アンヘリーニョが奇跡の帰還!10年ぶりに古巣へローン加入

下部組織出身のアンヘリーニョが、イタリアのローマからの期限付き移籍(ローン)という形で奇跡の復帰を果たしました。今回の契約にはシーズン終了後の買取義務が付随しており、今季終了後には正式にデポルティーボの完全所有選手となることが確定しています。

現在29歳となったアンヘリーニョにとって、これは実に10年ぶりとなる母国スペイン、そして愛する我が家ガリシアへの帰還を意味します。彼は2012年夏にデポルティーボの下部組織から名門マンチェスター・シティのユースへと旅立ち、そこから世界中を渡り歩いてきました。これまでにローマ、ガラタサライ、ホッフェンハイム、ライプツィヒ、マンチェスター・シティ、シティB、PSV、ブレダ、マジョルカ、ニューヨーク・シティなどでプレーし、圧倒的なキャリアを築き上げてきました。

その経歴は凄まじく、ブンデスリーガで101試合7ゴール、エールディヴィジで68試合4ゴール、セリエAで61試合2ゴール、さらにはチャンピオンズリーグで29試合3ゴール、ヨーロッパリーグで23試合3ゴールを記録するなど、欧州の最高峰で戦い続けてきた本物の実力者です。アントニオ・イダルゴ監督率いるチームでは、同じ左サイドバックのジャコモ・クアリアータと熾烈なレギュラー争いを展開することになります。

チームメイトであるシモ・ナバロは、彼の加入が公式発表される前に、このように期待を語って彼を歓迎していました。

『公式発表になったらもっと話せるけれど、彼は本当に素晴らしい、ハイレベルなキャリアを送ってきた選手だ。喜んで彼を迎え入れるよ』

また、彼のパートナーであるロシオ・ガリンドは、自身のSNSで涙を誘うエモーショナルな手紙を公開し、アンヘリーニョのデポルティーボへの深い愛を表現しました。

『あなたはついに我が家に帰ってきた。私が感じるのはただ誇り。夢を叶えるあなたを見る誇り、かつてそのユニフォームを着ることを夢見ていた子どもが、今日それを成し遂げている姿を見る誇り。あなたがずっと心の中で愛し続けてきたクラブから再び輝きを放つことができるという誇り。私たちは長年、多くのクラブを共にしてきた。でも、あなたがフットボールを愛するきっかけとなったのはこのクラブだし、本当にホームと呼べるのはここだけ。だから今日、あの頃のアンヘリーニョはついに「かつて夢見たことを僕たちは成し遂げた。このエンブレムを守り、闘うことができるようになったんだ」と語りかけている。夢を叶えるあなたを見て、あの子どもは涙を流しているはず。今、あなたが再び輝くに値することをもう一度証明する時が来た。闘志を燃やし、人々が求めているもの――ピッチで戦う左サイドバックの姿を再び与えるんだ。今回は彼自身のクラブのために。他の誰もしなかったように、この色を守り抜いて。いつもあなたのそばにいて、信じている。次のチャプター、今回はあなたの家で。あなたがまさに再び飛び立とうとしているところを、みんなが注目している』(via ElDesmarque)

エースのジェレマイ・エルナンデスを巡るメガオファーと売却拒否

待望のラ・リーガ昇格を果たしたデポルティーボにおいて、ジェレマイ・エルナンデスは代えのきかない絶対的な看板選手として君臨しています。彼の稀なる才能はヨーロッパ中の強豪クラブを惹きつけて止まず、サポーターの間では移籍市場が閉まるその瞬間まで、エースの流出を恐れる緊迫した空気が漂い続けています。

直近では、ポルトガルの強豪スポルティングCPから「2500万ユーロの固定移籍金に加えて、500万ユーロの変動ボーナス」という巨額のオファーが届きましたが、デポルティーボはこれを一蹴。さらに、イングランドのハル・シティからは「3300万ユーロ」という具体的な獲得オファーが提示されましたが、これもデポルティーボ側は即座に拒否しました。これらだけでなく、イタリアのアタランタやドイツのボルシア・ドルトムントなども強い関心を示しており、ドルトムントは獲得条件やサラリー面の調査を進めています。

他クラブの引き抜きに対する最大の障壁(防壁)となっているのが、チームの昇格に伴って自動的に引き上げられたジェレマイの契約解除金です。マッシモ・ベナッシCEOが明かしたところによると、その設定額は「1億ユーロから1億5000万ユーロ」という超破格の数字。スポーツディレクターを務めるフェルナンド・ソリアーノは他クラブとの交渉テーブルに着く気すらなく、この狂乱の市場を高みの見物で静観しています。

ジェレマイ自身もリアソールに残り、青白のユニフォームを着て戦い続けることを熱望しています。まだ彼が1部の舞台で公式デビューを飾る前であるにもかかわらず、これほどの数字と関心が飛び交う状況は、まさにクラブにとって嬉しい悲鳴以外の何物でもありません。(via ElDesmarque)

