昨季の悪夢が生んだキケ監督の重層防衛陣形と崩せぬサン・マメス
アラベスを率いるキケ・サンチェス・フローレス監督は、サン・マメスでの一戦において、スタートから明確な守備的アプローチを選択しました。後ろに5人を並べ、その前に3人のMFと2人のFWを配する強固なブロックを構築。アスレティックの攻撃陣はアプローチの段階からスペースを完全に消され、パンチ力と決定力を欠く展開を強いられました。
このキケ監督による徹底的な対策の背景には、前シーズンの鮮明な記憶がありました。『アスレティックが最も牙をむくのは、選手たちが自由に走れるスペースがある時だ』と痛感させられたのが、2026年5月2日にメンディソルロツァで行われた前回対戦でした。その試合ではオイハン・サンセとニコ・ウィリアムズの2人に広大な裏のスペースを破られて2-4の惨敗を喫していました。その教訓から、アラベス指揮官は同じ過ちを繰り返さないために重層ガードで立ち塞がりました。テルジッチ監督も打開策を模索したものの、この頑強な守備網に大半の時間を阻まれることとなりました。(via Mundo Deportivo)
