャスがスペインでゴールを量産してブレイクする前から、代表監督就任当初から彼を高く評価し続けてきた経緯がある。一方で、今季ラ・リーガで高いレベルのプレーを見せていたMFニコ・フォンセカは、惜しくもウルグアイ代表のメンバーから落選している。
また、エジプト代表の最終メンバーにはハイテム・ハッサンが名を連ねており、ワールドカップの大舞台に挑むことになった。(via ElDesmarque) / (via AS)
元所属FWブランコ・レスチュクが戦火を逃れオビエドに帰還、クラブへの愛を語る
🎙️ 2020-21シーズンにクコ・シガンダ監督の下でチーム得点王(7ゴール)として活躍したアルゼンチン人長身FWグスタボ・ブランコ・レスチュクが、イランのリーグでプレーしていた最中に戦争の危機に直面し、命からがらイランを脱出してオビエドに身を寄せている。彼はテヘラン上空にミサイルが飛ぶのを目撃した後、27時間かけてミニバスでトルコ国境を越え、兄弟が住むオビエドへとたどり着いた。
安息の地であるオビエドのレストランで、自身が所属していた当時から在籍し続ける唯一の選手であるルカス・アヒハドと偶然再会した彼は『ルカスにはオビエドの血が流れているから、このままクラブに残ってほしいね』と語った。また、オビエドの1部降格については『とても悲しかったよ。少し運が足りなかったんだと思う。いくつかの試合を見たけど、フェデ・ビニャスのような素晴らしい選手たちがいた。多くの試合でもっと良い結果にふさわしかったけれど、1部リーグでは細部のミスが大きく響いてしまう。今は過ちから学び、残留するために何が足りなかったのかを理解する時だ』と思いを馳せた。
さらに自身の今後については『スペインに戻れたら最高だね。マラガ、オビエド、エイバルではいつもとても快適だったから。来シーズン、アウェイチームとしてタルティエレに戻れたら? もちろんだよ。戻れたら嬉しいし、とても美しい経験になるだろうね。もしオビエドがストライカーを必要としているなら… もちろん自分を売り込むよ(笑)』と、クラブへの深い愛情と復帰への意欲をユーモアを交えて語っている。(via SPORT)
【本日の総括】
1部リーグからの悔しい降格を受け、オビエドはパチューカ・グループの下でフリアン・カレロを新監督の第一候補に据え、最短での1部復帰に向けた再建をスタートさせています。ビニャスやハッサンといった主力の退団が予想される中、ハコボ・ゴンサレスの加入が決定し、さらにW杯での所属選手たちの活躍にも注目が集まります。元エースのブランコ・レスチュクが語るクラブへの無償の愛は、オビエドというクラブの特別な魅力を改めてファンに感じさせてくれます。