アトレティコ・マドリード

フリアン・アルバレスの去就について、エンリケ・セレソ会長は『我々は売却するつもりはない。彼はアトレティコ・マドリードの選手であり、これからもそうだ』と強硬姿勢を貫いている。バルセロナからのアプローチに対しては、クラブ間でFIFAやRFEFへの提訴も辞さない構えを見せている。その一方で、前線の再編に備えてマルセイユのメイソン・グリーンウッドや、ハノーファーのニコロ・トレソルディ(約3000万ユーロ)をリストアップしている。補強面ではすでにアレハンドロ・グリマルドの獲得を1500万ユーロで完了させ、さらにスポルティングCPのモルテン・ヒュルマンドと個人合意。移籍金3500万〜4000万ユーロでクラブ間交渉を進めている。加えてニコ・ゴンサレスやイ・ガンインの獲得も画策し、キャプテンのコケとは2027年までの契約延長を発表した。 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

バレンシア

カルロス・コルベラン新監督のもと、プレシーズンが本格始動した。クリスティアン・リベロやマリオ・ドミンゲスらがいち早くメディカルチェックを済ませている。新戦力として、ファマリカンからオランダ人大型CBユスティン・デ・ハースをフリートランスファーで獲得し、2030年までの契約を結んだ。一方で、アリウ・ディエングやギド・ロドリゲスのほか、FC東京から移籍手続中で大きな期待を集めている日本人MFの佐藤龍之介の合流を数日待つ状況となっている。放出候補としてはフルキエ、ディアカビ、サンタマリア、ダンジュマ、アンドレ・アルメイダ、ダニ・ラバの名が挙がっており、ジェンク・オズカジャルはケルンへの買取が見送られたものの、チームには合流せずトルコなど新天地を探すことで合意した。また、改修前のメスタージャでの最終戦は第37節のエルチェ戦になることが確定した。さらに、パコ・ロイグら複数の元会長が税務署のブラックリスト(高額滞納者)に名を連ねていることも判明した。 (via ElDesmarque) (via SPORT)

セビージャ

ホセ・イグナシオ・ナバロ新SDのもと、激しいスカッド刷新が行われている。GKオディッセアス・ヴラホディモスのニューカッスルからの再レンタルが決定し、本人は公開された動画で『ここは私の街だ。このエンブレムを守りたい』と歓喜のコメントを残した。一方で、アレクシス・サンチェスとは契約延長の交渉が決裂し退団が決定。さらにネマニャ・グデリ、エルジャン・ニュランド、アドナン・ヤヌザイ、バティスタ・メンディ、ニール・モペイ、そして現役引退を発表したセサル・アスピリクエタを含めた7選手の退団が公式に発表された。また、アコル・アダムスにはヴェネツィアから個人合意のリークなどを伴うプレッシャーをかけられつつ約1000万ユーロのオファーが届いているが、クラブは2000万ユーロを要求して断固拒否している。左WBの「Oso(オソ)」にはノッティンガム・フォレストやフィオレンティーナが関心を示し、移籍金は1000万ユーロに設定されている。さらに、フリーとなったカンテラ出身のセルヒオ・リコが『戻れるなら最高だ』とクラブへの復帰を逆オファーしている。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

ベティス

フルミネンセから22歳のウルグアイ代表MFファクンド・ベルナルを950万ユーロ(税込み)で完全獲得し、中盤の刷新を図っている。若手ストライカー、エリエゼル・マジェンダ(サンダーランド)の獲得レースではポルトやレンヌをリードしている状況だ。放出面では、ラージョに350万ユーロで買い取られたノーベル・メンディが即座にシュトゥットガルトやセルティック等へ転売される可能性があり、その際の利益の20%を得る見込み。またフアン・クルスのラージョ移籍からも連帯収入が期待されている。カンテラからはホセ・アントニオ・モランテがU-19欧州選手権でアントニーばりのスーパーゴールを決め、カディスやコルドバから関心を集める中、ペジェグリーニ監督のプレシーズンには12人の若手が招集された。なお、GKギリェルメ・フェルナンデスはバジャドリードが買取を見送り戦力外となった。W杯ではセドリック・バカンブがコンゴ代表として敗退し、クラブ最初の敗退者となっている。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via SPORT)

