バルサの試合前ウェアにあった「逆さのR」の正体

ダービーマッチのキックオフ前、ラフィーニャやペドリといったバルセロナの選手たちが、背中の名前の「R」の文字が意図的に逆さにプリントされた特製ウェアを着てピッチに登場し、ファンの間で好奇心を掻き立てた。これは、クラブと2029年までスポンサー契約を結んでいる自動車ブランドCUPRAの新しい都市型電気自動車「CUPRA Raval」の全世界向けローンチに合わせたプロモーション活動だった。

この新モデルはバルセロナのラバル地区から名付けられており、逆さの「R」はそのビジュアルアイデンティティを忠実に再現したものだった。このウェアは試合前のみの着用であり、キックオフ後は通常のユニフォームでプレーした。

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ナイキの不手際?バルサがレトロユニフォームを着られなかった裏事情

今節のラ・リーガは、各クラブが自チームの歴史的なデザインをオマージュした「レトロユニフォーム」を着用してプレーする特別な週末として企画されていた。レアル・マドリードを除くほぼすべてのクラブがこの企画に賛同し、実際にレトロなユニフォームを着用して試合に臨んだが、バルセロナは通常のユニフォームでプレーせざるを得なかった。

企画には賛同していたものの、キットサプライヤーであるNikeの生産が間に合わず、数週間前にクラブへ「歴史にインスパイアされたデザインのユニフォームを期限までに用意できない」と通達があったためだ。クラブの独自ブランドであるBLMが販売しているNikeのロゴが入っていないレトロユニフォームを着用する案も浮上したが、Nikeとの契約上、トップチームの選手は公式戦でNikeが供給するウェアを着る義務があるため、この代替案は却下された。

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