サム・ロドリゲス獲得間近
レアル・オビエドは、アルコルコンに所属する21歳の左サイドバック、サム・ロドリゲスの獲得に迫っている。オビエドにとって今夏5人目の補強となる見込みで、クラブは金銭的な見返りを支払うことでアルコルコンと合意に近づいている。アルコルコン側は、彼が一定の出場試合数をクリアしたことで1年間の契約延長条項を行使していたものの、2027年にフリーで彼を失うリスクを避けるために今回の交渉に応じている。
サムはアルコルコンの左サイドバックとして定着し、直近2シーズンでそれぞれ25試合、35試合に出場し、昨季は3アシストと1ゴールを記録した。両足の技術が高く、フィジカルに恵まれ、攻守のバランスが取れた選手である。アトレティコ・マドリードのBチームなども関心を示していたが、本人はより競争の激しい環境であるオビエドでのプレーがキャリアの大きなステップアップになると考え、すでに加入に同意している。フリアン・カレロ新監督の下で、彼はラヒムとポジションを争うことになる。
この獲得手法は、2年前にレクレアティーボ・ウェルバからラヒムを獲得した時と同様であり、競争力の高い環境で選手を育成し、価値を高めるという明確な狙いがある。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)
新SD就任とこれまでの補強
クラブは、新たなスポーツディレクターとしてダビド・フェルナンデスの就任を正式に待っている状態である。バルセロナのテクニカルセクレタリーを務めていた彼は、7月からスアレスの後任としてオビエドのスポーツディレクターに就任する。スアレスは引き続きテクニカルセクレタリーとしてクラブに残る。
ダビド・フェルナンデスはすでに数ヶ月前からサム・ロドリゲスのスカウティングを行っており、若く成長が見込める選手の価値を高めるというクラブの新たな補強方針のフィルターを通している。
オビエドは現在ストライカーの補強を計画している一方で、すでに4人の選手を獲得済みである。パブロ・サエンス、ユネス・ラチャブ、ハコボ・ゴンサレス、アイサル・アフメドの4人が新たな陣容に加わっている。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)
歴史的なアボノ会員数
レアル・オビエドのファンは、再びスペイン全国でも屈指の強固な基盤であることを証明している。セグンダ・ディビシオンへの降格という厳しい結果にもかかわらず、既存ソシオの90%以上がクラブへの忠誠を保っている。アボノ(シーズンチケット)キャンペーンの終了2日前時点で、すでに24,155人の会員数を記録し、さらに4,426人がキャンセル待ちのリストに名を連ねている。
この数字は昨季(24/25シーズン)の25,172人を上回るペースであり、3シーズン連続でクラブの歴史的記録を更新することになる。サラゴサ、デポルティボ、マラガといったクラブが同カテゴリーに不在の中、昨季23,006人を記録したラス・パルマスだけが「セグンダで最も会員数の多いクラブ」の座をオビエドと争う唯一の存在となっている。キャンセル待ちのファンが全員入会すれば、ホームゲームの約半分がアボノ会員で埋まる計算になる。
オンラインでの更新受付は日曜日までだが、対面での手続きは金曜日の午後で終了する。6月1日から3日にかけては、空き状況に応じた座席変更の受付が行われる。その後、7月4日に新規入会用の空き座席数が発表され、6日には昨季の「カルネ・オビエディスタ(ファンカード)」保持者を優先とした登録が開始される予定である。カルロス・タルティエレのスタンドは、今季もオビエドの揺るぎない要塞となる。(via ElDesmarque)
オイエル・ルエンゴの去就
今夏の移籍市場で少しブレーキを踏んでいるオビエドは、プロジェクトの構想外となっている選手の放出作業も進めている。その一人がセンターバックのオイエル・ルエンゴである。彼はブルゴスでの半年のレンタル期間を終え、6月30日以降にエル・レケションへ復帰する。
冬の市場で出場機会を求めてブルゴスへ移籍し、同クラブのスポーツディレクターであるミチュが獲得のチャンスを見出していた。ブルゴスが昇格した場合には買取義務が発生する条項が含まれていたが、チームは昇格を逃したため行使されなかった。さらに、ブルゴスでも元監督の構想に深く入っていなかったため、彼がブルゴスに残留する可能性は消滅している。
ルエンゴはオビエドとまだ1年の契約を残しており、LALIGA HYPERMOTIONのクラブなどから状況を改善するオファーが複数届いている。しかし、オビエドは彼の放出を急いでいない。クラブの意向は、ダニ・カルボやダビド・コスタスとポジションを争う新たなセンターバックを獲得することが先決であり、新戦力が到着するまでルエンゴの退団は成立しない。ダビド・フェルナンデス新SDが到着次第、双方にとって最善の解決策を探ることになる。(via ElDesmarque)
小ネタ:元所属選手と過去スタッツ
オビエドでプレーした経歴を持つフアンホ・ニエトが、スロベニア1部のツェリエでの2シーズンを経て、カステリョンにフリーで加入し2029年までの契約を結んだ。彼は育成時代を過ごした古巣のカステリョンへ13年ぶりに復帰することになった。
また、昨シーズン(25/26シーズン)のラ・リーガの観客動員データにおいて、12月14日に行われたセビージャ対レアル・オビエドの試合で、32,885人の観客を動員したことが記録されている。(via SPORT)(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
オビエドはダビド・フェルナンデス新SDの元、サム・ロドリゲスの獲得に迫るなど着実に補強を進めており、構想外のルエンゴは新CB獲得後の放出となる見込み。降格にもかかわらずファンは熱狂的で、アボノ会員数はセグンダ最多規模の記録更新を目前に控えている。