「ラ・ファブリカ」出身選手たちの移籍に伴う巨額の臨時収入
トップチームの放出オペレーションが遅れ気味である中、レアル・マドリードの下部組織「ラ・ファブリカ」出身選手たちの過去の移籍契約に組み込まれた転売条項が、クラブに思わぬ巨額の利益をもたらしています。最新の例は、エルチェに所属する21歳のウルグアイ人ストライカー、アルバロ・ロドリゲスです。彼はプレミアリーグのボーンマスへ、固定2500万ユーロ+ボーナス500万ユーロの総額3000万ユーロ、2031年までの契約で移籍することが確実となりました。レアル・マドリードは保有権の50%を保持しているため、固定額の半分である1250万ユーロを手に入れ、ボーナスの達成次第で最大1500万ユーロの収入を得ることになります。彼がレアル・マドリードに買い戻される権利はこの移籍によって消滅します。
他にもこの転売条項モデルは大きな成功を収めています。コモへ移籍して大活躍したニコ・パスについては、クラブが保持していた残りの権利を約6000万ユーロで売却し、来夏の買い戻しオプションも維持しています。また、オサスナへ700万ユーロで売却していたビクトル・ムニョスが、リヴァプールに契約解除金満額の4000万ユーロで引き抜かれたことで、その50%にあたる2000万ユーロがマドリードの金庫に入りました。さらに、ナポリへ1500万ユーロで移籍するマリオ・ヒラについても、約750万ユーロの収入が見込まれています。
こうしたカンテラ出身選手への他クラブからの注目は絶えません。レアル・マドリード・カスティージャの攻撃的MFセサル・パラシオスに対しては、アスレティック・ビルバオ、コモ、そしてビクトル・ムニョスの成功例を再現したいオサスナが獲得を狙っています。また、レアル・ベティスはマドリードの若手アタッカー、ゴンサロに問い合わせを行いました。昨年夏にレアル・マドリードからベティス・デポルティーボへ移籍した左ウイングのボルハ・アロンソには、レアル・サラゴサが関心を示しています。(via SPORT / ElDesmarque / Estadio Deportivo / MARCA)