チェルシーの若きフランス人CBママドゥ・サール獲得への打診 実力派ディフェンダーの争奪戦

ディフェンスラインの層の薄さに悲鳴を上げるレアル・ソシエダは、イングランドのチェルシーに所属する20歳の強靭なフランス人センターバック、ママドゥ・サールの獲得を視野に入れ、チェルシー側と正式な交渉の対話の席を設けました。

サールは194センチの巨躯を誇る右利きの大型センターバック。昨シーズンはチェルシーが保有するマルチクラブグループのフランス・ストラスブールへレンタルされ、驚異的な活躍を見せて大きなアピールを果たしました。チェルシーは2025年に彼を1400万ユーロで獲得しており、2033年までの長期契約を結んでいます。

現在、チェルシーは彼の成長プロセスを途切れさせないために、再び欧州内の競争力のあるトップクラブへのレンタルを希望。ソシエダの掲げる「レンタルでの獲得」というプランは、チェルシーの意向と完璧に合致しています。しかし、サウジアラビアのアル・ヒラルが完全移籍での買い取りを武器にチェルシーに対して猛烈なアプローチを行っているほか、ドイツのRBライプツィヒもその才能に熱い関心を寄せています。

ソシエダは、ラ・リーガという世界最高峰のコンペティティブな環境で彼に十分なプレー時間を与えて成長させるアプローチを売りにしており、シャビ・アロンソ監督率いるチェルシーの現場もソシエダへのレンタルを前向きに捉えています。中盤のアンカーとしての稼働もこなす強烈なフィジカルスターが、アノエタの最終ラインを支える防波堤として加わるか、交渉の進展が注目されています。(via Mundo Deportivo)

ナイエフ・アゲルドの電撃破談の真相 マタラッツォ監督が語ったメディカル評価のグレーゾーン

移籍市場において、ソシエダのオフィスを襲った最大の悲劇とされたのが、かつてほぼ合意に達していたとされたディフェンダー、ナイエフ・アゲルドの獲得の電撃破談劇でした。この交渉の裏舞台について、マタラッツォ監督が記者会見の席で自らの言葉でその真相を語りました。

マタラッツォ監督はアゲルドの獲得に並々ならぬ熱意を注いでおり、メディカルチェックが行われる10日も前から、本人と個別に電話を繋いでチーム内での役割や将来の素晴らしいシステムについて深い会話を重ねていました。しかし、ア・コルーニャの指定病院で行われたメディカルチェックの直後、ソシエダのチーフドクターが提出した報告書は、クラブにとって見過ごすことのできない不穏な懸念事項を含んでいました。

監督は会見で次のように冷静にその真相を振り返りました。

『アゲルドについて、私が直接彼と良好なコンタクトをとっていたのは事実です。メディカルテストの直後に、私はドクターと徹底的な対話を行いました。メディカルチェックの報告書というのは、単なるイエスかノーかの白黒はっきりしたものだけではなく、そこには解釈の異なる膨大なグレーゾーンが存在します。私たちはクラブとしての利益と、彼の将来的な稼働リスクを天秤にかけた結果、この最終局面において彼との間でサインを交わすのは決して良いアイデアではないと満場一致で判断しました。選手側がこの決定に対して深い不満を示すのは理解できますが、これがフットボール界におけるプロフェッショナルな決断なのです』。(via DiarioVasco)