VAR交信解禁:先制PK判定を巡る主審とVARの生々しい対話記録

⚽️ レーシング・サンタンデール戦で5-0の大勝を収めたセルタですが、試合の潮目を決定づけた先制PK判定を巡り、VARルームとピッチ上の主審によるリアルな対話内容が明らかになりました。

🎥 前半、ペナルティエリア内でフェラン・ジュトラが相手陣内に向けたパスを試みた際、相手DFベロシアンの手にボールが接触する場面が発生しました。ピッチ上で指揮を執る国際審判員のデ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審は当初プレーを継続させましたが、VARルームを担当するカルロス・デル・セロ審判員から即座に「リチ、ハンドによる潜在的なペナルティの可能性があるため、モニターでのレビューを推奨します」と連絡が入りました。

📺 主審はすぐさまモニター前に移動し、画面の出力を要請。VAR側は映像を提示しながら「ここが接触点です。腕が開いた状態であり、パスの軌道を遮断しています」と説明を加えました。主審から「より近くで明確に確認できる映像はあるか」との問いかけに対し、VAR側は最も解像度の高い近接カメラの映像を提示。「最初は腕が開いており、ボールが自分を越えていこうとした際、ボールに向かって手を動かす仕草が見られます」と分析を伝えました。

🔍 これに対し、主審は「ボールが最初に胸に当たってから手に接触したのではないか」という疑問を投げかけましたが、VAR側は「直接の接触点は上腕二頭筋(ビセプス)であり、事前に胸へ当たった事実はありません」と明確に回答しました。

📢 画面を通じて接触点を精査した主審は『上腕二頭筋が直接の接触点であり、事前接触がないのであれば、腕が開いているためペナルティを取ることにする』と判断を下しました。同時に『ただし、空中でのこぼれ球争いの場面であり、相手の5番はセカンドアクションでプレーをカットしようとしたようにも見えるため、警告(イエローカード)は出さず、ペナルティのみとする』として、イエローカードの提示は見送り、PKのみを命じる決断に至りました。

🎯 この審判団の緻密な協議を経て与えられたペナルティキックを、ジュトラ自らが落ち着いてゴールネットへ流し込み、チームを勢いづける貴重な先制点をもたらしました。(via Mundo Deportivo)