ロドリ獲得失敗の激震
ロドリ・エルナンデスがレアル・マドリードからのオファーを拒否し、バルセロナとの間で個人合意に達したことで、マドリーの上層部に激震が走っています。フロレンティーノ・ペレス会長は、自分の信頼するホセ・アンヘル・サンチェスとジュニ・カラファトの説得、そしてワールドカップでの素晴らしい活躍を見て獲得に同意していたため、この直前での強奪に信じられないほどの怒りを見せています。さらに、ジョゼ・モウリーニョ監督も中盤の要としてロドリを計画の仕上げに想定していたため激怒し、壁をよじ登るほどの怒りを示したとされています。しかし、クラブ側は中盤の追加補強は予算的に行わないと監督に告げており、モウリーニョは既存のメンバーとギュレルやベルナルド・シウバのコンバートで対応せざるを得ない状況です。(via SPORT)
ロドリ交渉を巡る有識者の見解
元レアル・マドリードGKのサンティ・カニサレスは、マドリーが本気でロドリを欲しがっていなかったと指摘しています。カニサレスは『レアル・マドリードはロドリにほとんど関心を示さなかった。本当に獲得したければ、他の選手たちのように迷わず即座に契約していたはずだ。ロドリの件はただ浮いている話のようなもので、代理人を通じて売り込まれた金額を聞き、分析して検討していた程度で、真剣な関心ではなかった』と説明しています。また、元選手のフェルナンド・モリエンテスも『マドリーがロドリを最初から望んでいなかったのは明らか。ロドリがマドリーを拒否したという報道はばかげている。フロレンティーノ・ペレスが望めば逃すはずがない。ロドリとハーランドは会長選の対立候補であるエンリケ・リケルメの目玉であり、彼らの必要性を認めることになるため獲得を避けたのだ』と内情を語っています。(via ElDesmarque / SPORT)
シロ・ロペスとロンセロの批判と弁明
ジャーナリストのシロ・ロペスは、クラブが「ロドリ自身の選択でマドリーを断った」とアピールしていることに対して『我々を愚か者扱いするな』と激怒しました。マドリーには獲得のための十分な時間があったにもかかわらず適切なオファーを出さなかったと批判し、中盤の補強は必須であると主張しています。一方、熱狂的なマドリーファンとして知られるトマス・ロンセロは当初、X(旧Twitter)にて中盤の才能不足に絶望していましたが、代理人のパブロ・バルビエリから「マドリーは非常に魅力的で巨額のオファーを出した。しかし、ロドリ本人がバルセロナのプレースタイルのほうが自身の成長に最適だと判断した」という説明を聞き、『本人が個人的に選択したことで、マドリーが全力を尽くさなかったわけではないのなら、悲しむ必要はない。マドリーには選ばれし者がいる。好きにするがいい、チャンピオン』と投稿を修正して自身の発言を撤回しました。(via SPORT)
フリアン・アルバレスへの空虚なオファーの代償
フロレンティーノ・ペレス会長の選挙公約が、今夏の移籍市場で思わぬブーベランとなっています。ペレス会長は再選すればチャンピオンズリーグ級の選手に1億5000万ユーロのオファーを出すと公言し、実際にアトレティコ・マドリードに対してフリアン・アルバレスへの1億5000万ユーロのオファーを提示したことを公式発表しました。これはバルサへの嫌がらせ目的のあまり現実味のないオファーであったが、この公表により「マドリーには1億5000万ユーロの余剰資金がある」と欧州中に知れ渡ってしまいました。結果、ライプツィヒとのディオマンデ交渉では強気の価格設定を維持され、さらにシティとのロドリ交渉でも強気の姿勢を頑なに貫かれたため、予算が圧迫されることになりました。(via SPORT)
ヤン・ディオマンデの異例の獲得劇
レアル・マドリードがライプツィヒから獲得した19歳のヤン・ディオマンデの発表には異例のディテールがありました。マドリーは彼がメディカルチェックをパスする前の木曜日16時頃に公式発表を行いました。通常は受診後に発表されますが、ちょうどバルセロナがロドリ・エルナンデスの獲得に猛攻を仕掛けていたタイミングであり、マドリーは自身のプロジェクトの強さを示すためにプレスへの公式発表を急いだとされています。ディオマンデは翌日の金曜日にバルデベバスの病院でメディカルチェックをパスし、2033年までの7年という現在のマドリーで最も長い契約を結びました。移籍金は1億2500万ユーロ固定に加え、1500万ユーロの変動というマドリー史上最高額の取引となりました。(via SPORT)
