2000年ユヴェントス戦の『伝説の試合球』がバライードスに帰還!元デレガードのカルロス・ペレス氏が明かす25年前の歓喜とボール獲得の舞台裏

⚽️ 2000年3月9日、欧州を震撼させたあの歓喜の夜から四半世紀。バライードスのベンチに腰掛け、愛おしそうにひとつのサッカーボールを撫でる男性がいます。1991年から2002年までセルタのトップチームでデレガード(チーム代表)を務めたカルロス・ペレス氏です。80歳を迎えた今も元気いっぱいで、ユーモアと情熱にあふれる同氏が手にしているのは、かつてセリエAの首位を走っていたカルロ・アンチェロッティ率いる絶対王者ユヴェントスを4-0という衝撃的なスコアで粉砕した試合で実際に使用された『本物の試合球』です。

🏆 カルロス・ペレス氏は『あの夜の出来事は、まさに栄光そのものだった』と感情を高ぶらせながら当時を振り返ります。当時は現在のようにピッチ周辺に複数の予備球を置いたりボールパーソンにいくつも配布したりする時代ではなく、主催クラブの国内リーグ公式球がたった1球だけ用意されて戦うルールでした。ベンチには念のための予備球が保管されていたものの、その試合では交替の必要すらありませんでした。つまり、ジダン、デル・ピエロ、ダーヴィッツといった世界最高峰のスター選手たちと、セルタの勇者たちが直接蹴り合った世界に唯一無二の超・貴重なレリック(聖遺物)なのです。

スコットランド人のヒュー・ダグラス主審が試合終了のホイッスルを鳴らした瞬間、カルロス・ペレス氏は主審のもとへ駆け寄り、このボールを譲り受けました。同氏は普段から自陣・敵陣問わずユニフォームを収集していましたが、この夜はヴァレリー・カルピンや相手DFマーク・ユリアーノのユニフォームとともに、この伝説のボールを自身の大切なコレクションに加えました。

🏠 かつてテイス地区にあった旧宅にプライベート博物館を作って飾っていたカルロス・ペレス氏ですが、カルバリオのアパートに引っ越してからは長らく箱の中に保管していました。しかし、今週迎えるユヴェントスとの再戦を前に、数週間前に自らボールペンで「2000年3月9日」と書き込んだ思い出のボールに再び息を吹き込みました。内部のゴムチューブは長年の月日で柔軟性を失っていたものの、バライードスの陽光の下で誇らしげに輝いています。カルロス・ペレス氏は『このような格上の素晴らしいクラブと再びバライードスで戦えることは本当に美しいことだ。今週木曜日はスタンドからあの忘れられない素晴らしい時代を思い出しながら、チームを全力で応援する』と目を輝かせて語っています。(via SPORT)