【Al-Thani一族の反撃

長年の沈黙を破り、アブドゥラ・アル・サーニ前会長とカタール人ファミリーがついに司法面で大きな動きを見せました。

先週マドリードおよびマラガの裁判所での手続きを経て保釈なしの予防拘禁となり、マドリードのソト・デル・レアル刑務所に収監された息子ラーカン・アル・サーニを救い出すため、アル・サーニ家は国内トップクラスの法律事務所を雇う決定を下しました。

新たに弁護人に就任したのは、かつてクリスティアーノ・ロナウドや有名歌手フリオ・イグレシアスらの重大な司法手続きを担当した実績を持つ、ハビエル・チョクラン法律事務所のトップ弁護士ハビエル・ベラスコ・アルメンドラル氏です。

これまでラーカンには私選弁護人がおらず、先週の逮捕および裁判所出頭の際には国選弁護人で対処せざるを得ない状況が続いていましたが、ベラスコ弁護士の就任によって弁護体制が一変しました。

弁護側の最優先目標は、ソト・デル・レアル刑務所に収監されているラーカンを速やかに保釈・釈放させることです。さらに弁護側は、被告による委任権の正当な追認手続きを進めるとともに、今後のすべての裁判上の決定通知においてアラビア語通訳を必ず同席させるよう要求しています。

この動きは、2020年のクラブ追放以来ほぼ沈黙を守ってきたアル・サーニ前会長の重大な戦略変更を示しています。前会長自身は息子の逮捕と収監について公の場で直接言及していないものの、ベラスコ弁護士の雇用は現地の状況を正確に把握し、司法の場で対応する明確な意図の表れです。

ベラスコ弁護士はマドリードでの出頭時点ではまだ正式に活動を開始できていませんでした。ラーカンはドイツのランツフート刑務所に勾留されていた9月15日の時点で、スペインの公証人や裁判所書記官の前での出頭が不可能なため、2言語による委任状に署名していた経緯も判明しています。

現在、検察側はアル・サーニ前会長およびその息子3人(ラーカン、ナセル、ナイエフ)に対し、不正占有(業務上横領等)、背任管理、不当な合意の強制などの罪で合計14年半の懲役を求刑しています。

その一方で、アブドゥラ前会長本人はSNS上で息子に関する直接の言及を避けており、最新の投稿でも『外見や表面上の姿に惑わされるべきではない』『不当な告発に対しては独立した検査と査察が必要だ』といった、長年繰り返してきた定型的な主張に終始しています。(via MARCA)