ディオマンデの驚異的な才能と壮絶な過去
かつてレガネスで彼を指導したボルハ・ヒメネス監督(現カタール・アル・アハリ監督)は、『多くの人はハイライト映像しか見ていないが、彼の大胆さには多くの人が驚かされるだろう。ボールを完全に止めて相手のタックルを待ち、そこからフェイントをかける能力があり、右利きか左利きか分からないほどの高い推進力を持つ』と彼の違いを絶賛。さらに、レガネス時代のチームメイトだったエンリク・フランケサも『彼がBチームから上がってきた初日の練習で、ファーストチームの選手たちが「あいつを使わなければならない」と言い出した。こんなことはキャリアで初めてだ』と明かしています。また、元レガネスのマルティン・マントヴァーニは、ディオマンデがプロデビュー直後に15歳の妹を亡くすという壮絶な悲劇に見舞われたことを明かし、『本当に辛い状況だったが、彼は涙を流しながらエスパニョール戦でゴールを決め、それを妹に捧げた。その精神力と肉体的な強さは怪物のようだ』と彼の強靭な精神力を語っています。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)
ディオマンデに対するモウリーニョの起用計画
モウリーニョ監督は、ヤン・ディオマンデを右ウイングのスペシャリストとして起用する具体的な計画を立てています。マドリーにとってガレス・ベイル以来となるこのポジションの専門家であり、監督は彼が持つ「予測不可能性」と「多才さ」に大きな期待を寄せている。現在、ディオマンデはジムでの運動可動域のトレーニングや、狭いスペースでのボールコントロールの個別トレーニングをバルデベバスで行っている。ハンガリー遠征への参加は見送られたが、これは彼が以前ライプツィヒでのプレシーズン開始を病気で遅らせていたことに対する予防措置である。彼のマドリーでの公式デビューは、8月12日に行われるデポルティーボとのテレサ・エレーラ杯を予定している。(via SPORT)
ヴィニシウスが勝ち取った歴史的契約更新
ヴィニシウス・ジュニオールは、レアル・マドリードと2032年までの大型契約延長に合意した。この交渉において、ヴィニシウスの代理人は、もしマドリーが要求を受け入れなければ契約を満了してフリーで移籍すると警告。さらにアーセナルから巨額のオファーが届いていることを交渉テーブルに載せ、最終的にマドリーを屈服させた。マドリーはエースとしてのステータスを認めるため、年俸を1800万ユーロから2400万ユーロネットへ大幅に引き上げ、さらに「忠誠ボーナス」の支払いを回避する隠れ蓑として肖像権の70%を選手に譲渡することで合意。ヴィニシウスは『ファンの皆、会長、モウリーニョ、およびクラブの全員を愛しています。本当にありがとう』とSNSで喜びを爆発させたメッセージを発信した。モウリーニョ監督もヴィニシウスの売却に強く反対し、彼をプロジェクトの核として擁護している。(via SPORT)
エムバペの巨大スポンサー交渉
キリアン・エムバペは今週からレアル・マドリードのプレシーズンに合流する。彼のNikeとのスポンサー契約が7月31日に切れたため、スポーツ界屈指の超巨大契約の交渉が進行中だ。Nikeは彼が8歳の頃からフランス代表とともに寄り添ってきたため大きな優位性を持っており、今後6ヶ月間は他社の提案と同等の条件を提示すれば契約を優先できる「マッチング権」を有している。Nikeの提示額は年間2000万ユーロ(ボーナス除く)に上るとされるが、フランスのジャーナリスト、ティボー・ヴェジリアンによれば、交渉は従来のアパレルメーカーの枠を超えた「意外な新興ブランド」と大きく進んでいる。このブランドはエムバペを共同パートナーとして迎え、企業の株式を付与し、さらに高級ラインでの彼独自のブーツブランドを展開する提案を行っており、これはテニスのロジャー・フェデラーとOnの提携モデルに非常に似ている。(via SPORT)
マスタントゥオーノのイタリアレンタル移籍
