セビージャの従業員大量解雇とファンクラブの猛抗議
セビージャの経営陣が、財政難を理由にスポーツ部門以外の従業員16名を解雇したことが大きな波紋を呼んでいる。これに対し、ファンクラブ連合「サン・フェルナンド」やウルトラスの「ビリス・ノルテ」がSNSで激しい抗議声明を発表した。ファンたちは、『解雇された従業員全員の年間給与を合わせても、会長や副会長1人の給料にも満たない。自分たちの法外な給与を維持したまま、弱い立場の人々の生活を壊すのは道徳的に許されない』と経営陣を痛烈に批判。さらに、ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長が過去のインタビューで『私がいる限り従業員を守る』と豪語していた発言を引っ張り出し、『薄汚い金を持って今すぐ出て行け、恥知らずめ』と怒りを爆発させている。(via Mundo Deportivo)
アンチェロッティ監督の息子ダビデと妻がSNSでの誤解と誹謗中傷に反論
W杯のスコットランド対ブラジル戦で、ネイマールが交代出場する際、カルロ・アンチェロッティ監督の息子でアシスタントコーチのダビデが首を横に振り、不満げな表情を浮かべる姿が中継カメラに捉えられた。これがブラジル国内で「ネイマールの起用に反対している」と解釈され、大きな批判を浴びた。事態を重く見たダビデは自身のInstagramで『文脈を無視した人工的な論争だ。あのジェスチャーは隣にいたポール・クレメントとの別の会話に対するもので、ネイマールとは全く関係ない。彼らのような素晴らしい選手と働けるのは幸運だ』と釈明した。また、彼の妻であるアナ・ガローチャも、夫への言われなき誹謗中傷に対して『事実無根の映像の解釈で、朝から数え切れないほどの侮辱を受けている。私たちはブラジルが勝つことを誰よりも望んでいるのに』と苦言を呈している。(via Estadio Deportivo)
フランス代表アウェーユニフォーム「自由の女神」モデルが大ヒット
フランス代表がW杯でお披露目した緑色のアウェーユニフォームが、ファンの間で記録的な大ヒットとなっている。サンテティエンヌのファンを除けばフランス代表にとって緑色は馴染みがない色だが、これはアメリカとの友好の証として贈られた「自由の女神」の酸化した銅の色をモチーフにしたデザインである。本来であれば白や赤がセカンドユニフォームの定番だが、この斬新なアイデアが受け入れられ、中古市場ではすでに200ユーロを超える価格で取引されるほどの人気ぶりを見せている。フランス代表が過去に緑色のユニフォームを着たのは、1978年アルゼンチンW杯で用具係のミスにより、地元のアマチュアクラブから借りたユニフォームで試合をした時以来のことだ。(via MARCA)
トーマス・パーティのカナダ入国拒否とガーナ代表監督のVAR批判
ガーナ代表のMFトーマス・パーティが、イギリスでのレイプおよび性的暴行の容疑が原因で、カナダの入国管理局から入国を拒否される事態が発生した。これにより、トロントで開催される試合への出場が不可能となった。カルロス・ケイロス監督はメディアに対し、『その質問は私ではなくカナダのビザ当局に直接聞くべきだ。報道の力で世論を動かすのはメディアの仕事であり、我々の仕事は彼らの決定を受け入れることだ』と毅然と対応した。また、ケイロス監督はイングランド戦でペナルティが見逃されたことについて、『VARが導入されてから10年が経つのに、これほど判定の質が低いのは言い訳ができない。FIFAの裏で何が起きているのか調査すべき時期だ』とVARの運用に強い不満を表明している。(via Mundo Deportivo)
W杯によるFIFAからの補償金でセビージャとベティスが恩恵
ワールドカップに選手を派遣しているクラブに対し、FIFAから支払われる補償金「クラブ・ベネフィッツ・プログラム」がスペインの各クラブの懐を潤している。セビージャは、スイス代表のルベン・バルガスやジブリル・ソウ、ノルウェー代表のエルヤン・ニーランの3選手が決勝トーナメントに進出したことで、すでに約115万ユーロの収入を確保した。ニーランは6月末で契約満了となるが、FIFAの規定により派遣元のセビージャに補償金が支払われる。一方、ベティスはリカルド・ロドリゲスやジョバニ・ロ・チェルソなど6名もの選手が代表入りしており、全員が勝ち進めば最大で約200万ユーロの収入を得られる見込みだ。ただし、モロッコ代表のソフィアン・アムラバトの補償金は、権利を持つフェネルバフチェに支払われることになっている。(via Estadio Deportivo)