ビーゴ市庁舎でのEL出場祝賀会

2シーズン連続となるヨーロッパリーグ出場を決め、バライードスで歓喜に沸いたセルタの選手とフロント陣が、月曜日にビーゴ市庁舎を訪問し、アベル・カバジェロ市長から大歓迎を受けた。約30年ぶりの快挙を祝う代表団は、マリアン・モウリーニョ会長とキャプテンのイアゴ・アスパスを筆頭に、イバン・ビジャール、ジョエル・ラゴ、カルロス・ドミンゲス、ハビ・ロドリゲス、アンドレス・アンタニョンといったカンテラーノたちが参加した。フロントからはセルヒオ・アルバレス、マルコ・ガルセスSD、財団会長ヘルマン・アルテタ、制度関係責任者カルロス・カオが同席している。

祝賀会は終始、笑いと冗談に包まれた。カバジェロ市長は選手たちを見て、『サッカーができるそうだな。こうやって見ると普通の若者に見えるし、街で「ビバ・ビーゴ!」と声をかけてくる子たちと同じだが、ピッチに立つと巨人だな』といじると、アスパスがすかさず『僕以外はね』と返答。市長は『お前が一番の巨人だよ!』と笑いを誘った。

マリアン・モウリーニョ会長も負けじと、市長を『バライードスのパルコで一番のフーリガン』と表現し、『市長は私たちがゴールを決める前から祝っている。ガラスを叩いたり蹴ったりして。パルコで一番のフーリガンだが、一緒に楽しんでいる』と明かした。さらに、スタジアムを50年+25年で譲渡する手続きが大詰めであることにも触れ、市長のこれまでの支援に深く感謝した。

市長はさらにヒートアップし、『1年前もヨーロッパに行き味を占めた。来年もヨーロッパだろうし、次はチャンピオンズリーグかもしれない』とぶち上げ、会長が『プレッシャーはかけないで』と苦笑する一幕も。市長は『マドリードではレアル・マドリードにもアトレティコにも勝った。足りないのはバルセロナだけだ。来年はバルセロナでバルサに勝とう』と発破をかけた。

この日はマリアン・モウリーニョ会長の誕生日であり、市長から花束が贈呈された。市長はアスパスに英語でハッピーバースデーを歌うよう求めたが、アスパスは『僕はマリモレナしかうまく歌えないよ』と告白し、会場を和ませた。また、市長は『先日ハビエル・マテにゴールを決めたんだ』と自慢げに冗談を飛ばしている。なお、土曜日の午後に予定されていたプラサ・アメリカでの選手との触れ合いや、ペーニャ連盟主催のコンサートは雷雨の予報により中止となったが、クラブは後日ファンとの合同祝賀会をやり直す意向を示している。(via ElDesmarque / SPORT)

ハビ・ロドリゲスがスペイン代表W杯サポートメンバーに大抜擢

セルタが誇る22歳の若きCBハビ・ロドリゲスが、アメリカ・メキシコ・カナダで開催される2026年ワールドカップに向けたスペイン代表のサポートメンバー9人に選出された。各年代の代表経験が全くない彼にとって、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督からの招集は完全なサプライズとなった。

本人はその瞬間の驚きを、『リストが発表された時、みんなでボルハ・イグレシアスの選出を祝っていたんだ。その後、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の会見の生放送を見るのをやめた。そしたらメッセージがたくさん届き始めて、全く予想していなかったから、からかわれているのかと思ったよ。その後ボルハから電話がかかってきて、お互いに祝福し合ったんだ』と振り返った。

さらに、『彼女と一緒にソファに寝転がっていたんだけど、2人ともメッセージが鳴り止まなくて。見せられるまで何が起きているのか分からなかった。父も仕事中に電話やメッセージがたくさん来て、何事かと職場を抜け出したそうだ。後で父と話してすべて説明したよ』と興奮気味に語っている。