アルゼンチンの若き才能フランコ・マスタントゥオーノは、セリエAのフィオレンティーナへ1年間の期限付き移籍(単純レンタル、買い取りオプションなし)を行うことが決定した。マドリーは彼の給与の50%を負担する。昨夏、マドリーはリバープレートから総額約6000万〜6300万ユーロの移籍金と税金を支払って獲得したものの、スペインでの適応に苦しみ、アルベロア前監督の下で出場機会を減らしていた。プレシーズン中のレガネスやアルコルコンとの非公開練習試合では非常に優れた動きを見せ、レガネス戦でゴールも決めたが、モウリーニョを説得することはできず、右サイドのヤン・ディオマンデ獲得に伴い放出が確定した。マスタントゥオーノは木曜日にフィレンツェに到着し、すでにフィオレンティーナのトレーニングウェア姿でファンに目撃されている。(via SPORT)
エンドリックの苦悩と去就問題
20歳のエンドリックは、出場機会を求めて移籍市場の最終盤での再レンタル移籍を真剣に検討している。昨季後半はオリンピック・リヨンにレンタルされ、21試合で8ゴール8アシスト(1633分)とマドリーでの実績(40試合7ゴール1アシスト、946分)を上回る活躍を見せた。今夏、休暇を短縮してモウリーニョ監督の下に合流したものの、センターフォワードのポジションはエムバペの先発が確実。さらに、カルロス・エスピがフェレンツヴァーロシュ戦で得点し台頭。右ウイングもディオマンデとヴィニシウスが主役を張り、ブラヒムやロドリゴ、ベルナルド・シウバなどのライバルがひしめいているため、彼の出場時間は極めて厳しくなっています。代理人のRoc Nationは買取オプションなしの単純レンタルを模索しており、アストン・ヴィラ(エメリ監督)が有力なほか、ローマ(ガスペリーニ監督)や今季欧州カップ戦に出場するレアル・ソシエダが関心を示している。(via Estadio Deportivo / SPORT)
ベルナルド・シウバのボランチ起用の挫折
トニ・クロースの引退後、中盤の構築力を必要としていたマドリーにおいて、モウリーニョ監督は新加入のベルナルド・シウバをフェレンツヴァーロシュ戦の後半からボランチ(バルベルデとダブルピボーテ)で起用した。しかし、合流してわずか5日の練習しか消化しておらずフィジカルが不足していたため、わずか18分(63分)でカンテラのホルヘ・セステロが投入され、シウバはトップ下(10番)へと一列上げられることになった。モウリーニョは試合後に『ベルナルドは休暇中に完全に何もせず頭を休ませるのが良いタイプの選手なので、フィジカルコンディションが非常に低い状態で合流した。成長が必要だ。しかし彼は素晴らしい選手であり、6番や8番、10番など3〜4のポジションをこなせる完璧な選手だ』と語っている。(via MARCA / Mundo Deportivo)
カマヴィンガの残留と再評価
昨季のチャンピオンズリーグ・バイエルン戦での退場処分により激しい非難を浴び、一時は放出候補筆頭に挙げられていたエドゥアルド・カマヴィンガですが、今夏のプレシーズンでは高いパフォーマンスを発揮してモウリーニョ監督の信頼を取り戻しつつあります。カマヴィンガ自身はマドリー残留を希望しており、契約が切れる2029年までプレーする意向。クラブ側も彼に対して6000万ユーロ以上のオファーが届かない限り売却する意思はありません。プレシーズンマッチでは、フィオレンティーナ戦でパス成功率 93%、7回のリカバリーを記録し、フェレンツヴァーロシュ戦でもパス成功率 88%(52本中51本成功)と4回のリカバリーを記録し、好印象を残しています。(via Mundo Deportivo / SPORT)
カンテラ売却モデルの功罪
今夏のレアル・マドリードは、カンテラ(ラ・ファブリカ)の選手を売却してスター獲得の資金に充てるビジネスモデルを加速させ、11名以上のカンテラ選手売却で合計1億7000万ユーロ以上の巨額収入を記録しました。ゴンサロ・ガルシアをフルハムへ約4000万ユーロで放出したほか、セサル・パラシオス、フラン・ガルシア、ビクトル・バルデペニャス、フラン・ゴンサレスなどがチームを去りました。これによりファーストチームに残るカンテラ出身者はチアゴ・ピタール、ラウル・アセンシオ、アルバロ・カレラスの3名のみ。しかし、ピタールはアルベロア率いるフルハムへの移籍が近づいており(全治6週間の怪我のため進行はスロー)、アセンシオは全治1ヶ月半の怪我でモウリーニョの構想外、カレラスもククレジャの加入により控えに降格することが決まっており、クラブ内の生え抜き才能の枯渇が問題視されています。(via SPORT)
