バライドススタジアムの芝生病気と猛暑による開催不能問題とクラブ間合意を無視した強硬日程にオサスナが公式声明で激怒
🌾 2026/27シーズンのラ・リーガ開幕節において、オサスナは敵地アバンカ・バライドスに乗り込んでセルタとの初戦を戦う予定でしたが、現地ピッチを襲った予期せぬ緊急事態により、急遽延期されることが決定しました。ビーゴの本拠地バライドスの芝生が深刻な菌の病気に侵され、さらに追い打ちをかけるようにガリシア南部を襲った猛暑と高温が、治療のために散布された薬剤の化学反応を招いて「逆効果」の副作用を引き起こしてしまいました。ピッチは試合を行うことが完全に不可能な劣悪な状態に陥り、ラ・リーガは両クラブやスペインフットボール連盟との協議の上で試合の延期を確定させました。
🏟️ オサスナ側は、セルタがピッチ修復に向けて全力を尽くしたものの力及ばず、16日の日曜日に対戦を行えないというピッチ上の現実そのものについては『事情を深く理解し、十分に共感している』と表明しています。しかし、この事態に伴ってラ・リーガとスペインフットボール連盟が決定した、あまりにも一方的で配慮に欠ける新しい代替日程に対しては、公式声明を通じて絶対的な怒りと抗議の意志を爆発させています。
📅 ラ・リーガが指定した新しい開催日は、わずか2週間後の8月27日木曜日の20時30分キックオフという強硬スケジュールでした。実は、この延期が浮上した段階で、オサスナ combat とセルタの両クラブは、選手の極端な疲労やシーズン初期に多発しやすい不慮の負傷リスクを適切に回避するため、代表ウィークの期間中である9月24日または25日に代替試合を組み込むという案で完全に事前合意に達していました。ラ・リーガも連盟もこの確固たるクラブ間合意の存在を明確に把握していたにもかかわらず、その要望を一切聞き入れることなく、独断で平日の木曜日開催を強行したのです。
✈️ この一方的な日程調整により、オサスナは8月24日の月曜日にホームでのレバンテ戦をこなした直後、中2日という極めて過酷なインターバルで遠く離れたビーゴへの移動フライトとアウェイ戦をこなさなければならない地獄のロードを強いられます。オサスナは休養のバランスを保つために24日のレバンテ戦の日程を1日でも前倒しできないかとラ・リーガに打診しましたが、それすらも無慈悲に拒絶されました。試合の直前わずか48時間前というフライト便の手配も完了していた段階でのずさんな決定に対し、クラブは怒りの声明を発表しました。
『ラ・リーガのような最高峰の舞台において、試合開始までわずか3日という直前になって延期や日程変更を急にドタバタと決定する姿勢は、これまでの不履行や計画性のなさ、そして決定的な不真面目さにすっかり慣れきってしまっていることを如実に表しています。オサスナはセルタ側の困難な事情に寄り添い、真摯に協力して新たな日付を調整していたにもかかわらず、そのクラブ間の正式な合意を完全に無視して強硬決定を下した連盟とラ・リーガのやり方は、私たちのクラブとサポーターに対する断じて容認できない無礼極まりない行為です。結局のところ、やはり彼らにとってこれはフットボールではない、ラ・リーガに過ぎないのです』
🔥 このように、事態の原因が全く及ばないサードパーティのトラブルによって最も実害を被るはずのオサスナとそのファンが、スケジュールの上でも二重に苦しめられる理不尽な形となりました。なお、今回の開幕節はオサスナ戦の他にも、バレンシア対ベティス、レアル・マドリード対レアル・ソシエダ、バルセロナ対アスレティック・ビルバオの計3カードが同様に延期されています。これらは、ワールドカップの準決勝進出メンバーを抱えるチームが、選手に義務付けられたバカンス期間やプレシーズン練習に足る十分なコンディション準備を確保できなかったことが理由となっています。 (via ElDesmarque)
生え抜きの右ウイングであるイケル・ベニトがメキシコのケレタロへ移籍金約50万ユーロで完全移籍が合意
⚽ オサスナは夏の移籍市場の締め切りまで残り約半月となる中、トップチームの戦力整理の一環として、下部組織育ちである24歳の右ウイング、イケル・ベニトをメキシコ1部のケレタロFCへ完全移籍させることで正式に合意しました。この移籍に伴い、オサスナはベニトの保有する権利の「50%」を売却する形をとり、その対価として60万ドル(約51万8,700ユーロ、約50万ユーロ以上)の移籍金をメキシコ側から得ることになります。
🇲🇽 契約にはさらに多くの取り決めが含まれており、ケレタロは2027年8月31日までの期間において、残る権利のうち追加で30%をいつでも追加購入できる権利を保有しています。また、オサスナ側は将来的にベニトが別のクラブへ移籍する際の優先交渉権(derecho de tanteo)を手元に残しており、彼の将来のステップアップ時にも移籍市場における一定の影響力と追加の利益を確保できる賢明な契約形態が結ばれました。契約の正確な年数については公表されていませんが、この買い取りオプションの期限設定から、少なくとも2027年までの複数年契約であることが確実視されています。
🏥 2002年8月10日にミランダ・デ・エブロで生まれたイケル・ベニトは、2018年にオサスナが誇る名門育成アカデミーであるタホナルへと入門。そこからフベニール・リガ・ナショナル、ディビシオン・デ・オノール、そしてBチームのオサスナ・プロメサスといったすべての育成段階を順調に駆け上がり、2021/2022シーズンに待望のトップチームデビューを飾りました。その成長過程において、最も過酷とされる右膝の十字靭帯断裂という選手生命を揺るがす大怪我に見舞われましたが、それを驚異的なリハビリと精神力で克服。これまで公式戦19試合に出場し、赤いユニフォームを身にまとって2ゴールをマークしました。
👋 クラブは、限られたスタメンの機会の中でも不平を言わずに取り組み続けた生え抜きアタッカーに対し、惜しみない感謝の意を公式声明に込めて送り出しました。
『オサスナを象徴するタホナルの出身者として、長年にわたり我がクラブのために捧げてくれた彼の素晴らしいプロ意識、および常にチームの手本であり続けた模範的な振る舞いに、心から深い感謝の意を表します。CAオサスナは、イケル・ベニトのサッカー選手としての新たな舞台、そしてこれからの偉大なチャレンジにおいて、最大の幸運と大いなる成功が訪れることを心から祈っています』 (via MARCA)
【本日の総括】
ラ・リーガ開幕を直前に控える中、オサスナはピッチの内外で大きく揺れ動く一日となりました。ビーゴの芝生菌トラブルによる開幕戦の直前延期と、それに対するラ・リーガおよびRFEFの一方的で配慮のないスケジュール決定は、オサスナのサポーターやクラブの誇りを深く傷つけ、月曜日のレバンテ戦から中2日での過酷な遠征移動という極めて不当な試練を課されることになりました。その一方で、移籍市場ではアカデミーが生んだ強き戦士、イケル・ベニトを約50万ユーロでメキシコへ売却して財政的な実利を得るなど、新シーズンの本格的なサバイバル開始を前に、クラブの組織的な整理と闘争心がさらに研ぎ澄まされています。