チームメイトのイアゴ・アスパスからは『今度はお前が代表を騙したな』とからかわれたというが、『彼ももちろん祝福してくれたし、思い切り楽しんで、いつも通りやれと言ってくれた』と笑顔を見せた。ヒラルデス監督の下で3バックの右として定着している彼は、『代表には素晴らしい選手たちがいるから、この超特別な経験から学ぶつもりで行く。スペインは優勝候補の一つだし、僕にできることで手助けをして、幸運を祈りたい』と意気込んでいる。休暇については、『幸いなことにまだ休暇に入っていなかったから、後で取るよ。仕事が1週間増えるけど、代表に行けるなら5週間延長になっても全く問題ない』と頼もしい姿勢を見せた。(via ElDesmarque)

ボルハ・イグレシアスがスペイン代表W杯メンバーに選出

セルタのストライカー、ボルハ・イグレシアスが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表した2026年ワールドカップのスペイン代表メンバー26名に正式に選出された。選出が発表された瞬間、セルタのチームメイトたちから一斉に祝福の言葉を浴びている。クラブ公式SNSでも、彼が指でハートマークを作る写真とともに代表入りを祝う投稿が行われ、チーム全体で彼の快挙を喜んでいる。(via ElDesmarque / SPORT)

来季に向けた編成会議とクラブの厳しい財政状況

火曜日、クラウディオ・ヒラルデス監督とマルコ・ガルセスSDが会談を行い、来季のヨーロッパリーグを見据えた編成の第一歩を踏み出す。ヒラルデス監督はセビージャ戦後、『一年中取り組んできた。火曜日に会議があり、そこからは夏中ずっと連絡を取り合うことになる。それが僕たちの仕事だからね。計画を立て、チームのレベルを維持しつつ改善を図る必要があるが、依然として抱えている経済的な困難も理解している。つじつまの合う夏にしなければならない』と語気を強めた。

セルタの財政状況は非常に厳しく、ここ数年で3500万ユーロ以上の損失を計上している。赤字を回避するためには、6月30日までに約1800万ユーロの選手売却益を出す必要がある。25人以上の契約選手を抱える中、まずは人員整理が先決となる。補強の優先ポジションとしては、センターバック2人、フィジカルに優れたピボテ1人、そして攻撃的なボランチ2人が設定されている。(via ElDesmarque)

マルコス・アロンソの契約延長問題

35歳のベテラン、マルコス・アロンソは今季フィールドプレイヤーとしてチーム最長の43試合3579分に出場し、ヒラルデス監督の戦術に欠かせないリーダーとして活躍した。クラブは彼に1年間の契約延長オファーを提示しているが、まだ正式な返答はない。ヒラルデス監督は土曜日の試合後、『真っ先に彼に聞いたんだけど、あの野郎、何も明かさないんだよ』と笑いながら明かしている。

マルコス・アロンソ本人は自身のInstagramで、『このグループの一員であり、セレステの歴史を作れていることを非常に誇りに思う。シーズンを通じた皆のサポート、特にチームメイトとコーチングスタッフに感謝したい。僕たちは文字通りの意味で「チーム」だった。みんなおめでとう。今は休んでバッテリーを充電する時だ』と投稿した。この「バッテリーを充電する」という言葉は、来季の3つのコンペティションに向けた準備とも受け取れ、クラブと監督は彼の残留を楽観視している。なお、セルタは彼の負担を減らすため、左サイドバックもこなせる左利きのセンターバックを市場で探している。(via ElDesmarque)

フェル・ロペスのレンタル延長交渉

1月にウルヴァーハンプトンからレンタル加入した22歳のMFフェル・ロペスは、イングランドでの不遇な時期を経て、セルタで再び輝きを取り戻した。ヒラルデス監督によって攻撃的ボランチからゲームメイカーへとコンバートされ、チームに欠かせない存在となっている。

日曜日で22歳になったフェル・ロペスは、自身のSNSでファンに向けて『忘れられない夜。セルタが相応しい場所であるヨーロッパに戻る。これはファンであるあなたたちのおかげです。再び僕の家となるこの場所に戻ることを可能にしてくれた全ての人に深く感謝します』と、残留を強く希望するメッセージを発信した。

彼とウルブズの契約は2030年まで残っており、セルタは最低でももう1シーズンのレンタル延長を望んでいる。しかし、彼を2300万ユーロで獲得しているウルブズは、単純なレンタル延長を拒否し、さらなる資金を要求している。フェル・ロペス本人はセルタ残留のためならウルブズでの給与の一部を放棄しても良いという姿勢を見せている。代理人であるホルヘ・メンデスがウルブズのオーナー陣に強い影響力を持っているため、彼の働きが交渉の鍵となる。双方が交渉に応じる姿勢を見せているものの、解決には時間がかかる見込みだ。(via ElDesmarque)

