契約満了選手との別れ

👋 7月1日を迎え、プレシーズンと夏の移籍市場が正式に幕を開けた。それに伴い、6月30日で契約が切れた8名のうち7名の退団が公式に発表された。ネマニャ・グデリ、オルヤン・ニーランド、セサル・アスピリクエタ、アドナン・ヤヌザイ、バティスタ・メンディ、ニール・モペイ、そしてアレクシス・サンチェスがクラブを去る。

グデリは7シーズンの在籍で公式戦261試合に出場し、ヨーロッパリーグを2度制覇した2020年と2023年のメンバーの最後の生き残りだった。セルヒオ・ラモスのクラブ買収オファーの行方を待っていたものの、最終的に退団が確定した。ニーランドは3シーズンで66試合に出場し、ワールドカップ終了後にフリーで新天地を探す。アスピリクエタは17試合に出場し、25/26シーズン終了をもってプロサッカー選手としての引退を表明している。

また、ヤヌザイはレンタル期間を含め4年間在籍し30試合に出場、メンディとモペイはそれぞれトラブゾンスポルとオリンピック・マルセイユへ復帰する。 (via Estadio Deportivo)

アレクシス・サンチェス退団

🇨🇱 ベテランのチリ人FWアレクシス・サンチェスは、契約延長の交渉が合意に至らず、円満に別れを告げた。ルイス・ガルシア・プラサ監督は、昨季のレアル・ソシエダ戦でのゴールやエスパニョール戦で勝利をもたらしたアコル・アダムスへのアシスト、ビジャレアル戦の逆転勝利の起点になったことなど、彼のロッカールームへの貢献や試合終盤でのクオリティを高く評価し、残留を希望していた。

しかし、加入時の低年俸を維持し、スーパーサブとしての役割を受け入れることについて、双方は妥協点を見出せなかった。12月で38歳になる彼の次の舞台は、現在ブラジルかチリが最も有力な選択肢となっている。 (via Estadio Deportivo)

新戦力の加入

🤝 ホセ・イグナシオ・ナバーロ新SDの公式デビューは非常に活発なものとなった。オディッセアス・ブラホディモスがニューカッスル・ユナイテッドから2年連続のレンタルで加入することが決定した。さらに、アラベスで4シーズンを過ごしたジョン・グリディがフリーで加入し2年契約を結んだのをはじめ、フアン・イグレシアス、アルナ・サンガンテといったフリーエージェントの3選手を来季に向けた新戦力として獲得している。 (via Estadio Deportivo)

オディッセアス・ブラホディモス

🇬🇷 ニューカッスル・ユナイテッドからの2年連続のレンタルが決定したギリシャ代表GKオディッセアス・ブラホディモスは、クラブが公開した感動的なビデオでセビージャ、セビジスモ、そして街への永遠の愛を誓った。ニューカッスルは他にも選択肢を持っていたが、セビージャに残り続けたいという彼の強い願いが勝った形だ。

ビデオ内で彼はセビージャへの思いをこう語っている。

『何も言う必要はない。君たちがどういう存在か分かっている。君たちが何者か分かっている。なぜなら僕はそれを生きてきたから。それを感じてきたから。僕はもう一度、君たちの一員になりたい。この感情の城壁を守りたい。決して僕たちを一人にしなかった人々を守りたい。なぜなら、ここが僕の街だから。なぜなら、これが僕のエンブレムだから。』 (via ElDesmarque)

GKのポジション争い

🧤 ナバーロSDはブラホディモスの競争相手となる第2GKの到着を予定しているが、若くて移籍金ゼロという厳しい経済的条件を満たす場合のみ実現する。現在、カンテラーノのアルベルト・フローレスが確実なプランBとして控えており、第2GKの獲得が失敗した場合はトップチームへの完全昇格が検討されている。

フローレスはルイス・ガルシア・プラサ監督の下で第2GKとしてプレシーズンをスタートさせるが、2027年6月まで契約を残す22歳の彼は、もし別のGKが加入して居場所がなくなれば、完全移籍での退団を望んでいる。年齢的にリザーブチームと掛け持ちできるため第3GKとして残る道もあるが、本人はどちらかの方向に一歩踏み出す時だと考えている。 (via Estadio Deportivo)