プレシーズン第5週の始動
レアル・マドリードは月曜日からプレシーズン第5週に突入し、ワールドカップに出場した5人の代表選手(マーク・ククレジャ、オーレリアン・チュアメニ、キリアン・エムバペ、Ibrahima Konate、ジュード・ベリンガム)が合流しました。新加入のククレジャ(チェルシーから6000万ユーロで獲得、W杯優勝メンバー)とコナテにとってはマドリーでの初練習となります。選手たちは午前中にバルデベバスで最初のメディカルチェックを済ませ、練習後に病院で追加検査を行います。これで全選手が揃うことになり、チームは8月22日のエスパニョールとのラ・リーガ開幕戦(RCDEスタジアム)に向けて本格的なギアを上げていきます。(via Mundo Deportivo)
フェレンツヴァーロシュ戦の激闘と選手個別採点
マドリーはフェレンツヴァーロシュとの親善試合に1-2で辛勝しました。前半にカンテラのアレクシス・シリアのアシストからマリオ・リバスがゴールを決めて先制。後半早々にバルベルデのパスからカルロス・エスピが追加点を奪いました。しかし、守備の乱れからケナン・コドロに失点を許し、これにモウリーニョ監督は激怒して給水タイムを引き延ばすほどでした。
個別評価は以下の通り。
ルニン:失点場面はノーチャンス。ミスなく安定。
ダンフリース:攻守ともに精彩を欠き、ハンドでPKを与えかけた。
マリオ・リバス:先制ゴールを決め、守備でも安定。
ジョアン・マルティネス:自信に満ちた守備。
アルバロ・カレラス:強度はあったが、失点につながるクロスを防げず。
フェデ・バルベルデ:徐々に改善し、アシストを記録。
カマヴィンガ:悪調。急ぐべきところで焦り、落ち着くべきところで停滞。
アルダ・ギュレル:マン・オブ・ザ・マッチ。前半はスピード、創造性、テンポで傑出。
ブラヒム・ディアス:エネルギーはあったが、相手守備に阻まれ決定力を欠く。
アレクシス・シリア:ハードワークと才能を見せる。
エンドリック:CFで先発し、後半は右サイドへ。決定力を欠く。
(交代選手)
ベルナルド・シウバ:自由な動きを見せたが、まだ時間が必要。
ヴィニシウス:キレを欠いた。シウバと連携。
リュディガー:失点場面で相手に競り負け、モウリーニョを落胆させた。
ハイスン:無難に守備をこなし、ビルドアップも安定。
カルロス・エスピ:最初のチャンスをゴールに。
アレクサンダー=アーノルド:中盤に絞ってビルドアップを助け、攻撃参加も良好。
ホルヘ・セステロ:組み立てをサポート。
ラミニ・ファティ、ラコスタ:出場時間が短く評価なし。
(via ElDesmarque / SPORT)
デポルティーボ戦(テレサ・エレーラ杯)の展望
レアル・マドリードは、8月12日水曜日21:00(スペイン時間)にリアソール・スタジアムでデポルティーボ・ラ・コルーニャと「第81回トロフェオ・テレサ・エレーラ」で対戦します。これはマドリーにとって伝統あるプレシーズンマッチであり、13年ぶりにモウリーニョ率いるチームがリアソールを訪れることになります。対戦相手のデポルティーボはプレシーズン無敗を維持しており、ジェノアとの親善試合でもケビン・サンチェスのゴールにより1-0で勝利を収め、1部復帰を控えて非常に勢いに乗っています。この試合はスペインのRTVE La 1、TVG、およびデポルティーボの公式YouTubeチャンネルで生配信される予定です。(via MARCA)
セルヒオ・アリバスの去就
24歳の元マドリーカンテラであるセルヒオ・アリバスの去就が今夏注目されています。昨季はアルメリアでセグンダ(2部)得点王となる25ゴールを記録したものの、昇格プレーオフ最終戦でマラガに敗れて1部復帰を逃しました。アヤックス(マドリード出身のミシェル監督が率いる)が彼の獲得に非常に強い関心を示しており、マヌエル・ペレグリーニ監督が率いるベティスも問い合わせを行っています。夏の初めにはベンフィカが2000万ユーロの移籍金を提示して交渉を行っていました。アリバスは1部復帰を目指してアルメリアを退団することが確実視されており、ローン移籍を含めた様々な選択肢が検討されています。(via Mundo Deportivo)