契約満了とレンタル復帰組の去就

オスカル・ミンゲサは、クラブからの契約延長オファーを受け入れず、6月末での契約満了に伴いフリーで退団することが決まった。プリメーラの選手として完全に定着し、スペイン代表にも選ばれるほどの成長を遂げた彼にとって、土曜日のセビージャ戦がバライードスでの最後のお別れとなったが、この試合での出場時間はわずか1分にとどまった。クラブは彼の退団を見越し、すでに1月の時点でエルチェからアルバロ・ヌニェスを獲得して右サイドの補強を済ませている。

また、クラブは人員整理を急いでおり、ミハイロ・リスティッチ、ジョセフ・アイドゥー、フランコ・セルビの3選手に対しては契約延長のオファーを出していない。レンタルから復帰するウナイ・ヌニェス、マヌ・サンチェス、カルレス・ペレス、カルロス・ドトール、ダミアン・ロドリゲスの5選手についても、来季の構想に入る可能性は非常に低く、新たな移籍先を探すことになる。左CBのカルロス・ドミンゲスやリスティッチは今季出番が限られており、特にドミンゲスはレンタルか完全移籍で放出される可能性がある。(via ElDesmarque)

中盤と守備の補強ターゲット

マルコ・ガルセスの補強リストには、エルチェのアレイクス・フェバス(30歳)の名前が記されている。エルチェのプリメーラ残留に貢献した彼は、6月末で契約が切れるためフリーでの獲得が可能。ボールを持った時の特徴がヒラルデス監督のシステムに合致すると高く評価されている。エスパニョールも獲得を狙っていたが、セルタが争奪戦を一歩リードしている。しかし、エルチェのクリスティアン・ブラガルニク・オーナーがフェバス引き留めのために新たな好条件のオファーを提示しており、月曜日にオンラインで会談が行われる予定だ。セルタはフェバスの決断を固唾を飲んで見守っている。

さらに、守備の強化としてハビ・ガランの獲得も候補に挙がっている。また、レアル・ソシエダがブライス・メンデスを市場に出す動きを見せれば、セルタが買い戻しに向けて本格的に動く可能性も報じられている。(via ElDesmarque / SPORT)

セビージャ戦の余波

最終節のセビージャ戦では、イライクス・モリバのゴール時のセビージャGKナイランドの痛恨のミスなどもあり、セルタが勝利を収めて有終の美を飾った。ルイス・ガルシア・プラサ監督率いるセビージャにとっては無意味な敗北となった。さらに試合後、ビーゴから帰路についたセビージャの遠征用の飛行機の尾翼から煙が出るトラブルが発生し、緊急着陸を余儀なくされた。消防隊が出動し、選手やスタッフは約40分間機内に閉じ込められるという不運な出来事に見舞われている。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

スタジアム改修の進捗とアスパスの契約延長

バライードス・スタジアムの改修計画が着々と進んでいる。アベル・カバジェロ市長は市庁舎での歓迎会で、来季から新しいゴール裏スタンド(Gol)が使用可能になり、応援の熱気がさらに増すことを約束した。さらに、3から4シーズン後にはトリブナ・スタンドの改修も完了し、総収容人数が4万人規模に到達する予定であると明かした。また、スタジアムに設置される予定のイアゴ・アスパスの銅像についても計画が進行中であり、アスパス本人が『すでに2、3個のスケッチを見た』と認めている。

なお、キャプテンであるイアゴ・アスパスのさらなる1年間の契約延長に関する公式な記者会見は、水曜日に延期されることになった。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

2年連続のヨーロッパリーグ出場を祝うビーゴ市庁舎での熱狂と、ハビ・ロドリゲスやボルハ・イグレシアスのW杯代表選出という吉報が重なり、セルタは最高のムードに包まれている。一方で、フェル・ロペスやマルコス・アロンソの残留交渉、さらには1800万ユーロの売却ノルマといった深刻な財政課題も待ち受けており、フロント陣の腕の見せ所となる熱い夏が始まろうとしている。