セルヒオ・リコからの逆オファー

🔙 カタールのアル・ガラファとの契約が切れ、フリーエージェントとなったセビージャ出身のGKセルヒオ・リコが、セビージャ復帰を逆オファーした。彼はパリ・サンジェルマン在籍時の乗馬事故から奇跡的な回復を遂げており、ポッドキャスト番組で以下のように復帰への熱意を語った。

『セビージャに戻れたら嬉しい。自分の家に戻ることになるからね。自分の家よりも長く過ごした場所だ。スポーツシティで多くの時間を過ごしたから、彼らは僕の教育を助けてくれた。まだ気分は良いし、100%強いと感じている。ゴールから可能な限りチームを助けたい。心のクラブに戻ることは本当の喜びだ。セビージャ復帰で最も美しく特別なことは、今回は子供たちがスタンドで僕を見てくれることだろう。』

しかし、現在クラブは32歳のリコの復帰を考えていない。セビージャはディエゴ・コンデ(ビジャレアル)の獲得の可能性を打診していたが、ブラホディモスが優先オプションだった。また、レアル・マドリードのフラン・ゴンサレスも候補に挙がっていた。 (via Mundo Deportivo)

アコル・アダムス争奪戦

🇳🇬 イタリアのヴェネツィアFCがナイジェリア代表FWアコル・アダムスの獲得に執念を燃やしており、選手と個人合意に達したとメディアにリークして意図的にプレッシャーをかけている。しかし、提示額は1000万ユーロ近くとされ、セビージャが要求する2000万ユーロには遠く及ばない。セビージャはモンペリエから550万ユーロで獲得しており、財政均衡のために投資額の約3倍にあたる大きなキャピタルゲインを狙っている。

アダムスはラ・リーガ25/26シーズンの後半戦で大活躍を見せ、10ゴール3アシストを記録。ナイジェリア代表でも15試合で6ゴールを挙げ、市場価値は1500万ユーロまで上昇しチーム最高の資産となっている。2029年まで契約を残す本人は、プレシーズンに向けた調整の様子をSNSで公開し、移籍の噂を真っ向から否定した。

『この時期に多くの選手、自分だけでなく、移籍の噂が出るのは普通のことだ。自分の仕事が評価されているのは嬉しいが、何もない。代理人とは話していないし、今はリラックスして来シーズンに向けてバッテリーを充電する時期だから、こういうことをあまり真剣に受け止めていない。』

『昨シーズンは目標を達成できなかったので、今は来シーズンどうやってヨーロッパの大会の出場権を争うかということに集中している。それが目標であり、移籍の噂には注意を払っていないし考えてもいない。』 (via Estadio Deportivo)

オソへのプレミアからの関心

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 左サイドを担うオソに対して、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストが獲得に乗り出し、争奪戦が過熱している。すでにフィオレンティーナも獲得を狙っており、エスパニョール、ビジャレアル、レアル・ソシエダ、ストラスブールなども関心を示している。セビージャは2030年までの契約延長を準備しつつ、市場価値である約1000万ユーロでの売却も検討しており、新たなクラブの参入によって要求額が吊り上がる可能性がある。 (via Estadio Deportivo)

アドリア・ペドロサの動向

🔙 セビージャからエルチェにレンタル移籍していた左サイドバックのアドリア・ペドロサについて、エルチェは買い取りオプションを行使しないことを決定した。これにより、彼はセビージャへ戻ることになる。 (via Mundo Deportivo)

Bチームの動向

📉 セビージャ・アトレティコ(Bチーム)からも5人の退団が発表された。パブロ・リベラ、ルロ・ダシルバ、アルベルト・エスピニェイラが契約満了でフリーとなり、ダビド・ロペスはエルクレスCFへ、イスラ・ドミンゲスはアンテケラCFへとそれぞれ完全移籍でクラブを去る。 (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場の正式オープンに伴い、セビージャは人員整理と新戦力の確保で慌ただしい動きを見せています。グデリやサンチェスらベテラン勢との別れを告げる一方で、ブラホディモスのローン延長やグリディらのフリー獲得で基盤を固めています。アダムスやオソといった価値を高めた選手の去就、そして不透明な第2GK問題が今後の市場の焦点となりそうです。