ニコラス・タグリアフィコ獲得に向けて交渉は最終局面
左サイドバックの緊急補強を模索しているアトレティコ・マドリードは、オリンピック・リヨンに所属するアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(34歳)の獲得に向けて非常に精力的なアプローチを展開しています。
タグリアフィコはアトレティコへの加入にすでに明確な同意を出しており、ユベントスからのラブコールも受けていた中で、シメオネ監督の熱いプロジェクトに加わることを強く希望しています。
彼の所属先であるリヨンは、今シーズンのチャンピオンズリーグ予選でジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェに不覚を取って敗退した影響や、クラブ自体が抱える深刻な経営難により、主力選手の現金化を急いでいます。2027年夏まで契約を残すアルゼンチン人サイドバックの移籍金自体は安価に設定される見込みですが、アトレティコにとっての最大の課題は彼の年俸をリーグの給与制限にどう収めるかです。マテウ・アレマニーは、現在デポルティーボとの間で大詰めを迎えているホセ・マリア・ヒメネスの放出により削減される給与枠を充てることで、この交渉を完了させる計画です。
アトレティコはこれまで、ラシン・サンタンデールの若手左サイドバックであるジョージ・サリナスの獲得を熱望していましたが、ラシン側が1600万ユーロの契約解除金満額の支払いを頑なに要求し続けたため、交渉は完全にロックされてしまいました。サリナス本人は移籍を希望しつつも、現状はラシンで通常通り練習をこなしており、アトレティコはこの獲得を完全に断念しました。代わりにウルヴァーハンプトンからウーゴ・ブエノを低コストの期限付き移籍で連れてくる案も準備されていましたが、本命は経験豊富なタグリアフィコに絞られています。(via ElDesmarque)
タグリアフィコの加入が実現すれば、現在実質的にアレハンドロ・グリマルドしかいない左サイドの負担を劇的に減らすことができ、同時にダビド・ハンツコを本来のセンターバックの役割に完全に専念させることが可能となります。また、アルゼンチン代表のチームメイトであるファン・ムッソやフリアン・アルバレス、クティ・ロメロらがアトレティコに在籍していることも、彼の適応を大いに助ける追い風となります。(via Mundo Deportivo)