アトレティコのオベド・バルガス獲得へ向けた期限付き移籍の交渉進展状況

バレンシアは、アトレティコ・マドリードに所属する21歳のメキシコ代表MFオベド・バルガスの動向を注意深く追っており、期限付き移籍(ローン)での獲得に向けたアプローチを強化しています。バルガスは昨冬にアメリカのシアトル・サウンダーズからアトレティコに加入し、プレシーズン中もシメオネ監督の下で素晴らしいアピールを見せていましたが、アトレティコの中盤にはモルテン・ヒュルマンド、パブロ・バリオス、コケ、ロドリゴ・メンドーサといった実力者がひしめいており、出場機会を確保するための武者修行として放出が検討されています。

バルガスは中盤の底でのボール奪取能力や鋭いタックル、ピッチを広くカバーできるスタミナに優れており、非ポゼッション型ながらも守備に多大な強度をもたらすプレースタイルです。特筆すべきは、母親がスペインの血を引いていることから、今年5月にスペイン国籍を取得した点です。これにより、ラ・リーガで極めて貴重な「非EU登録枠」を一切消費しないタレントとなっており、バレンシアのスポーツディレクター、ロン・グーレイにとっても極めて魅力的なターゲットとして映っています。ヘタフェやベティスといった強豪ライバルも関心を示していますが、バレンシアは彼を迎え入れる準備を進めています。 (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

右サイドハーフ補強を巡るベルンハルドソン獲得の条件と優先順位の壁

バレンシアは、ドイツ2部ホルシュタイン・キールのスウェーデン代表FWアレキサンダー・ベルンハルドソンの獲得に向けて、ヴォルフスブルクやコペンハーゲンなどと争奪戦を展開しています。ベルンハルドソンは昨シーズン、2部中位に終わったキールからのステップアップを望んでおり、キール側も移籍金を確保するために本人の売却を容認したとされています。

2026年ワールドカップでもスウェーデン代表の主軸として3試合に先発出場した彼の実力は疑いようがありませんが、バレンシアのフロントは、この獲得交渉を進めるために2つの優先的な前提条件を設定しています。まず、右ウイングの最優先ターゲットは、昨季終盤に残留を決定づける6ゴールを挙げて大活躍し、リーズからの退団が濃厚となっているラルジー・ラマザニである点です。ラマザニ本人はすでにSNS上でバレンシア復帰への熱烈なメッセージを送っており、両クラブの間の金銭的な合意が待たれています。そしてもう一つの大きな条件が、現在チーム内で最も危機的な状況にある右サイドバックの補強問題です。 (via ElDesmarque)