2019年国王杯覇者フランシス・コクランを襲った仏2部での悲劇的な頭部衝突事故
かつてバレンシアの一員として活躍し、2019年のコパ・デル・レイ制覇の美酒をファンと共に味わった元フランス代表MFフランシス・コクランが、母国フランスの地で非常に心配な大怪我に見舞われました。
今夏から自身がプロとして育った古巣のスタッド・ラヴァルへと復帰したコクランは、リーグ・ドゥ(フランス2部)第2節のナント戦において、自身初の先発メンバーとしてピッチに立ちました。しかし、前半開始わずか12分の場面、空中戦の競り合いの際に相手のユヌサと猛烈なスピードで頭部同士がクラッシュ。
そのあまりに激しい衝撃に、ピッチ上の両チームの選手たちは即座にプレーをストップさせ、信じられないほどのパニック状態で医療スタッフの緊急投入を叫びました。スタジアム全体が不気味なほどの完全な静寂に包まれる中、コクランは意識が不透明な状態でピッチ上で長時間の応急処置を受け、最終的に担架に乗せられてそのまま救急搬送されました。
かつてメスタージャで中盤の防波堤として魂を燃やした戦士を襲ったこの悲劇的なニュースに、バレンシアサポーターの間からも早期の回復と無事を祈る声が数多く寄せられています。 (via SPORT)
【本日の総括】
バレンシアCFは、プレシーズンで4敗を喫するという不透明感の中で新シーズンの開幕へ向かっています。ハビ・ゲラと佐藤龍之介の若い才能たちのケミストリーがチームの希望となる一方、カルロス・コルベラン監督が抱える選手層の薄さは深刻であり、ピッチ外ではアルナウ・マルティネス獲得の資金交渉難航や、アンドレ・アルメイダのセルタ移籍に伴う「開幕戦前の放出禁止」というレッドラインの設定、さらには元所属選手であるコクランの悲劇的な怪我など、ピッチの内外で激しい嵐が吹き荒れています。フェラン・トーレスのPSG移籍による160万ユーロの臨時収入を最大限に活用し、レジェンドのドミンゴから寄せられた厳しい批判の言葉を真摯に受け止めて、チームは一丸となって8月22日のセルタとの過酷な開幕戦へと突き進まなければなりません。