開幕戦における全選手査定と評価
ラージョ・バジェカーノの開幕戦における各選手の評価と寸評は以下の通りとなっています。
アウグスト・バタジャ(評価:5)
一度はエリア内での接触でPKを宣告されたが、VARによる主審の判定変更により救われた。相手攻撃陣の決定機をいくつか防ぐ粘りを見せたものの、2度のPKでの失点にはなす術がなかった。
アンドレイ・ラティウ(評価:6)
右サイドバックとして先発出場。豊富な運動量を活かして右サイドのタッチライン際を何度も往復し、鋭いスプリントで相手のディフェンス陣を警戒させる働きを見せた。
フロリアン・レジェヌ(評価:7)
終盤のアディショナルタイムにPKを献上するまでは、ディフェンスラインの絶対的な大黒柱として圧倒的な強さを見せていた。空中戦で強さを示すだけでなく、攻撃時には得意の強力なロングシュートでゴールを脅かした。
パテ・シス(評価:6)
チーム事情により急遽センターバックにポジションを下げて出場。空中戦において完璧な対応を見せ、ラージョの強固な守備ブロックの一部として大いに貢献した。
イバン・バジウ(評価:6)
負傷者が相次いだため、本職ではない左サイドバックとしてスクランブル出場。不慣れなポジションながらも冷静沈着なプレーに終始し、守備で手堅いタスクをこなした。
ウナイ・ロペス(評価:6)
中盤でゲームコントロールを担当。彼が中盤で落ち着いてボールを散らし、味方のポジションを押し上げている時間帯こそが、ラージョが最も主導権を握って良い形でアタッカー陣を走らせていた時間帯だった。
オスカル・バレンティン(評価:5)
中盤の底で相手の激しいプレッシングに立ち向かい、泥臭い守備タスクに奔走して中盤を支え続けたが、後半終盤になると明らかにスタミナ切れを引き起こしてしまった。
ホルジェ・デ・フルートス(評価:4)
昨シーズンのような圧倒的な輝きは見せられず、前線での仕掛けの精度を欠いた。一方で、相手からの激しいタックルを受けて相手の一発退場を誘発する働きは見せた。
イシ・パラソン(評価:4)
ヘディングシュートをゴールに流し込んでネットを揺らしたものの、シュートの直前に自身が相手を押し倒していたとしてファウル判定となり、ゴールは無効となった。試合全体を通じてバイタルエリアでの決定的な仕事は極めて少なかった。
アルバロ・ガルシア(評価:7)
相手のミスを見逃さずにゴールを奪い先制点を挙げる大活躍。しかし、後半にファウルを犯してしまい、手痛い同点PKを献上する結果となった。
ランディ・エンテカ(評価:5)
最前線で強固なフィジカルを活かしてターゲットマンとなり、相手ディフェンダーを背負いながら味方へのパス配給に奔走。しかし、彼自身がエリア内で直接シュートチャンスに絡む場面は少なかった。
セルヒオ・カメジョ(評価:5)
五輪で大活躍したストライカーだが、この日は左サイドの守備のサポートタスクに追われ、自慢の攻撃センスを披露する機会はほとんどなかった。
アレマオ(評価:5)
途中出場したものの、チーム全体が守勢に回っていたこともあり、良い形でのパスを受けることができず、相手センターバック陣との肉体的な競り合いのみに終わった。
フラン・ペレス(評価:4)
攻撃にさらなる厚みと推進力を加えるべく後半にピッチに投入されたものの、味方との連携が合わず、期待されたほどの存在感を発揮できなかった。
ペラヨ・フェルナンデス(評価:5)
守備の強度を保つために終盤からピッチに入り、相手の猛攻に対して身体を張った。
ペドロ・ディアス(評価:4)
試合終了間際の最も集中すべき時間帯において、中盤の危険な位置で致命的なボールロストを犯した。このミスから相手の電撃的なカウンターを招き、結果としてPK献上と決勝点に直接繋がってしまった。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
開幕戦での白星スタートにあと一歩まで迫りながら、アディショナルタイムのPK判定によってセヴィージャに屈したラージョ・バジェカーノ。判定を巡る怒りと不満は残るものの、アルバロ・ガルシアの先制弾や緊急布陣での粘り強い守備など、今シーズン戦い抜くための確かなクオリティを示しました。次節に向けて、終盤の集中力の維持と、判定に惑わされない精神力の強化が課題となります。