サン・マメスで痛恨の無得点ドロー!サンセのPK失敗と相手GKスィベラの壁に泣きバスク・ダービーは0-0決着

サン・マメスで開催されたラ・リーガ第7節のバスク・ダービーは、アスレティック・ビルバオが終始主導権を握りながらもデポルティーボ・アラベスと0-0の無得点引き分けに終わりました。⚽️🔥

対戦相手のアラベスはエンリケ・サンチェス・フローレス監督のもと、3-5-2の強固な守備ブロックを形成して中央のスペースを徹底的に消す戦術を採用しました。アスレティックはニコ・ウィリアムズとロベルト・ナバロの両ウィングの推進力を活かして敵陣へ攻め込みますが、相手の組織的なディフェンスに苦戦を強いられます。前半15分にはイニャキ・ウィリアムズがクロスに頭で合わせるもボールは枠の上に外れ、ナバロの鋭いグラウンダーシュートやヨハネコのカットインからの左足ミドルも相手GKスィベラの好セーブに阻まれました。シュート数は重ねるものの、決定的な破壊力を欠いたまま前半を折り返します。

後半に入るとハーフタイムにヘスス・アレソが投入され、右サイドの攻撃に深みがもたらされます。64分にはナバロのシュートのこぼれ球から得たコーナーキックで、ユーリが強烈な左足ボレーを叩き込みますが、これもスィベラの超人的な反応に弾かれます。

そして試合最大のハイライトが67分に訪れました。ペナルティエリア内でニコ・ウィリアムズが果敢な仕掛けから相手DFテナグリアに競り勝って倒され、主審は即座にペナルティスポットを指示します。VARの確認を経ても判定は覆らず、決定的なPKを獲得しました。キッカーを務めたのはオイハン・サンセ。しかし、ゴール右下を狙った低空のシュートはコースを完全に読まれ、守護神スィベラの力強いセーブによって弾き出されてしまいました。絶対的な勝ち越し機を逸したことで、スタンドの熱気は一時冷め返ることになります。

諦めないアスレティックは74分にユーリの低空シュートが惜しくもポスト横をかすめ、89分にはテルジッチ体制初出場となったニコ・セラーノがシュートを放つなど猛攻を継続します。しかしアディショナルタイムには逆にアラベスの高速カウンターを受け、アンヘル・ペレスのラストパスからトニ・マルティネスに絶体絶命のピンチを作られかけました。これを寸前で救ったのは、トップ下から自陣右サイドバックの位置まで懸命に戻っていたベレンゲルの劇的なカバーリングでした。

結局、最後まで相手の固い防壁を崩し切ることができず試合は0-0で終了。勝ち点2を取りこぼす悔しい結果となりましたが、高い集中力を保ち続けた戦いぶりが見えたダービーとなりました。 (via MARCA)