チアゴ・ピタルチのトップチーム昇格決定
カンテラ出身の若き最高傑作、22歳のスペイン・モロッコ二重国籍MFチアゴ・ピタルチが、今シーズンはファーストチームに完全帯同して戦うことが確定しました。
ピタルチは行政上の措置としてカスティージャ登録、選手証はBチームのままですが、モウリーニョ監督のファーストチーム構想に100パーセント組み込まれ、背番号「27番」を背負って戦います。アルベロア元監督からも非常に愛され、一時はフルハムへの移籍の噂もありましたが、本人の強い愛着とモウリーニョ監督からの守備強度、技術への全幅の信頼から残留が決定。現在は膝の怪我からの完全回復を目指して調整を行っており、トニ・クロースの喪失によって手薄となった中盤の羅針盤を補う、若きアンカーとしての飛躍が期待されています。 (via SPORT)
モウリーニョ監督が語るネグレイラ事件への皮肉
ジョゼ・モウリーニョ監督は、バルセロナを揺るがし続けている審判買収疑惑「ネグレイラ事件」について、スペインのテレビ番組で特有の不敵な笑みを交えながら鋭く噛みつきました。
かつて13年前にマドリードを率いていた当時の緊迫した日々を振り返り、モウリーニョは、
『あの当時はネグレイラという具体的な名前こそ知らなかった。だが、ピッチの上で彼らと戦っているとき、私の五感は常に何か、あまりにもおかしな、奇妙な匂いをハッキリと嗅ぎ取っていた。まるで宇宙人を相手にしているかのようだったよ。数年が経過した今、あの時に私たちが感じていた不審な空気が、決して被害妄想などではなく、本物の疑惑であったことが証明された。現在、この件で唯一奇妙に思えるのは、一向に進展しないスペイン司法の遅さだけだ』
とコメント。
さらに、イタリアのカルチョーポリのようにバルサを2部へ降格させるべきかという問いに対しては、
『その結論を下すのは私ではなく司法と君たちの役目だ。ただ、このラ・リーガという最高峰のエンターテインメントには、絶対にバルセロナという宿敵が必要なのだからね』
と余裕の皮肉を交え、クラシコに向けたピッチ外の心理戦を早速展開しています。 (via SPORT / MARCA)
【本日の総括】
新生レアル・マドリードの公式戦初陣は、エスパニョールの激しいプレッシャーとRCDEスタジアムの不穏な空気に苦しみながらも、後半90分に Carlos Espi が見せた殊勲のゴールによって、1-2の薄氷の勝利で勝ち点3を手にしました。モウリーニョ監督の求める全員守備のインテンシティ、新戦力のフィットネス、チュアメニやミリトンらの負傷による守備組織の脆さなど、多くのタスクが浮き彫りとなっています。一方で、ディオマンデを筆頭とする巨額の補強陣、マルティネスの確保などフロントは盤石な姿勢を整えつつあり、リークを許さないスペシャル・ワンの強固な統率のもと、この獰猛なマドリードがどのように牙を研いでいくのか、今後の戦いから目が離せません。