ラウール・デ・トマス未合流の真相

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ラージョ・バジェカーノはベニャト・サン・ホセ監督のもとで今夏のプレシーズンを本格的に始動しています。その中で最も注目を集めているのが、2027年まで契約を残すストライカー、ラウール・デ・トマスの状況です。

カタールのアル・ワクラへのレンタル移籍が不本意な形で終わり、本来であればマドリードに戻ってチームに合流しなければならない立場ですが、彼の姿は練習場にありません。チームは7月8日水曜日にフエンラブラダでプレシーズンを開始しましたが、初日から現在に至るまで欠席が続いています。

この不在とクラブ側の沈黙により周囲では様々な憶測が飛び交っていましたが、その理由が明らかになりました。驚くべきことに、選手本人はいつ、どこに合流すべきかクラブから一切知らされていなかったのです。ラージョ側からのスケジュール連絡はなく、ラウール・デ・トマス自身からクラブへ直接連絡を取らざるを得ない状況でした。彼は所定のメディカルチェックこそ無事に通過しましたが、その後クラブからは何の音沙汰もない状態が続いています。

遡ること1年前、イニゴ・ペレス前監督の戦術システムで居場所を失った彼は、出場時間と自信を取り戻すべくアル・ワクラへのレンタル移籍を決断しました。しかし、カタールでの挑戦は期待を大きく裏切る結果となりました。公式戦の出場はわずか13試合、そのうち先発は3試合にとどまり、合計プレー時間は431分で3ゴールという寂しい数字に終わっています。さらに、2026年初頭に負傷したことで戦線離脱が早まり、2月には契約解除に至りました。彼が最後に公式戦のピッチに立ったのは1月7日のアル・アラビ戦での22分間であり、そこから半年以上も実戦から遠ざかっています。

彼の未来は再びラージョ・バジェカーノから離れる方向に向かっていると見られていますが、合流すら果たせていない現状では、すべてが宙に浮いたままとなっています。

(via ElDesmarque)