セビージャの新スタジアム計画が前進する一方、セルヒオ・ラモスらの買収計画は財政難で暗礁に

セビージャFCは、老朽化したサンチェス・ピスフアン・スタジアムの全面的な改修計画を推進しており、市議会の承認を得て2027年夏の着工に向けた大きな一歩を踏み出した。IDOM社の建築家セサル・アスカラテが率いる設計チームによるこの新しいスタジアムは、収容人数を5万5000人に拡大し、スタジアムの外部に広場やテラスを設け、試合日以外も市民が利用できる開かれた空間を目指している。アスカラテは『新しいサンチェス・ピスフアンの非常に重要な貢献は、都市との関係をはるかに強力にすることだ。つまり、よりオープンになり、一年中毎日その活動を強化する多くの用途を生み出すことだ』と説明している。しかし、この壮大なスタジアム計画とは裏腹に、クラブの財政状況は非常に深刻な事態に陥っている。実業家マルティン・インクが率い、セルヒオ・ラモスが表看板となっている投資グループFive Eleven CapitalによるセビージャFCの買収計画は、クラブの財務状況の詳細な資産査定を経て、極めて慎重な局面に突入している。クラブの負債は公式には8800万ユーロとされているが、一部の情報源によれば会計基準によっては2億ユーロを超えると見積もられている。クラブが依頼した監査報告書でも、CVCキャピタルからの1億2700万ユーロの参加型ローンがなければ、クラブは純資産が資本金の50%に満たない技術的破産の危機に瀕していると警告されている。さらに、ゴールドマン・サックスからも総額1億9000万ユーロの融資を受けており、この巨大な経済的穴の存在が、投資グループの当初の楽観論を冷え込ませている。当初、過半数の株式取得に約4億5000万ユーロとされていたオファーは、現在下方修正されているという。さらに、セグンダ・ディビシオンへの降格リスクというスポーツ面での不安もクラブの評価額に直接的な影響を与えており、他のアメリカの投資ファンドも同様の理由でプロセスから撤退した過去がある。スタジアムの未来は輝かしく描かれているが、その未来を誰が、どのような財政状態で牽引していくのかは、依然として深い霧に包まれている。(via SPORT)

セレソ会長がVARに苦言を呈しつつ、映画とサッカーを言い間違える天然ぶりを披露

アトレティコ・マドリードのエンリケ・セレソ会長は、セビリアのラ・カルトゥーハで開催されるレアル・ソシエダとのコパ・デル・レイ決勝を前に行われた公式夕食会で、同席したRFEFのラファエル・ロウサン会長の隣で、審判システムに対する苦言を呈した。セレソ会長は『ここで連盟の会長が私の隣にいるので言わせてもらうが、VARは審判を悪くしている』とストレートに指摘した。これは、先日行われたバルセロナとの試合で、マテオ・ブスケツ・フェレール主審がジェラール・マルティンに退場処分を下した際、VARの介入によってその判定が覆され、イエローカードに格下げされたことに対する不満が背景にある。審判技術委員会は後にこのVARの介入が規則上誤りであったことを認めている。苦言を呈した一方で、映画プロデューサーでもあるセレソ会長は、メディアの前で微笑ましい言い間違いも披露した。彼は『明日はスペイン映画の、いや、スペインサッカーの素晴らしい夜を祝う。最高のチーム、最も幸運なチーム、あるいは連盟が決定したチームが勝てばいい』と冗談交じりに語り、場を和ませた。また、決勝戦については『サッカーに本命は存在しない。試合は常にフィフティ・フィフティだ。我々はつい最近まで死んだと思われていたが、コパの決勝とチャンピオンズリーグの準決勝にいる』とチームの底力を誇示した。チャンピオンズリーグ優勝とコパ・デル・レイ優勝を取引するかという質問には『まあ、それは検討しよう』と答えたが、二冠の可能性について聞かれると表情を明るくし、『そっちの方が好きだ。もう一度言ってくれ』とお茶目に返答している。(via Mundo Deportivo)