ヤン・ディオマンデの異例の獲得劇
レアル・マドリードがライプツィヒから獲得した19歳のヤン・ディオマンデの発表には異例のディテールがありました。マドリーは彼がメディカルチェックをパスする前の木曜日16時頃に公式発表を行いました。通常は受診後に発表されますが、ちょうどバルセロナがロドリ・エルナンデスの獲得に猛攻を仕掛けていたタイミングであり、マドリーは自身のプロジェクトの強さを示すためにプレスへの公式発表を急いだとされています。ディオマンデは翌日の金曜日にバルデベバスの病院でメディカルチェックをパスし、2033年までの7年という現在のマドリーで最も長い契約を結びました。移籍金は1億2500万ユーロ固定に加え、1500万ユーロの変動というマドリー史上最高額の取引となりました。(via SPORT)
ディオマンデの驚異的な才能と壮絶な過去
かつてレガネスで彼を指導したボルハ・ヒメネス監督(現カタール・アル・アハリ監督)は、『多くの人はハイライト映像しか見ていないが、彼の大胆さには多くの人が驚かされるだろう。ボールを完全に止めて相手のタックルを待ち、そこからフェイントをかける能力があり、右利きか左利きか分からないほどの高い推進力を持つ』と彼の違いを絶賛。さらに、レガネス時代のチームメイトだったエンリク・フランケサも『彼がBチームから上がってきた初日の練習で、ファーストチームの選手たちが「あいつを使わなければならない」と言い出した。こんなことはキャリアで初めてだ』と明かしています。また、元レガネスのマルティン・マントヴァーニは、ディオマンデがプロデビュー直後に15歳の妹を亡くすという壮絶な悲劇に見舞われたことを明かし、『本当に辛い状況だったが、彼は涙を流しながらエスパニョール戦でゴールを決め、それを妹に捧げた。その精神力と肉体的な強さは怪物のようだ』と彼の強靭な精神力を語っています。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)