フェラン・トーレスの1ユーロの思い出

PSGへの移籍をバルサ側に直訴し、今週水曜日の全体練習合流前の決着を急いでいるフェラン・トーレスが、地元フォイオスでの表彰式に出席した際、家族の温かいエピソードに涙を流す一幕がありました。式典では彼の祖母ロラがマイクを握り、『フェランは本当に良い子で働き者。昔はゴールを決めるたびに1ユーロを私にせがみ、私はそれをあげていた』というかつての懐かしい思い出を披露。これを聞いたフェランは、感極まって涙を流しました。

自身の去就を巡る騒動の渦中にいるフェランですが、式典の場で『このようなビッグクラブから興味を持たれるのは常に素晴らしいことだ』と語り、PSGからの関心を歓迎していることを暗に認め、バルサのフロント陣を大いに驚かせました。本人は8月13日の合流日までにPSGへの移籍交渉を完全に完了させることを望んでおり、すでにメディカルチェックのためにフランスへ飛ぶ準備を進めています。(via SPORT)

ガビが明かす母親の不安と幼少期の100ゴールスタッツ

22歳の若さでバルサとスペイン代表の中心人物に君臨するガビが、DAZNのインタビューに応じ、ピッチ上で頭から突っ込むような自身の恐れを知らない激しいプレースタイルについて語りました。ガビの母親は、彼の身を案じるあまり現在では息子の試合を全く観ることができなくなってしまっており、試合前には必ず『頼むからケンカだけはしないで、気をつけて』と熱心に忠告してくることを明かしました。ガビ自身も、後から冷静になって自分のスライディングタックルなどの映像を客観的に見返した際、『少しぞっとした』と本音を漏らしています。

また、ガビの最初の恩師であるマヌエル・バスコ監督は、彼が6歳の頃にレアル・ベティスの下部組織にいた時代、1シーズンで約100ゴールを記録する驚異的なスタッツを残していたことを明かしました。当時からその視野の広さ、強靭なフィジカル、そして高い競争心は並外れていましたが、バスコ監督は『家族が謙虚で働き者であり、常にその成長に寄り添っていたことこそが、現在のガビの素晴らしい人間性を形作った』と、ピッチ外での家庭環境の重要性を大いに絶賛しています。(via SPORT)

料理人ジャカスの告白

カンプ・ノウのVIP向け食事やトップチームのケータリングを10年間にわたって一手に引き受けてきた有名シェフ、ジョルディ・ジャカスが、バルサの持つ凄まじいプレッシャーの裏舞台を告白しました。彼は子供の頃、11歳でバルサの下部組織の入団テストに不合格となり、泣きながら家に帰った過去を明かし、『バルサでプレーできないと悟った日は人生で一番辛い日だった』と振り返っています。

カンプ・ノウでの10年間は常に時間やHorarios(日程)の変更、UEFAによる厳しい監視、そして数々の imprevistos(予期せぬ出来事)に追われる過酷な日々でした。特に2013年のACミラン戦(4-0)やPSG戦(6-1)といった歴史的な大逆転劇の裏側では、試合終了前に血の凍る思いをしながらカバ(シャンパン)の準備をしていたと語ります。『準備が早すぎて追いつかなかったり、遅すぎてお祝いに間に合わなかったりしたら最悪だった』と、勝利を祝うシャンパンを完璧なタイミングで冷やすための異常なプレッシャーを明かしました。また、現在のハンス=ディーター・フリック監督の体制について、『かつてのルイス・エンリケの時のように毎試合過剰に厳しく批評されていない今の状態は良い。グアルディオラの影に怯える日々をようやく抜け出した』と高く評価し、好感を寄せています。(via SPORT)