オーバメヤンに続く仕上げ!フリー市場からアダマ・トラオレらの獲得を模索

今夏の移籍市場において、ピエール=エメリク・オーバメヤンという、スペイン内外に大きな衝撃を与えた最大級のメディア注目株を獲得することに成功したSDフェルナンド・ソリアーノ。しかし、彼の補強計画はこれで終わりではありません。クラブは攻撃陣のクオリティをさらに完璧に引き上げるため、フリーエージェント市場から大物のウイングを物色し、両サイドの「最後の仕上げ」となるピースを求めています。

獲得候補の筆頭として名前が挙がっているのが、元スペイン代表の俊足ウイング、アダマ・トラオレです。30歳となった彼はウェストハムとの契約を満了して現在フリーエージェントとなっており、第一線で戦える魅力的なプロジェクトを求めて新天地を探しています。彼が宿す圧倒的なスピードとフィジカルは魅力的ですが、デポルティーボにとっての最大のハードルは、彼がプレミアリーグで受け取っていた高額なサラリー面をクラブの予算枠にどう収めるかという点にあります。

もう一人の候補として浮上しているのが、30歳を目前にしたアルゼンチン出身のウイング、ナウエル・レイバです。マッカビ・ハイファとの契約を終えて現在はフリー。安価でベテランとしての経験をもたらすことができる選択肢ですが、直近のパフォーマンスの低下が懸念材料となっています。イタリアの著名な記者ニコロ・スキラによれば、デポルティーボもこの獲得レースに参戦しています。

現在、チームの前線にはオーバメヤン、ジェレマイ、アスパ・イェンセンが君臨しており、さらに右サイドには若手のメジャやルイスミといったカンテラの逸材が控えており、新シーズンのアタック陣への期待は膨らむばかりです。(via ElDesmarque)

若手の整理と左サイドの強化!コマスやペドロサの動向

新シーズンに向けて積極的な補強を進める一方で、アントニオ・イダルゴ監督の戦術プランに基づいた人員整理と、手薄なポジションのテコ入れが並行して進められています。

若手カンテラーノのダニ・バルシア(2028年までの契約)は、今シーズンは出場機会を確実に確保してさらなる実戦経験を積ませるため、期限付き移籍(レンタル)での放出が既定路線となっています。セグンダ(2部)の複数のクラブが彼の状況を熱心に追っており、交渉の進展を待っています。また、同じく2028年まで契約を残すセンターバック、アルナウ・コマスについては、アルメリアやグラナダといった強豪クラブが獲得に向けてデポルティーボに打診を行っています。

さらに、左サイドバックの層をより強固にするため、セビージャに所属するアドリア・ペドロサに対しても、デポルティーボが最近になって彼の状況や獲得に必要な条件について問い合わせを実施しました。ペドロサはエルチェへの期限付き移籍を通じて市場での評価を大いに高めており、もし獲得できればアンヘリーニョとクアリアータに加えて、左サイドの競争力はリーガ屈指のものになります。(via ElDesmarque)

ヨーロッパ遠征の進捗!ザンクト・パウリ戦の激闘とフィオレンティーナ戦の予定

アントニオ・イダルゴ監督に率いられたデポルティーボのトップチームは、現在ヨーロッパ遠征を行い、プレシーズンの厳しい実戦テストを継続しています。

ドイツのハンブルクで行われたザンクト・パウリとの親善試合は、2-2の引き分けに終わりました。ブライト・エデとアレクシス・エダシュリがそれぞれ見事なゴールを記録。この試合は事前合意に基づき延長戦まで実施され、経験豊富なベテランからカンテラの若手まで幅広いメンバーに貴重なプレー時間を与えることができました。

そして、本日8月6日木曜日にはヨーロッパ遠征の次なる試練として、イタリアの強豪フィオレンティーナとのテストマッチを予定しています。フィオレンティーナは先日のレアル・マドリードとのプレシーズンマッチで2-2の引き分けを演じた難敵であり、非常にタフな戦いになることが予想されます。

試合はスペイン時間の20:30にキックオフ予定。テレビ中継はガルシアのローカル局「TVG(Televisión de Galicia)」にて生中継されます。チームはフィオレンティーナ戦の後も、イタリアのジェノアや王者レアル・マドリードといった超強豪クラブとのプレシーズンマッチを予定しており、ラ・リーガ開幕に向けて極めて高い強度でチームの連動性を仕上げています。(via MARCA)

【本日の総括】

昇格を果たしたデポルティーボ・ラ・コルーニャは、今夏の移籍市場で主役級の動きを見せています。アンヘリーニョの10年ぶりのエモーショナルな復帰が決定し、さらにエースのジェレマイに対する数々の巨額オファーを跳ね除けて残留を確実にするなど、チームの基盤は強固に守られています。フェルナンド・ソリアーノSDはオーバメヤンの獲得に続き、フリーのアダマ・トラオレらの獲得を狙って前線の最後の仕上げに動いており、ダニ・バルシアやアルナウ・コマスの放出を急いで選手登録枠の調整を進めています。本日行われるイタリアの強豪フィオレンティーナとの親善試合は、イダルゴ監督の新生デポルティーボが1部でどこまで戦えるかを占う極めて重要なテストマッチとなるでしょう。