W杯で出番の少ないベルナルド・シウバとモウリーニョ監督の思惑

今夏、マルク・ククレジャと並んでマドリディスタの期待を最も集めている新加入選手の一人、ベルナルド・シウバですが、現在開催中のW杯ではポルトガル代表として驚くほど出番に恵まれていません。初戦のコンゴ民主共和国戦こそ先発したものの、前半の不調が響いてロベルト・マルティネス監督によってハーフタイムに交代させられました。続くウズベキスタン戦ではわずか14分間の出場に留まり、グループ突破を懸けたコロンビア戦ではピッチに立つことすらありませんでした。クロアチアとの決勝トーナメント1回戦でも、後半からの途中出場に甘んじています。

しかし、この状況を誰よりも密かに喜んでいるのが、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督です。監督は就任時の最初のインタビューで冗談交じりに『所属選手が全員早くW杯で敗退して、ゆっくり休んでからチームに合流してほしい』と語っていました。キリアン・エムバペやティボー・クルトワ、ククレジャといった選手たちがそれぞれの代表でフル稼働しているのとは対照的に、ベルナルド・シウバやコナテはトーナメントでのプレー時間が非常に限られています。モウリーニョ監督にとって、重要な新戦力であるベルナルド・シウバが疲労を蓄積せずに新シーズンのマドリードでの活動に専念できることは、タイトル奪還を目指す上で非常にポジティブな要素として受け止められています。(via ElDesmarque)