クラブの将来と新スタジアム構想
🏟️ ラウール・マルティン・プレサ会長が、クラブの野心的な新スタジアム建設計画について語りました。
プレサ会長は『我々が望んでいるのは新しい施設を建設することだ。できればプエンテ・デ・バジェカスに新しいスタジアムを、それが無理なら現在の場所にできるだけ近い場所に。我々は土地を購入し、ラージョ・バジェカーノが所有するスタジアムを建設したい。なぜなら、クラブの決定に政治的影響が及ぶことを望まないからだ。問題は土地の取得にある』と述べ、スタジアムの完全自前化への強い意志を示しています。
さらに、『スタジアムは収入源だ。競争するためには、ヨーロッパでプレーしているセルタ、セビージャ、レアル・ソシエダを間近で見ることができるような構造を作らなければならない。我々には3万から3万5千の座席を持ち、拡張可能なスタジアムが必要だ』と語り、中堅クラブからのさらなる飛躍にはキャパシティの拡大が不可欠であると強調しました。
現在の本拠地であるバジェカスについては『謙虚で勤勉な人々が住む安全な地域だ。スタジアムで事件や負傷者が発生したことは一度もない』と誇りを持っています。来シーズンの目標としては『苦労しないために良いチームを編成すること』を掲げました。(via MARCA)
欧州での戦いの回顧と前監督への思い
🌍 今季のラージョは、クラブ創設102年の歴史で初めてカンファレンスリーグ決勝に進出し、リーグ戦も8位で終えるというクラブ史上最高のシーズンを送りました。
しかし、ライプツィヒで行われた決勝ではクリスタル・パレスに1-0で敗れ、タイトルには惜しくも手が届きませんでした。プレサ会長は『悔しさと悲しみで部屋で泣いた。我々はベストの試合ができなかったし、それが我々のすべきことだった。今は、いつか再びあそこに立つために働く』と悔しさを滲ませています。
また、ビジャレアルへ引き抜かれたイニゴ・ペレス前監督については『彼が残ることを望んでいた。ラージョは監督を向上させるクラブであり、彼のプロとしての成長の基盤があったと思う。彼は幸せそうだったし、我々の息も合っていた。アトレティコでのチョロ(ディエゴ・シメオネ)のようなプロジェクトを彼とやりたかった』と惜別の思いを語りました。
一方で、イニゴ・ペレスがクラブ史上最高の監督かという問いには『イニゴはとても良い監督だったが、彼が最高だったと言うのは他の監督に対して不公平だと思う』と冷静な評価を下しています。(via MARCA)
クラブ運営と補強方針・過去の騒動の真相
💼 プレサ会長は、自身のクラブ買収時を振り返り、『クラブが破産していたため、960ユーロを支払った。非常に重要な資本注入を行わなければならず、拠出された全てで1億ユーロの負債が解決された』と経営再建の苦労を明かしました。
チームの理想のプレースタイルについては『サッカーには色々なプレースタイルがあるが、私は攻撃的なサッカーが好きだ。結局のところ、試合はエンターテインメントであり、人々はより魅力的なプレーに対して喜んでお金を払う』と攻撃的志向を支持しています。
補強のメカニズムについては『我々は謙虚なチームであり、自分たちが提供できるものを知っている。監督が補強を決めるわけではなく、彼らと合意しようとはするが、選ぶのはスポーツディレクターだ』とSD主導の組織構造であることを説明しました。
また、過去のロマン・ゾズリャの獲得と即座の退団騒動についても触れ、『我々は彼が去ることに同意していなかった。私は譲歩しなかった。去りたがったのは選手の方であり、クラブではない。我々は誰でも受け入れる』と、クラブ側から彼を追い出したわけではないと主張しています。
なお、これまでのクラブ運営で最も幸せだった瞬間については、『ジローナの昇格』と答えています。(via MARCA)
新監督ハゴバ・アラサテの招聘
👔 イニゴ・ペレス監督がビジャレアルへ去ったことを受け、ラージョ・バジェカーノは新監督としてハゴバ・アラサテの就任を決定しました。
オスカル・ガルシアやルベン・アルベスといった他の候補も検討されましたが、オサスナなどで実績のあるアラサテの豊富な経験が最終的に高く評価されました。彼の戦術スタイルは、高い位置でのプレスやソリッドな守備をベースとしており、ラージョのプレースタイルに完璧にフィットすると見られています。イニゴ・ペレスよりもリスクを取る戦術を好む一方で、守備のミスを避けることにも集中するプロファイルです。
アラサテは前職のマジョルカを2部に降格させてしまい、2月に解任されて以来フリーとなっていましたが、海外からのオファーを待つのではなく、スペインの1部リーグでの再起を選びました。彼に託された最大のミッションは、ラージョを再びヨーロッパの舞台へ導くことです。(via Estadio Deportivo)
ノーベル・メンディの完全移籍
✍️ ラージョ・バジェカーノは、ベティスからレンタル加入していたセネガル人CBノーベル・メンディ(21歳)の買い取りオプションを行使し、完全移籍で獲得することを決定しました。移籍金は350万ユーロでラージョが80%の保有権を獲得し、ベティスは将来の売却益の20%を保持する形となります。
契約には、メンディがスタメンまたは45分以上プレーする試合が25試合に達した場合の買い取り義務がありましたが、条件を満たした試合数は24試合にとどまりました。カンファレンスリーグ決勝のクリスタル・パレス戦でも27分間プレーしたものの、義務発生条件にはわずか1試合届きませんでした。
しかし、彼のパフォーマンスに完全に納得していたラージョは、期限の6月30日を待たずにオプションを行使しました。ダビド・コベーニョSDも『彼には試合数による義務的条項と、クラブのためのオプション条項があった。我々は彼のパフォーマンスにとても満足している。我々の考えは彼を買い取り、将来の重要なピースにすることだ。プロとしての1年目で非常に高いレベルを示しており、いくつかの試合では少し集中を欠くこともあったが、若手には普通のことだ』と高く評価しています。
メンディに対してはノッティンガム・フォレスト、ベンフィカ、アタランタなどが関心を寄せており、ラージョは将来的なビッグディールの可能性も視野に入れています。(via ElDesmarque)
ミカ・マルモル獲得レースへの参戦
🛡️ ラージョ・バジェカーノは、来シーズンに向けた守備陣の補強として、ラス・パルマスに所属する24歳のCBミカ・マルモルに関心を示しています。
ラス・パルマスが昇格プレーオフでマラガに敗れ、1部昇格を逃したことで、マルモルの移籍市場が本格的に活性化しています。彼は今月末で契約満了を迎えるため、移籍金ゼロでの獲得が可能ですが、フリー移籍特有の契約金や給与の高騰が予想されています。
現在、セルタが獲得レースをリードしているとされていますが、ラージョ・バジェカーノもエスパニョールやヘタフェとともに、この左利きの優秀なCBの獲得を狙う強力なライバルとして浮上しています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
プレサ会長が新スタジアム建設と欧州再挑戦の野望を熱く語る中、クラブは迅速に動き出しています。イニゴ・ペレスの後任として経験豊富なハゴバ・アラサテを新監督に招聘し、若きDFノーベル・メンディの完全移籍も完了させました。さらにフリーとなるミカ・マルモルの獲得も狙っており、来季に向けた基盤作りが着々と進行しています。