ラージョのスタジアム閉鎖問題が最悪の展開、ゲタフェに貸出を拒否されファンはソシオ大ボイコットから抗議デモを計画

深刻な老朽化と安全基準違反により、マドリード州政府からスタジアム(バジェカス)の使用認可を取り消されて完全閉鎖されているラージョ・バジェカーノですが、その流浪の危機が最悪の局面を迎えています。

9月5日に予定されているホームでのレーシング・サンタンデール戦について、ラージョはバジェカスでの開催が不可能なため、近隣のゲタフェに「コリセウム」の貸出を懇願。しかし、ゲタフェは「スタジアムが工事中であること」「そのわずか2日後にCelta戦を控えていること」を理由にこれを一蹴しました。

代替地としてブルゴスやレガネスでの開催が検討されていますが、これにファンの怒りは頂点に達しています。前回のレガネスでのアラベス戦では、ソシオの大半が移動を拒否してボイコットしたため、スタジアムに入った観客はタダ券で入場したわずか4,280人のみという異様な空席だらけの光景となりました。

ファンは9月5日夕方16:45から、アセンブレア泉の周辺で『ラージョはバジェカスのもの、さもなくばクラブは存在しない』という強烈なスローガンを掲げ、スタジアムを放置してファンを虐待し続けてきたフロントとオーナーの即時退陣を求める大規模な抗議デモを予告しています。 (via ElDesmarque)

メスタージャで大パニック、幻のゴール情報による大勘違い歓喜と、古巣への敬意で一切喜ばないフェラン・トーレスの紳士な態度

バレンシアCF対FCバルセロナのリーグ最終節、メスタージャのスタンドとピッチ周辺で、観客を巻き込んだ大混乱と美しいエピソードが同時に発生しました。

バレンシアがバルセロナから一時的に2点目のゴールを奪った瞬間、スタンドの一角から突如として地鳴りのような絶叫とジャンプが始まり、サポーターたちが狂喜乱舞し始めました。これは現地のあるラジオ局が「他会場のOsasunaがゴールを決めてリードした」という完全な誤報を流したため。このニュースを信じ込み、バレンシアがヨーロッパ戦(カンファレンスリーグ)出場枠に滑り込んだと勘違いしたファンが、お祭り騒ぎを始めたのです。

これにはバレンシアのベンチの選手たちも驚き、何が起きたのかとスタンドを呆然と振り返る事態に。しかし実際には、Osasunaのゴールはキックオフの反則があったため最初から無効と判定されており、バレンシアのカンファレンスリーグ入りは幻に終わるという、なんとも言えない悲喜劇となりました。

また、この試合、契約満了で退団が濃厚なエライ・ジェメルトはかつてないほどの魂のパフォーマンスを披露。試合後にファンから『ジェメルト、行かないでくれ』と熱烈に引き止められ、涙ぐむ美しいシーンが見られました。さらに、バルサのフェラン・トーレスは自身のシュートミスが偶然レヴァンドフスキのアシストとなりゴールが決まった際、古巣バレンシアのサポーターに最大限の敬意を示すため、一切の笑顔を見せず、真剣な表情を保ったまま祝福を最小限に留めるというプロフェッショナルなピッチ外のマナーを示しました。 (via Superdeporte)