クラコヴィア戦の選手個別評価と新戦力の印象
新戦力4人が揃って先発し、それぞれの持ち味を発揮した。オディッセアス・ヴラホディモスは失点シーン以外では安全なプレーを見せ、フアン・イグレシアスは右サイドバックやセンターバックとしてインテリジェンスと活力のあるプレーを披露した。リュシアン・アグメは質の高さを見せつつも好不調の波があり、アルナ・サンガンテはアグレッシブなマークとライン上でのクリアで守備を支えた。
カンテラーノたちもアピールに成功している。トップ下で先発したミゲル・シエラはポストを叩くシュートを放つなど前半最も活発に動き、マヌエル・アンヘルも激しい試合展開の中で奮闘した。一方、最前線を任されたイサク・ロメロはシュートの精度を欠き、ペナルティエリア付近で手詰まりになる場面が目立ち、ストライカー補強の必要性を改めて浮き彫りにしている。久々に出場したアドリア・ペドロサも不正確なプレーが散見され、チデラ・エジュケはピッチコンディションの悪さにドリブルを阻まれて見せ場を作れなかった。 (via ElDesmarque, Estadio Deportivo)
オソが不可解な判定に激昂し退場処分、オリンピアコス移籍が加速
親善試合の後半84分、途中出場したホアキン・マルティネス(通称オソ)が退場処分を受ける波乱があった。地元クラコヴィア出身のセバスティアン・クラスニー主審による不可解な判定が続く中、激しいプレッシャーを受けてファウルを得られなかったオソが激昂し、副審の近くに向けてボールを蹴り飛ばしてしまった。オソはすぐに自身の過ちに気づき、主審を見ることなくベンチへと下がっている。ガルシア・プラサ監督はオソの過ちを認めつつも、相手選手のラフプレーが退場にならなかったことに強く抗議した。
このイライラの背景には、彼の移籍問題が影響している。2027年までの契約延長オファーを拒否しているオソに対し、ホセ・ルイス・メンディリバル監督率いるオリンピアコスやノッティンガム・フォレストを所有するエヴァンゲロス・マリナキスのグループが獲得に動いている。オリンピアコスは先日提示した600万ユーロからオファーを増額し、セビージャの要求額(ボーナス込みで最大1000万ユーロ)に大きく近づいており、クラブ間合意は間近に迫っている。フィオレンティーナやチェルシー・ストラスブール連合も関心を示しているが、オソ本人はオリンピアコス行きに同意している。 (via Estadio Deportivo, ElDesmarque)