モウリーニョとグアルディオラの長年の確執
ジョゼ・モウリーニョ監督は、Netflixで配信予定のドキュメンタリー「The Special One」の中で、長年のライバルであるペップ・グアルディオラを痛烈に批判しました。グアルディオラが2013年にバルセロナを退任した後に長期休暇(サバティカル)を取ったことについて、モウリーニョは『一部の者はサバティカルを必要とするが、私はその言葉が大嫌いだ。私にとって、サバティカルとは「弱さ」を意味する。私に長期休暇の話をしないでくれ。私は休む必要など絶対にない。休むのは私が死んでからだ』と言い放ちました。自身はあと10年、あるいはそれ以上サッカーの監督を続け、さらに多くのタイトルを獲得したいと意欲を見せています。(via Mundo Deportivo)
モウリーニョが語るバルセロナへの愛憎
モウリーニョ監督は、かつてボビー・ロブソンのアシスタントとして過ごしたバルセロナに対する複雑な感情を吐露しました。バルサについては『レアル・マドリードを愛しているからこそ、ここへ戻ってきた。だが、バルセロナに対して恨みは一切ない。彼らのような最高の相手と戦うのは、自分がより良くなるために背中を押してくれるから楽しいだけだ』と語りました。また、バルセロナでの家族との生活を振り返り、『バルセロナでは本当に信じられないほど素晴らしい4年間を家族で過ごした。娘は生後1ヶ月でそこへ引っ越し、息子はバルセロナで生まれた。だから何の悪い感情も持っていない』と、当時の温かい思い出についても明かしています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ロドリ・エルナンデスの獲得失敗によりマドリー上層部やモウリーニョ監督は激怒したものの、2032年までのヴィニシウスの契約延長や史上最高額でのヤン・ディオマンデ獲得など、今夏の補強が完成形に近づいています。新加入選手やワールドカップ帰りのスター選手たちが合流し、8月22日のエスパニョールとの開幕戦に向けて本格的な調整が始まります。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
ロドリ獲得失敗は戦術的な誤算というより、中盤の構成における『計算の狂い』と見るべきでしょう。モウリーニョ監督はベルナルド・シウバのコンバートやギュレルの起用で穴を埋めようとしていますが、フェレンツヴァーロシュ戦で見られた守備の乱れは、アンカー不在の脆さを露呈しています。ディオマンデを右ウイングに固定するプランも、個の突破力に依存する側面が強く、チーム全体のバランスをどう整えるか。開幕までに、個々のタレントを機能的なユニットへと昇華させられるかが鍵となります。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
ロドリのバルセロナ入りは、単なる移籍以上の衝撃をクラブにもたらしました。ペレス会長の強気な公約が皮肉にも他クラブの警戒を招き、交渉を難航させるという悪循環に陥っています。一方で、ヴィニシウスとの長期契約更新は、クラブが彼をプロジェクトの絶対的な中心に据えるという明確なメッセージです。モウリーニョ監督の情熱的な姿勢と、フロントのビジネスライクなカンテラ売却モデル。この両輪が時に軋みながらも、クラブとしての求心力をどう維持していくかが今後の焦点です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今夏の編成は、カンテラ売却で得た1億7000万ユーロを、ディオマンデのような若き才能へ再投資する極めてドライな戦略が目立ちます。フリアン・アルバレスへの高額オファー公表が市場価格を吊り上げた点は経営判断として疑問が残りますが、ヴィニシウスの契約延長でエースの流出を阻止した点は評価すべきでしょう。マスタントゥオーノのレンタルやエンドリックの去就問題を含め、過剰なタレントを抱える現状、今後は『整理』の質がチームの完成度を左右することになります。