ビジャレアル

アジョセ・ペレスについてはデポルティボへの移籍の噂を一蹴し、来季も残留させる方針を固めている。一方、トーマス・パルティ、ラファ・マリン(ナポリ復帰)、ダニ・パレホ、アルフォンソ・ペドラサ(ラツィオ移籍)が6月30日をもって契約満了で退団した。ラモン・テラッツとジャン・イヴ・ヴァルーにはヘタフェが獲得に動いており、特にテラッツは移籍金250万〜300万ユーロでの取引が進行中である。スタジアムの「エスタディオ・デ・ラ・セラミカ」は改修工事が進んでおり、収容人数が22,000人を超える見込みだ。W杯では所属選手のパペ・ゲイェがセネガル代表監督の采配への不満からSNSで代表活動休止を宣言する騒動を起こした。 (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo) (via SPORT)

レアル・ソシエダ

アレックス・レミロ、アイヘン・ムニョス、ホン・カリカブル、カルロス・フェルナンデスの4選手が2027年までの契約最終年に突入し、今夏の去就が注目されている。特にレミロはW杯落選の影響もあり、新たなモチベーションを求めて新天地を探す可能性がある。また、カンテラ出身でバルサBに所属するダニ・ロドリゲスの復帰を狙っていたが、本人がディナモ・ザグレブへの移籍を優先したため獲得は難航している。 (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)

アスレティック・ビルバオ

MFウナイ・ゴメスがイタリアのウディネーゼへ完全移籍することでクラブ間および個人合意に達した。トップチームでは厳しいポジション争いがあり、移籍金(市場価値約500万ユーロ)を残しての退団となる。ニコ・ウィリアムズはウルグアイ戦で負傷し、W杯のオーストリア戦を欠場。さらに愛犬のビンバを亡くすという悲報も重なっている。また、オサスナから1200万ユーロで復帰したヘスス・アレソは、期待外れのシーズンを過ごし今後の起用法が問われている。Bチームの新監督にはビクトル・ジョピスが就任した。 (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

マジョルカ

日本代表ストライカーの浅野拓磨をはじめ、ハビ・リャブレス、オマール・マスカレルが6月30日をもって契約満了により退団することが公式発表された。クラブはマスカレルとの契約延長を試みたが金銭面で合意に至らなかった。さらにマテオ・ジョセフ、マラシュ・クンブラ、ジト・ルヴンボもレンタル期間終了に伴いチームを離れ、計6選手が去るという大規模なスカッド刷新が行われている。日本人選手として期待された浅野拓磨は、フリーエージェントとして新たな移籍先を探すことになる。一方で、新監督のルイス・ガルシアはラス・パルマスからエスタニス・ペドロラの獲得を強く要望している。また、GKレオ・ロマンにはデポルティボから契約解除金の900万ユーロでのオファーが届いており、流出の危機にある。バルセロナから注目されていたヤン・ビルジリは、チームの降格により契約解除金が3000万ユーロから1200万ユーロに減額された。 (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

ラス・パルマス

エスタニス・ペドロラのサンプドリアからのレンタルが終了し、恩師ルイス・ガルシア率いるマジョルカへ移籍する可能性が高まっている。ミゲル・アンヘル・ラミレス会長は『代理人が土壇場で要求を倍にしてきた』と交渉の難航を明かし、状況が改善されなければ退団は免れないとした。また、ミカ・マルモルが契約満了を迎え、オランダのフェイエノールトへ2030年までの契約で加入することが決定した。 (via SPORT) (via MARCA)

エスパニョール

モンチSDの指揮下で新体制が本格始動。カステリョンから攻撃の要であるアレックス・カラトラバ(Cala)を500万ユーロの契約解除金を満額支払って獲得し、クラブ史上最高額の売却劇を演出させた。さらに、バーンリーからキリンチー・ハルトマン、PSGからガブリエル・モスカルドのレンタル獲得も決定している。ディエゴ・リコの獲得争奪戦にも参加しており、積極的な補強を続けている。 (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

ヘタフェ

ホセ・ボルダラス監督の強い要望により、ビジャレアルからラモン・テラッツ(約250万〜300万ユーロ)とジャン・イヴ・ヴァルー(約100万ユーロ)のダブル獲得に動いている。一方で、中盤の要であったルイス・ミージャがセスク・ファブレガス率いるイタリアのコモへ600万ユーロで完全移籍した。 (via Estadio Deportivo) (via MARCA)

セルタ・デ・ビーゴ

イライクス・モリバに対してアストン・ヴィラが1200万〜1800万ユーロで獲得に動いているが、セルタ側は2900万ユーロを要求して徹底抗戦の構えを見せている。また、Hummel社製の2026-27シーズン新ユニフォームが発表され、アウェイキットの首元にガリシア州旗がデザインされたことが話題を呼んでいる。 (via SPORT) (via ElDesmarque)

アラベス

移籍市場で活発な動きを見せている。ヴィレ・コスキを2031年までの完全移籍で獲得した一方で、中盤の要アントニオ・ブランコにはベティスやビジャレアルが関心を示しており、2000万ユーロの解除金が設定されている。ジョン・パチェコやジョン・グリディ、ラウール・フェルナンデスら複数選手が退団し、レアル・ソシエダからゴルカ・カレーラをレンタルで狙うなど、キケ・サンチェス・フローレス監督のもとでチームの再構築が急務となっている。 (via Estadio Deportivo)

ラージョ・バジェカーノ

ベティスからノーベル・メンディを350万ユーロの買取オプションを行使して獲得したが、シュトゥットガルトやセルティック、フランクフルトからの関心を受け、即座に売却して利益を得る算段を立てている。また、レガネスのフアン・クルスの獲得も狙っている。一方で、左サイドバックのペップ・チャバリアにはチェルシーが興味を示しており、ラウル・マルティン・プレサ会長は契約解除金の支払いを求めている。 (via Estadio Deportivo) (via MARCA)

レアル・バジャドリード

昨季レンタルで加入していたベティスのGKギリェルメ・フェルナンデスについて、50万ユーロの買取オプションを行使しないことを決定した。 (via Estadio Deportivo)

エルチェ

マルティン・アンセルミ新監督の下で新シーズンに臨むが、左SBのレオ・ペトロが退団し、アドリア・ペドロサの買取も見送られたため、左サイドバックが全滅状態となっている。補強の目玉として、レオンに所属するウルグアイ代表FWフェデ・ビニャスの獲得に動いており、デポルティボやアヤックスと激しい争奪戦を繰り広げている。 (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)

レガネス

フアン・クルスに対してラージョ・バジェカーノが獲得に動いており、移籍金は100万〜200万ユーロ程度になると見込まれている。 (via Estadio Deportivo)

レアル・サラゴサ

ラロ・アランテギSDのもと、守備陣の補強としてセルヒオ・エスクデロとホキン・ガビロンドの獲得を決定的にした。一方で、カンテラの有望株であるイアニス・ニクレスクがレバンテへ流出し、アレックス・ゴメスもヴェネツィアへの移籍が濃厚となっている。攻撃陣では、バルサBを退団したオスカル・ウレニャに注目。また、サメド・バズダルはボスニア代表としてW杯に参加したものの、夏での退団が確実視されている。 (via ElDesmarque) (via SPORT)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

マジョルカのGKレオ・ロマンを契約解除金900万ユーロで狙い、さらにウルグアイ代表FWフェデ・ビニャス(レオン)の獲得をエルチェなどと争っている。また、クラブのユニフォームサプライヤーとしてNikeと2031年までの歴史的な5年契約を締結し、独自のデザイン権も確保した。 (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

マラガ

ロレン・フアロスSDは、アトレティコから獲得したアドリアン・ニーニョへの買戻しオファーが現状ないことを明言。補強については違約金満額要求の姿勢を崩さず、クラブの負担になるような無理な契約は避ける方針を強調した。開幕戦はアトレティコ・マドリード戦の予定だが、相手のW杯代表選手の勝ち上がり次第では日程が延期される可能性がある。 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA)

カステリョン

チームの攻撃を牽引してきたアレックス・カラトラバ(Cala)を、エスパニョールに500万ユーロの契約解除金で売却することが決定的となった。この資金を元手に、ブルゴスからフリーとなっているイニゴ・コルドバの獲得を急いでいる。 (via SPORT)

レバンテ

レアル・サラゴサの下部組織で活躍していたルーマニアの若きCBイアニス・ニクレスクを獲得し、守備陣の将来を見据えた補強を行った。 (via SPORT)

ラシン・サンタンデール

ホセ・アルベルト監督の構想から外れたアリツ・アルダソロが、レアル・オビエドへ移籍する可能性が高まっている。 (via ElDesmarque)

レアル・オビエド

元バルセロナのダビド・フェルナンデスが新スポーツディレクターに就任。若手発掘と育成を軸としたプロジェクトをスタートさせ、最初の補強としてラシン・サンタンデールのアルダソロの獲得に動いている。 (via ElDesmarque)

スポルティング・ヒホン

ベティスからセルジ・アルティミラを獲得し、中盤の強化を図っている。 (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

W杯が佳境を迎える中、スペイン国内のクラブは市場の動きを本格化させています。6月30日を境に多くの契約満了選手が発生し、各クラブはスカッドの大規模な刷新を余儀なくされています。特に若手有望株の引き抜きや、転売を前提とした取引が目立ち、各SDの手腕が試される夏となっています。また、スタジアムの改修や新体制の始動など、新シーズンに向けた土台作りも着々と進んでいます。